標高差:205m(リフトの西島駅より)
徳島県三好市
見ノ越駅 |
西島駅 |
剣山山頂 |
13:25 |
13:43 |
14:16 |
登り:51分
下り:53分
剣山山頂 |
大剣神社 |
西島駅 |
見ノ越駅 |
散策したので不明 |
14:40 |
14:54 |
15:09 |
移動
”三嶺”の下山は12時50分と早く済んだので、欲を出して剣山に登ることにする。 名頃から
見ノ越までは8km程の距離であり、移動には時間が掛からない。 しかし、登山口から登っていると
東赤石山への移動時間がなくなってしまうので、ここは手を抜いて金で時間と楽チンを買うことにした。
(本当はしんどいのが嫌なだけ)
トータル:1時間44分 (山頂散策時間含む)
Road Map :名頃登山口から見ノ越の登山口への移動のみ。
Route Map:見ノ越より登山リフトに乗り、西島駅から尾根道を登り、下りは大剣神社側に下る。
往復、登山リフトを利用する。
'07年度の四国の山遠征
天空散歩は楽チンで気持ちが良い。 前のおっさんが言っていたが
”これやったら何周でも乗っていたいなー”は実感としてよく判る。
西島駅で降りると標高は既に1750m、山頂までは205mを残すのみ。
前回は登山口から歩いて50分掛かっている。 西島駅からも展望は良く、
前回、ここで休息した記憶がよみがえる。
まずは最短コースの尾根道を登り始める。 コンクリートで
固められた登山道は味気ないが終始展望は良い。
”ここは刀掛け松”と書かれた分岐点に着く。 右へ380mで
行場に行けるらしいが、今日は行っている時間がないので割愛する。
尾根道から北面を見ると ”赤帽子山”(1,611m)の山腹を
R438が横切っているのがよく見えた。
ピークらしいピークの無い ”剣山”であるが、三角点のある最高地点には
沢山のハイカーが集っていた。 散策で登っている人がほとんどで、
山登りの格好をしている方が恥ずかしいくらいだ。
リフトでズルしたお陰で51分で ”剣山”(1,955m)に着く。
どこが山頂か判らない位ピーク感が無い。
日差しは強いが風があり上着を着ていても寒い位だった。
山頂より南西方向の ”ジロウギュウ”側を見る。
こちら側に縦走していく人も多く見掛けた。
”ミヤマクマザサ”保護の為に木道が設置されている広々とした山頂全景。
自分的には鋭峻な山が好きであり、草原とか笹原は登った感じが薄くあまり好きではない。
数時間前には山頂に立っていた ”三嶺”(1,893m)が見える。
他の山の同定はまったく出来ない。
下山路は ”大剣神社”側とする。
”お塔岩”の下に大剣神社があり、近くに日本百名水が湧いていた。
下りのリフトは高度感があり、登り以上に気持ちが良い。
自分本来の ”楽して登る日本百名山”が戻ってきた感じがした。
今回の遠征で ”いやしの温泉郷”だけは決めていた。
フロントで料金を払うとき800円と聞き、受付に思わず ”高いなー!”と言ってしまった。 他に当ては無くしぶしぶ入ったが、
入浴料の高い分、良い設備の温泉ではあった。
登山リフト乗場である見ノ越駅、手前のログハウスはビジターセンター
で剣山の自然を紹介している。 登山リフトは片道千円、往復で買うと
割引で1800円になる。 歩いて下ってしまいそうなので往復券を買う。
四国の国道は半端でない
温泉で汗を流した後は赤石山登山口に移動する訳だが、酷道438号線に続いて酷道439号線も凄まじく酷い道で林道でももう少し広いぞと思ってしまう。
特に京柱峠への道は途中通行止めになっており、迂回路が設定されているが迂回路は路面が地割れし傾きもあるので、おちおちと走っておれない。 地図上の距離は直ぐ近くであってもスピードが出せないので時間ばかりが掛かってしまう。土佐町でコンビニを見付け、明日のお昼を買うことが出来た。
渇水で有名(?)な早明浦ダムからの県道6号線も対向車が来れば離合出来ない程狭い道で、明日の移動には遠回りになってもこの道は使わないことにする。
つるぎさん
『日本百名山』 急遽、追加した山なので時間稼ぎで往復リフトを利用する。
深田久弥著の「日本百名山」から
剣山の頂上は、森林帯を辛うじて抜いた草地で、その広々した原は、昼寝を誘われるような、のんびりした気持ちのいい所であった。 すぐ真向かいには、こちらより僅かに低いジロウギュウが中々立派であり、北方には幾重も山を越えて瀬戸内海の方が見渡せた。
前回、”剣山”に登ったのは1999年5月の8年前なので、
山頂周辺の記憶は殆ど無くなっていた。
”お塔岩”の根本にある ”大剣神社”。
今日の温泉
2024年1月13日改定