黒木山 (393m)

2006年10月29日


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兵庫県中町

息を切らさないウォーキングをしたくて翠明湖に向うが、結局、縦走を楽しんでしまった。

整備された歩き易い道を登っていくと、林間広場からの縦走路と合流する。縦走路に出ると雑木林となり木立ちの隙間から展望も得られた。

湖岸道路には登山口(遊歩道)が沢山あり、それぞれに
遊歩道名が付けられていた。 9時15分に登り始める。

縦走路の一番北側である林間広場の登山口から登ろうと思っていたが、
駐車場の入口が塞がれていたので一つ手前の登山口から登ることにした。
車は湖岸道路の空きスペースに停める。

”翠明湖”と ”翠橋”を眺めながら足を進める。

Road Map :中町のセントラルサーキット手前を翠明湖の麹屋ダムへ。
Route Map:湖岸には登山口(遊歩道)が沢山あるので、適当に撰ぶ。
標高差:233m
後の384mピークを下ると ”展望舎”に出る 。展望舎はピークにあるものと思っていたが鞍部の結構低い所にあった。それでも展望は良好。
”展望舎”には展望台と東屋があるが、どちらからも展望は良い。
湖岸道路からここへ直接登れる道もあった。
”黒木山”の山頂にも東屋があり、ここからの展望も良好だった。
日曜日であるのにここまで誰とも会わなかった。
まだ10時40分であるが、ここでお昼休憩とする。
1時間13分にて最高峰の ”黒木山”(393m)に着く。
短時間で ”黒木山”に登れてしまったので、 ”大亀岩”のある次のピークまで足を伸ばすことにした。
展望舎からピークに登り ”黒木山”を見る。
展望舎は縦走路と林道が交差しており ”山の交差点”の別名が付いて
いた。 ポンプ井戸があったのでシュポシュポしてみると水が出てきた。
しかし、飲用不可の注意書きがありトイレの手洗い水の様だ。
次のピークへのきつい登りを進んで行くと ”大亀岩”の表示が出てきたが、どこに ”亀”が居るのか判らなかった。 写真の何の変哲も無い岩を ”亀”と称している様だ。 亀ヶ壺の亀岩、聖岳のガメゴン岩
方がはるかに亀っぽい。
”黒木山”をどんどん下り、鞍部に下りると渓流広場への分岐となる。
帰りは ”渓流広場”に寄ってみることにする。
次の386mピークは山名も無い様で山頂表示は何も無かったが、
ここへの登りが一番きつかった。 鞍部に引き返して ”翠明湖”
とは反対側の ”渓谷広場”側に下る。
縦走中は山頂に特徴のある笠形山、千ヶ峰、近くに妙見山が見えていたが、
相変わらずもやっていて展望は霞んでいた。
渓谷と称する程の物では無いが、子供の水遊びには楽しそうな場所だ。
水量は少なく沢水は綺麗でなかった。
小さな滝には ”不動明王”が祭ってあった。
意外とこの林道が展望舎の山の交差点まで続いていた。
林道は更に ”翠明湖”まで延びているが、通行止めとなっている。
ここで食事が出来る様で沢山の車が来ていた。 裏側の渓谷木道を歩いたので建屋の中は確認出来ず。 この辺りは既に渓谷とは言えず単なる小川と化している。
湖岸道路を1.5km歩き車に帰る。
曇ってはきたが ”翠橋”が綺麗な姿を見せている。
展望舎から最短道で湖岸道路まで下りて舗装道を歩いて帰る。
翠橋にあるターミナルマストはヨットをイメージしているのか。
下ではバーベキューをしていた。
雑感
  紅葉の始まったこの季節には氷ノ山方面には沢山のハイカーが登っているものと思える。
しかし、ここはこれだけ整備された展望の良い道なのに今日会ったハイカーは2組だけ。
ちょっと寂しい。 湖岸道路から黒木山までの標高差は233mしかないが、縦走中に多くの
ピークを通っているのでかなり歩いた気分にはなっている。
今まで存在すら知らなかった ”黒木山”を3時間15分で終える。
翠明湖
くろきやま
兵庫100山』   全てがよく整備された遊歩道であり、展望の良いハイキング山だった。
南東方向には爆音を発して走行している1周2.8kmのセントラルサーキットが見えた。