五峰山〜角尾山 (344m)

2007年09月29日


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兵庫県滝野町
岡山の和気アルプスを久し振りに歩きたかったがマツタケシーズンであり入山禁止の時期だと気付き、西脇市手前の角尾山なる山に行くことにした。先週の坂本城跡と同じく情報がほとんどないが適当に歩くことにする。
八王子池からは一般道を1時間歩いて駐車場に帰り、4時間半で ”角尾山”を終える。
”三川山”の時と同じく登る季節が悪かったのであろうが強烈なクモの巣に良い印象を持てない山と
なった。 今日は涼しくて汗は掻かなかったが、クモの巣が気になるので ”角尾山”の裏にある滝野温泉 ”ぽかぽ”に入る。 入浴料600円で、まぁそれなりに良い温泉だった。
Road Map :播磨中央公園を目指し、そこから光明寺を探して行く。
Route Map:光明寺から五峰山に登り、角尾山まで縦走する。
ごぶさん
つのおさん
”光明寺”の広い駐車場には綺麗なトイレもあった。
左スロープから更に車で登れるが急登なので進入禁止になっていた。
駐車場からは展望良く、数曽寺、三草山が見えていた。
泣き出しそうな天候なので六甲山はそれだと判る程度だった。
駐車場にあった案内板。左の地図にはハイキングコースとして ”高倉コース”と ”奥の谷コース”が書かれているが、展望台を経由した関係で ”高倉コース”に入ってしまう。
六甲山と同じく五峰山と言う山頂は無いらしく一帯の山を五峰山と言うらしい。
駐車場を9時53分に出発する。 境内への舗装路はかなり急でここで息が切れてしまいそうになる。 途中に ”見晴らし台”へ行く脇道があったので寄ってみる。
2つ目の ”展望台”の方が見晴らしは良く、眼下に播磨中央公園が
見えていた。 カワラケ投げはここでするらしいが興味無し。
最初にあった ”見晴らし台”。
展望は良いが市街地が見えているだけ。
”仁王門”に着く。 寺院仏閣に興味がある人には面白い
ところかも知れないが、興味が無いので通り過ぎるだけ。
境内に戻り歩いて行くと1本だけ紅葉の始まっているモミジがあった。
この境内は ”西光寺”と同じくモミジ、カエデの木が多く、見事な
紅葉を見せてくれるものと思う。
道標では ”三角点”と表示された所に着いた。 単なる薮山であり
ピーク感はゼロ、展望もゼロ。 40周年の記念登山にこんな薮山に
来るなと言いたくなる記念プレートがあり、 ”五峰山”と明記して
あるが ”五峰山最高地点”が正しいのでは?、 後で判ったことであるがこのピーク(?)には ”扇山”の山名がある様だった。
”光明寺”からは違う道に入り込んでしまい、少し遠回りして昔の
参道と思われる様な広い散策道に出た。 道標が少ないのでこの先
でも道間違いをする。 良い道だったのはこの辺りだけだった。
”三角点”からのクモの巣の多い薮道を進んで行くと広い道に出た。
この道が ”光明寺”からの ”奥の谷コース”だった。
雑木林で展望が利かない道から一瞬開けた箇所があった。
ここでもクモさんが主役の様に写っている。
ここまでも多少のクモの巣はあったが、縦走路を進むにつれてどんどんクモの巣が増えてくる。 こんなに異常にクモの巣が多い山は8月に登った三川山以来だ。
ストックでクモの巣を掃いながら歩いているとストックが重たくなるほどクモの巣がこびり付いてしまった。
クモの巣地獄に入り込む
左写真のピークに登り振返る。 ピークの上部のみ展望が良くなるが、
ピークにもクモの巣は張っている。
最初の小さなピークに登るとその先に山らしい景観が広がった。
しかしピークを下ると直ぐに元の薮山に戻ってしまう。
何度か小さなピークを乗り越え、下山路にする予定の分岐点を見付ける。ここまで歩いて来た ”奥の谷コース”に ”裏道”の表示があった。
兎に角、判り辛い表示が多過ぎる。
2時間強で ”角尾山”(344m)に着く。 クモの巣が無い時期なら
1時間半も掛からないだろう。 山頂からは360°の展望が得られ
れたが、大した景観では無かった。
山頂より西脇市側を見る。 今にも振り出しそうな天気で見通しは良くない。
風が涼しく気持ちの良い季節になってきた。
雑木林で展望は利かないが中々歩き易い道なのに、
クモの巣払いが忙しくどんな道だったのか記憶が無い。
後半のクモの巣払いに使った枯れ枝。 払ったクモの巣の中に2匹、
クモが閉じ込められていた。 クモの巣払い棒は合計3本使った。
水の無くなっている池の中を歩いて行くことにする。
クモの巣払いで下山も時間が掛かり、1時間30分で ”八王子池”に着く。 本来、ゲートを開けて堰堤を歩くはずであるが、ゲートの向こうは草が生茂り歩ける状態ではなかった。
パノラマにする程の景観ではないが、縦走尾根を見る。
ここから ”角尾山”は見えていなかった。
ここからの登山口は表示がまったく無く、ネットでしか知るよしがない。
”角尾山”の山頂下で拾ったシバクリと我家の庭で採れたクリを比べてみる。
まったくの相似形であるが、重量は1/10しかない。 味の差は今晩食してみます。 後日談、どっちも味に変わりなく美味かったが、シバグリは小さいので、食べるのが邪魔臭く、味の確認に1ヶづつ食べたのみ。
シバクリはこれが全てであるが、我が家のクリはまだ少しづつ毎日採れている。
兵庫100山』   又、詰まらない山歩きをしてしまった。