兵庫県神崎郡神河町長谷

2022年03月03日


日本のダム湖巡りに戻る
ダム湖巡り』 長谷ダムの堰堤が横断出来ない為に長谷ダム池の周回はやたら遠回りとなった。
長谷ダムの情報
  太田池を上池とした揚水式発電の下池にあたるのが長谷ダム。 カミソリのようなシャープな堰体がど迫力。 両岸の谷が急峻なためダム湖の面積はさほど広くないのですが、水深はやばそうです。 兵庫県には2つの長谷ダムがあり、たつの市の方は ”ながたにダム”と読む。
”太田ダム池”周回が出来なかったのは残念でした
  ”太田ダム池”の周回には多くの残雪が残っているだろうと覚悟はしていが、まだ林道が除雪されておらず、通行止めなのは予想していなかった。
  西側の宍粟市側から峰山高原に入る道路は除雪されているかも知れないが、今日は深追いは止めて、雪解けを待ってから ”太田ダム池”をゆったりと散策することにした。
”長谷ダム池”周回の誤算
 比較的に簡単に周回出来ると思ったが、長谷ダムの堰堤が横断出来ないことで、ダムの下流側を大きく迂回することになり、無駄な距離が大きく増えてしまった。
ダムカード2種類をゲット出来た
  ダムカードの要求に対してダムに行った証拠の写真を見せろと要求して来る発行所も多いが、行っても居ない ”太田ダム”のダムカードも無条件で発行して頂いた。 ”太田ダム”へは後日必ず行きます。
長谷ダム池一周ウォーキング
  本日の予定は先に ”太田ダム池”を周回して ”長谷ダム池”の周回を
行うべく、県道39号線を ”長谷ダム”を通り越して出合橋から ”太田ダム池”に向かっていると、林道に入って直ぐに林道の除雪が行われておらずに通行禁止となっていた。
  仕方なく、本日は ”長谷ダム池”の周回だけで済ますことにしたが、ダム堰堤の通り向けが出来ないことが判り、スタート地点をダム下流の公園駐車場とした為に、やたら周回距離が長くなってしまった。
はせダムいけ
Road Map :県道39号線を砥峰高原に向かうと長谷ダム池がある。
Route Map:ダム下流の公園から右回りに長谷ダム池を周回する。
周回距離:10.3km(寄り道あり)
周回時間:2時間37分(寄り道あり)

下部調整池
エル・ビレッジおおかわちとは
  長谷ダム下にある関電の発電施設である ”大河内発電所”の関連施設であり、公園風の敷地にインフォメーション、喫茶店、温室、子供の遊び場等が並んでいる。 不定的には ”大河内発電所”の見学会が行われている様だ。 ここの喫茶店の名物は ”ダムカレー”であり、インフォメーションでは長谷ダムと太田ダムのダムカードを発行して貰える。
ダム堰堤が通り抜け出来るなら、簡単に長谷ダム池を周回出来るのであるが、ダム堰堤の左岸側が通行止めとなっているので、ダム下流側の道がやたら長くなる。
太田ダムへの林道が除雪されておらず通行止めとなっていたので、長谷ダムに
引き返して来て県道39号線沿いから ”長谷ダム”を見る。
”長谷ダム”を見るには県道から見るのが一番であった。
県道39号線には長谷ダムを展望する為の駐車スペースが3ヶ所にあった。
堤高102mは兵庫県で一番高いダムらしい。 しかし、デザインが味気ない。
太田ダムと長谷ダムのダムカードを発行して頂ける ”エル・ビレッジおおかわち”の
駐車場から歩き始めることにする。 ”エル・ビレッジおおかわち”は
関電の大河内発電所関連のレジャー施設らしいが、詳細は判らない。
”エル・グランド”の施設は広く、大川発電所の施設見学も出来る様である。
駐車場は施設外の公園にあった。
”長谷ダム”の下まで行けるが、展望は県道からの方が良かった。
関係者以外は立入禁止となっていたが、
犬見川を遡って長谷ダム下へ行ってみる。
シンプル過ぎて何の飾りも無い ”長谷ダム”を見る。
ダム右岸道に行く道路から見た ”エル・ビレッジ”の
建屋と大河内発電所、長谷ダム。
犬見川と大河内発電施設に挟まれた管理道路を戻って行く。
右岸道路に入る ”水の谷トンネル”が見えて来た。
本来、ダム湖岸歩きは標高差がないものであるが、堤高102mへ
堰堤までの道路歩きはウォームアップ以上であった。
長谷ダム堰堤は関電の施設の様であるが、観光バス用の駐車場もあった。
”長谷ダム堰堤”に行くにはトンネル手前を右に曲がる。
”長谷ダム”を側面から見る。 対岸には県道39号線が見えている。
先程はダムの下側まで来ており、下からダムを眺めていた。
ダムの堰堤は県道側へ抜けられないのは調べ済みである。
ダム管理事務所には2台の乗用車が停まっていたので、管理者が
常駐している様だった。 ここでダムカードは発行して貰えない。
ダム堰堤の中央部から ”長谷ダム池”を見る。 両側に伸びる湖岸道路も見えていた。
ダム堰堤の中央部から管理事務をを見る。トンネルを
回避する遊歩道はない様なので、トンネルに戻ることになる。
大河内発電所には長谷ダム池の水が流れているのではなく、
長谷池の水を太田池へ揚水して、太田池から落差395mを
利用して発電しているらしい。
”水の谷トンネル”に入ると恐れていたことが・・・
歩道が無かったのだ。 幸い車は1台も通らなかった。
右岸道路をある程度進んで ”長谷ダム”を振り返り見る。
車の通行は殆どないが、綺麗に舗装された道路が続く。
更に右岸道路を進んで、振り返り ”長谷ダム”を見る。
東側には千mを越える山が連なっているが、有名山は無い様だ。
簡単な休息所と駐車場があったが、
樹木が茂り、ダム池は見えなかった。
対岸の県道39号線にお宮風の建屋が見えていた。
ここから上流側が ”犬見川”の領域と思われる。
まだ長谷池の領域と思われるが・・・
この辺りでは ”犬見側”の右岸を歩いている。
山蔭になる所には残雪が少しあり、冷え込むと道路の凍結が
ありそうだった。 今日の気温は高く凍結の心配はなさそうだ。
”犬見川”を挟んで対岸との距離はどんどん近付いて行く。
左岸の県道までは50m程の距離であるが、
橋が無いので左岸には渡れない。
”出合橋”から ”犬見川”の下流側を見る。
ここからでは長谷ダム堰堤は見えていない。
やっとUターン出来る ”出合橋”が見えて来た。
この橋は先程 ”太田ダム池”に行くのに通っている。
県道39号線を長谷ダム方向に戻って行く。
歩道が無い代わりに白線が引かれていた。
”出合橋”から ”犬見川”の上流側を見る。
右岸からも見えていた ”犬見川”の中に伸びる遊歩道?、
作業道?の入口部は完全に通行止めされていた。
見えている山の向こう側に ”夜鷹山”、”太田ダム池”があるはず。
”犬見川”と”長谷ダム池”の接続部に戻って来て、ダム堰堤も見え出した。
2つの取水口から名水が流れ出していた。
右岸から見えていたお宮は名水汲み場の ”清水お大師”であった。
展望所からは樹木が茂りダム側は見えなったが、
ダム上流側が少し見えていた。
”深山トンネル”の横には展望所的な駐車場があったので寄ってみる。
”深山トンネル”は流石に県道であり、両側に歩道があった。
歩道があり車に対して安心して歩けたが、照明が暗過ぎた。
通行止めの理由は判らないが、この道路が通れるなら
”長谷ダム池”の周回がかなり簡単になる。
トンネル出口にはダム堰堤からの道路が通っているが、
何故か厳重に通行止めがされていた。
朝方、車で見に行った同じ ”長谷ダム”を歩行者として再度見る。
現地ではどこに行く道か判らなかったので、途中で中止したが、
GPS軌跡を見ると、行けた様な気がする。
道標も案内板も無かったが、エル・ビレッジへの近道、
遊歩道ではないかと思われる道があったので入ってみる。
県道に戻る。 何らかの注意書きが欲しい遊歩道跡であった。
遊歩道跡は倒木等で荒れていたが、それよりフェンスで囲まれた
地点に降りてしまう可能性があるので、途中で引返すことにした。
”犬見川”よりかなり高い位置に伸びる県道を下って行く。
”長谷ダム”の下流に広がる集落。 ダムの崩壊は怖くないのか?
下流側のUターン地点である ”思案橋”が見えて来た。
大きくカーブした ”思案橋”に入って行く。
”エル・ビレッジ”の施設は少し高台にあり、
眼下に駐車場の自車が見えていた。
駐車場は左側の道であるが、”エル・ビレッジ”の施設に入ってみる。
ダムカレーの旗が印象的であった。
”エル・ビレッジ”の施設に入る。 左側のフレームハウスはお花やさんらしい。
裏側から ”PR館”を見るとメチャクチャお洒落な建屋であった。
地図上では ”PR館”なっていた喫茶店もある総合事務所?には
今朝に車で来て開店前にダムカードを頂いた。
名物は ”ダムカレー”らしいが食べなかった。
”犬見川”を挟んで遊歩道が数多く整備されていた。
駐車場に繋がる階段道もお洒落であった。
車に戻り ”長谷ダム池”の周回ウォーキング2時間37分を終える。
本日、頂いた ”長谷ダム”のダムカード。