野間山 (330m)

標高差:200m
兵庫県八千代町

2004年01月31日


  比延山に近い八千代町役場前の野間山に登る。

ここも低い山であるが比延山以上のきつい長い階段から始まる。
登りの傾斜が急な為、見る見る標高を稼ぎ、あっと言う間に駐車場は遥か下の方に移っていく。
20分で見張り台と呼ばれる広場に出るが展望は良くない。 ここから登りは緩くなり本丸城跡を歩く。

城跡からの展望は抜群で北斜面は崖になっており眼下にコテージ村の赤い屋根が点在する、遠くに目をやれば笠形山がそびえている。
比延山から見るより随分近くになった。

兵溜りと呼ばれる鞍部に降りるが、道は極端に悪くなり踏み跡が薄っすら残る程度にしかない。 テープのマーキングが無いと降り口も判らないと思う。 鞍部は仁王門へ降りる分岐点になっている。

鞍部からは更に道が悪い斜面を登り返し大きな一枚岩を過ぎると
43分でしょうどの丸の山頂に出る

山頂は三角点はおろか山頂を示す標識は何も無い、展望も全然利かないので、誰も来ないのはうなずける。
来た道を引き返し1時間30分で野間山を終える。

八千代役場近くから見た山容。 仁王門を経由して谷沿いから登る
道があるようだが、今回は裏側の尾根筋から登る。

登山口にある案内地図。
登山口から急な長い階段が続く。

登るに従い傾斜は緩くなってくる。 雑木林で雰囲気は最高。

見張り台と呼ばれる広場(と思う)。 展望は良くない。

北面には笠形山が近くに見える様になってきた。
天気も良くなって来た。

山頂付近には城跡らしき石垣が少し残っている。
北面は崖になっており、眼下にコテージ村の赤い屋根が見える。
奥まった場所でROLLOUT野郎の標識を発見。
裏側には'97,5,24の文字が彫ってあった。
同じ場所に同じ大垣氏の新しい標識もあった。
1週間前の寒い時のものだ。 売名行為の好きな人だし、彼を知らないハイカーに取っては
単なる迷惑なゴミである。
”しょうどの丸”への途中にあった大きな一枚岩に張り付いて
いた松の木。 映画ベストキッドの盆栽を思い出す。
”しょうどの丸”の山頂(350m)でお昼とする。
雑木林で展望は利かず行く価値は無し。
兵庫の山では西宮勤労山岳会の標識をよく見かけるが、ROLLOUTの標識を見るのは久し振りだ。兎に角、登山道ではMTB、トライアル車とは出会いたくない。昔と違いトライアル車を全然見掛けなくなってきた。マナーが良くなったのかトライアル人口が減ったのか・・・
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兵庫100山』   何て言うことは無い、山城跡の低山を歩く。
のまやま