兵庫県神崎郡神河町東柏尾

2018年03月29


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Road Map :播但道を神埼南ICで下りると直ぐ来た西側に桜花園入口がある。
Route Map:桜花園を通り抜けて林道で大嶽山に登り、小嶽山から杣道で下山する。
兵庫の山』  山には魅力が薄く、花見には1週間早かった。
桜花園のHPから
  かみかわ 桜の山・桜華園は神河町東柏尾にある大嶽山(おおたけさん)の山麓15haに世界の桜240品種3千本の桜を植栽した桜の青空博物館です。
多品種にわたり、それぞれの開花時期が異なるため、広い園内を満開の桜前線が徐々に移動していきます。一度に全山が満開になるのではなく一本一本の桜をじっくり楽しんでいただけるようになっています。何度訪れてもまたひと味違う桜の様子を見ることができ、3月中旬〜5月上旬まで長い間楽しんでいただけます。
入園料:中学生以上 300円、小学生 100円、駐車料金:乗用車 300円。
オフシーズンは入園料、駐車料ともに無料。
大嶽山、桜華園
  まったく知らなかった山だし、花見がなければ絶対に登ることの山だったと思う。 山頂からの展望は良かったのに黄砂によるものと思う霞で折角の展望は台無しであった。 この季節ではしょうが無い感じである。
この後、直ぐ近くの ”高場山”へ滝巡りに向かう。
大嶽山 (453m)、小嶽山
ここ1週間、4月末の晴天、20℃以上の最高気温が続き、早く花見に行かなければ散
ってしまうと思ったが、桜花園には世界中のサクラの品種が植えられており、まだ咲い
ていないのが殆どであった。品種に寄ってはハザクラに成りかけているものもあった。
おおたけさん
こたけさん
桜花園
登り:52分(桜花園経由林道にて)
下り:1時間53分(杣道にて桜花園経由)
トータル:2時間45分
下りの杣道歩きは大きなジグの水平道が続き、相当時間を要した。
町道から見た ”桜花園”にはサクラがまったく咲いていなかったが、遊歩道
入口には見事にサクラが咲いていた。 これはサクラの種類によるのだろう。
”桜花園”の駐車場は有料なので通り過ぎ100m程進むと
無料の広い駐車場があった。 8時28分に駐車場から歩き始める。
四方への道標が出て来たので、一番判りやすい桜花園の方向に向かってみる。
遊歩道に入って直ぐに獣避けゲートが出てきたが、
これは簡単に開閉出来る構造になっていた。
高い位置に休憩東屋が見えて来た。
周辺のサクラはやっと蕾が付いた状態で花見山をまったく感じられなかった。
”桜花園”に入り目的は大嶽山なので、上へ上へ登って行く。
今日は雲一つ無い晴天であるが、春霞(黄砂?)が酷く、見通しが悪い。
山頂に立つ電波塔で ”大獄山”と判った。 まだまだ遠い。
縦横に伸びた散策道を標高の高い方へ進んで行く。
ここからちょっこと頭を出している ”大獄山”は見えていた。
47分にて林道は終点となり、周囲を見渡すと登山道があった。
林道に入り、この道しかないだろうと進んで行くが方向が少し違うような気もした。
途中に道標があり、ここで始めて ”小嶽山”の存在を知った。
尾根筋に登山道が伸びていたが、5m程の間隔で3本の登山道が伸びていた。
一帯どうなっているんだろう。
52分にてNHKの電波施設が建つ ”大嶽山”(453m)に着く。
山頂への最後の登りは石段の段差が大きくきつかった。
三角点はあったが、山頂表示がまったく無かった。
かつては何らかの表示があったらしいので風で飛ばされたのかも知れない。
山頂より西方向を見る。 この山並みの中に ”雪彦山”があるはずであるが、同定は出来ていない。
山頂より南方向を見る。 眼下に市川の流れが見えるが春霞で残念な景観になってしまっている。
山頂より北方向を見る。 どっしりとした山が見えるが、同定は出来ていない。
南方向に下って行くと鞍部に道標が立っていた。
道標には ”小嶽山”への方向が表示されていた。
同じ道で引き返す予定だったが ”小嶽山”が気になり行ってみることにした。
”大嶽山”から18分程で ”小嶽山”に着く。
ベンチはあったが三角点も山頂表示もなかったが、南方向の展望は開けていた。
”小嶽山”への登り途中から振り返り見た ”大嶽山”
”小嶽山”から南方向の展望。 見晴らしは良いが見通しが悪い。
”大獄山”へ登り返して登って来た林道で下山するつもりであったが。 鞍部まで戻った時に東方向に下る微かな踏み跡を見付けてしまった。 同じ道で下山するのは味気ないので、この踏み跡に入ってみたが、これが最悪の事態に・・・
大きくジグを切った道であったが、殆どが水平道で距離はある割には一向に
下っていかない。 これは登山道では無く昔の林業用の杣道なのだろう。
時間が経つばかりで中々下っていかない中、下山51分で沢に出た。
沢沿いの薄い踏み跡を辿って行く。
沢沿いに進んで行くと下山出来るのは間違いないのだが、
”桜花園”に戻りたく途中から山登りに転じる。
沢からの斜面を徘徊しながらも ”桜花園”に戻れた。
山肌のサクラはまったく咲いていなくてがっかりである。
この斜面でゼンマイを採っているおばさんが居た。
”桜花園”を下って行くと満開になっているサクラが出て来た。
このサクラはハザクラに成りかけていた。 これはサクラの種類によるのだろう。
下る程に沢山咲いていた。
240品種あると言われているサクラの木には品種名と寄贈者の名前が表示されていた。
今回1番のお気に入りの花見場所。 最初に行った東屋が見えていた。
”桜花園”の入口となる ”笠森稲荷神社”の鳥居列。
右の建屋が料金所となっている管理棟。
トータル2時間45分で車に戻る。 たった100m程しか離れて
いないのに花見客は誰もこの無料駐車場に気付いていない様だ。
300円を節約しようと思っているのはおいらだけか。