兵庫県香美町
2月8日は日本列島太平洋側が大雪の天気になりスキー行きは中止。翌日の2月9日に改めておじろスキー場に向うが、相変わらずの冬型の気圧配置で天気はよろしくなかった。悪いのは天気だけでは無かった。
4年前のスカイバレーではバッチリ滑れたのに、今日はまったく足が動かず、コケまくり。
緩斜面で何度も練習するが、最後まで4年前の滑りに戻れることはなく、転倒により、膝の捻挫、硬い雪面での頭の強打を繰り返してしまった。歳には勝てなかった。
へたくそになっていたのにびっくり!
レンタルの道具のせいにも、硬い雪面のせいにもしたいが、そんなのを言い訳に出来ない程のぶざまな滑りしか出来なかった。 20年振りに滑った時にはブランクを感じない滑りが出来たのに・・・
昼からは初心者コースで猛特訓
これで終っては悔し過ぎる。 一日券の元を取るべく、仲間と別れてガラガラの初心者コースで一人特訓をする。 いわゆる ”ソーメン流し”と言うやつで、休むのはリフトに乗っている時だけの状態で滑りまくる。
しかし、少しは足が揃う様にはなったが、結局、昔の状態には戻ることはなかった。
ミカタ・スノーパーク
相棒が近郊のスキー場では一日券が一番安い(\2500)スキー場を見付けてくれていたので費用的には随分楽になった。板と靴をレンタルして滑走の準備をする。
キッズゲレンデから見た中初心者ゲレンデと奥に上級者コースを見る。
天気は日本海らしい雪曇り空で時々小雪が舞っている。
まずは足慣らしとして初心者用緩斜面を滑るが、早速、転倒。何かおかしい、以前の滑りが出来ない。
中級コースと言えどコブはまったく無く、軽くウェーデルンで下って行くつもりが、雪面が硬く逆エッジが引っ掛かって転倒しまくり。
滑り感が戻らないまま中級コースに行くが、エッジを利かすことが出来ずにこけまくりの哀れな姿となる。
30年前に会社から支給された高級防寒ジャンバーを初めて着る。
ジャンバーは暖かいが心には冷たい風が吹いている。
意気揚々の相棒とうなだれるおいら。
滑れもしないのに若い時の調子で上級コースに行く。右も左も上級コースに変わりが無いので、右側のコースを選ぶ。
巾の狭い林道コースは昔は得意としていたが、今は上級コースに入ったことを直ぐに後悔する。後から撮って貰った写真は完全にへっぴり腰になっていた。
これがレストハウスを見下ろす”ミカタの壁”。当然、ここを滑る元気など微塵も無く、軽くパスする。
上級者コースに来ても、この壁を滑る人は殆んど居ない。
この斜度は若い時でも、まともには滑り下りることが出来なかっただろう。
壁をパスして林道コースに向う。折角の連写が役に立っていない。
逃げる様にして林道コースに入ったが、今日の俺に取ってこのエスケープコースも手強かった。雪面が硬く斜度もきついので、ここでもこけまくり、板が縺れてしまい、膝の捻挫までしてしまう。
ゲレンデにはモンスターがある訳でもなく、霧氷も見られない。雪を被った針葉樹があるのみ。
晴れていればこの程度の樹林でも綺麗だったと思うのであるが・・・
『兵庫100山』 職場のスキー・スノボに参加。 天気が悪くて残念、腕が落ちていて更に残念。