兵庫県多可町中区茂利

2023年09月04日


日本のダム湖巡りに戻る
ダム湖巡り』 翠明湖を半周してから登山道に入り黒木山を目指す。
久し振りのハイキングに疲れた。
  勾配のあるハイキングが久し振りであり、たった400mに満たない ”黒木山”に登るのに疲れてしまった。 登山口からの標高差でみると233mしか無い様だ。
  運動不足で体力が付いて行かなかったが、久し振りのハイキングが楽しかった。
翠明湖、黒木山ハイキング
すいめいこ、くろきやまハイキング
Road Map:県道24号線、八千代区仕出原から糀屋ダムへの道に入る。
Route Map:糀屋ダムの下流部に車を停めて、翠明湖の左岸路を歩き、
           翠大橋を右岸道に渡り、杉の小径登山口から黒木山への
           登山道に入る。

糀屋ダム
2022年1月3日には翠明湖の北端までを1周したが、
今回は黒木山に行きたいので、スギの小径登山口から尾根筋に向かう。
前回、頂いた ”糀屋ダム”のダムカード。
こうじやダム
散策時間:4時間11分
散策距離:8.1km
〔参考〕17年前の2006年10月29日に ”黒木山”に登った時の軌跡。
初めて ”糀屋ダム”の下流部に行き、糀屋ダムを見学してから翠明湖を左周りに歩き始める。
”糀屋ダム”の下流部には駐車場は無く、道幅が少し広くなった所に車を停めた。
雑木林の隙間から糀屋ダムが見え始めた。
ダム下から始まる左岸道路を翠明湖を目指して歩き始める。
糀屋ダムの天端、左岸側に着く。 相変わらずにガッチリと進入禁止がなされていた。
前回はゲートの端から進入して天端を歩いている。
ゲートの隙間にカメラのレンズを突っ込んで撮った天端道路。
正面に見えている一番高いピークが ”黒木山”(393m)である。
まったく水が流れいない吐出口。
左岸道路を少し進んでから見た ”糀屋ダム”の ”翠明湖”。
白い建屋は取水塔であり、その後ろにダム管理所が建っている。
振り返りお洒落な取水塔を見る。
左岸道をにはまだお陽さんが当たらず、暗い雰囲気となってしまった。
コンデジのズームでの拡大はこの程度。
右岸側の山筋に見覚えのある、展望東屋が見えた。
T字路には判り難い道標が立っていた。
車ではなく自転車に注意と表示されていた。
左岸道路はT字路となり、左に曲がると ”翠大橋”となる。
小型車なら離合出来るのかは確認していなかった。
対向車の有無を確認してから進入した方が良さそうだ。
”翠大橋”の入口には橋の諸元が書かれた説明板が立っていた。
”翠大橋”の中央付近から ”翠明湖”の上流側を見る。
前回は最上流部に見える橋の更に奥の道路まで歩いている。
同じく ”翠大橋”から見た ”翠明湖”の下流側には ”糀屋ダム”が正面に見えた。
”糀屋ダム”の写真を拡大してみた。
湖岸公園は ”翠大橋”の展望所となっており、
トイレもある。
”翠大橋”の右岸側には公園があり、ヨットの帆を模したテントがカッコ良い。
湖岸公園から見た ”翠大橋”はカッコ良いと思っている。
湖岸道路歩きから ”黒木山”へのハイキングに入る。
”絆の広場登山口”には登山地図が立っていたので確認しておく。
右岸道路には沢山の登山口があるが、ここが楽チンと思われる
登山口を決めていた。 最初に出て来たのは ”絆の広場登山口”
であり、登りたい登山口はここでは無かった。
”絆の広場”に立っていた簡易登山地図。 登りたい登山口は ”スギの小径”だと判る。
地図の方位は右側が北となっており、この方が判り易かった。
少し遠くなって来た ”翠大橋”を振り返り見る。
右岸道路を更に進み、”スギの小径登山口”を探す。
わんどの最奥に ”スギの小径”の登山口があった。
右岸道路を深いわんどに入って行く。
うっそうと茂るスギ林の中の登山道に入って行く。
はっきりと道標が立っていたので、これは助かった。
階段道が出て来ると登山道は明瞭になって来た。
スギ林に入ってみると登山道は不明瞭であった。
階段道になると、運動不足が効いて来る。
”展望デッキ15分”が自分の行きたい所だと思うが、
山中に同様の名前の場所が多くあるので、確実では無い。
入口付近は雰囲気の悪いスギ林であったが、
少し登ると雑木林に変わって来た。
樹林で展望が効かないが、雰囲気の良い登山道が続く。
古い登山地図が立っている分岐に着いたが、登山地図を見て
左に曲がると下山してしまうと勘違いして直進してしまった。
この直進こそ道間違いであったのだ。
今日も30℃超えの猛暑日であり、木陰が有難い。
分岐を直進するとどんどん登って行く。 この道は北側へ進む縦走路だと思い引返すことにした。
引返し地点から見た南側のピークを ”黒木山”と思ったが、これが ”山の交差点”だった。
古い登山地図が立っている分岐点まで戻り、改めて地図を見る。
この分岐点を右(南側)に曲がるのが正解であった。
道間違いだと気付き、登って来た急斜面を引返す。
分岐点に立っていた古い登山地図。 現在地付近が判り辛かった。
隣接してあった ”展望東屋”からは ”翠明湖”が見えた。
分岐から南方向に曲がると直ぐに ”展望デッキ”に出た。
”展望デッキ”は登山道筋にあると思い込んでいたのが
道間違いの原因だった。 正面が間違って登ってしまったピーク。
”展望東屋”から見えた ”翠明湖”と ”翠大橋”。
ここまで晴天であったが、少し曇って来た。
ズームで見た ”翠大橋”と湖岸公園のヨット風天幕。
同じく ”展望東屋”から見た ”翡翠湖”の南半分と ”糀屋ダム”。
すっかり曇り空になってしまった。
ズームで ”糀屋ダム”を撮るがピンボケになってしまった。
”飲めません”の表示がある手動ポンプを作動させて
みたが水は出なかった。 呼び水が必要なのかも知れない。
”展望東屋”から一段下ると懐かしの ”展望広場”に出る。
トイレと手動ポンプは健在であった。
14年前に来た時には手動ポンプからは冷たい地下水が出ていた。
”黒木山”には一人で来たのに、この写真は誰が撮ったのか?
樹間から時折見える ”翠明湖”。
”黒木山”への縦走路を進む。
無名ピークを目指して緩やかに登って行く。
この時点では目の前のピークが ”黒木山”と思っていたが、
これは縦走途中の無名ピークだった。
”黒木山”と思って登り着いたのは、単なる無名ピークだった。
樹間から ”糀屋ダム”が見えた。
緩やかにアップダウンを繰り返して行く。
樹木が無ければヤセ尾根の ”馬の背”であろう
縦走路を緩やかに下って行く。
ピークに向かっている登山道が見えている。
この時点では手前のピークが ”黒木山”と思っていたが、
後ろのピークが ”黒木山”であった。
ここを登り切ればピークに出られる感じがして来た。
今日は飲料水として500mlのポカリ1本しか持って来ていない。
30℃超えの猛暑に飲料水が底を付いて来た。
”山の交差点”には東西、南北からの登山道が合流しており、
”山の交差点”と名付けられた様である。
”黒木山”と信じて登ったピークは ”山の交差点”と
名付けられた標高370mの無名山だった。
樹林で覆われた道が続き、終始、展望は得られなかった。
更に尾根筋の道を ”黒木山”に向けて進んで行く。
鞍部からの登り返し。
鞍部に向けて小さく下って行く。
今度こそ ”黒木山”に向けて登って行く。
下山道に予定している ”分岐点”を通過する。
”こちらが黒木山です”の道標が非常に有難かった。
今更、兵庫県の山を同定する気にはなれない。
縦走路と ”黒木山”の分岐に着いた。
分岐と言っても ”黒木山”は左手目の前だ。
”展望東屋”の横にある ”黒木山”(393m)の三角点と山頂表示。
前回は奥に見える ”386m峰”まで縦走している。
1時間51分掛けて ”黒木山”の ”展望東屋”に到着する。
なんだ! このペースの遅さは!
前回、17年前に来た時は ”展望東屋”から ”翠大橋”まで見えていたが、
歳月で樹木が茂り、直ぐ東側の ”糀屋ダム”しか見えなくなっていた。
”展望東屋”に置かれていた双眼鏡。
よくぞパクられなく残っていたものだ。
ピンボケになってしまった ”展望東屋”から見た眼下の ”糀屋ダム”。
ポカリは飲み干してしまい飲み物も無く、直ぐに下山する。
下山道から分岐点の各種案内板を見る。
下山分岐点まで引返して下山路に入る。
”湖畔の広場”まで下ればロッジに自販機があるはずだ。
分岐からは急勾配の下り道が続く。
下山路は樹林帯の中の道であるが、時々、眼下の
”翠明湖”と”糀屋ダム”が望めた。
滑って転ぶと角が鋭い岩で切ってしまいそうなのでゆっくりと下る。
大袈裟な注意書きと思ったが、結構な岩場が続いた。
急な岩場は長く続くのでは無く、4ヶ所程に分散されていた。
時折、”翠明湖”が見えた。
少しづつ ”翠明湖”が近付いて来た。
岩場は転ばない様にゆっくりと下った。
この辺りは樹木が無ければ地形的に ”馬の背”になっているのだろう。
下るに従い、緩斜面の登山道が多くなって来た。
大きな看板は小学生相手の学習説明板であった。
分岐のある広場まで下りて来ると大きな看板が立っていた。
背景の山は ”黒木山”では無く ”386m峰”だと思う。
急斜面に大きくジグを切った登山道なので、距離がやらた長い。
分岐点には真っ直ぐに下る道もあったが、
どこに行く道か判らないので谷側に下る道を選ぶ。
何ターンしたであろうか? やっと沢が見え出した。
優しい斜度の道なので、中々下り終わってくれない。
真新しい木橋を渡って ”ダム湖畔”の公園に入る。
”尾根1.2km”の表示があった。
”ダム湖畔公園”に入ろうとすると、電撃柵で封鎖されていた。
ペットボトルの自販機を目の前にしながらなんてことだ。
迂回路の指示に従い、沢沿いの獣道?に入る。
クモの巣を払いながら右岸道路に出ることが出来た。
ここからの別の登山道の表示があった。
沢沿いには踏み跡があったが、この道が結構長く続いた。
右岸道路をダム下流側に向かって行く。
先程の分岐点から真っ直ぐ進めば、ここに出られたのかも知れない。
まあ、後の祭りである。
右岸道路からは時折 ”翠明湖”を見ることが出来た。
右岸側から ”糀屋ダム”の堰堤を見る。
ダムの下流側にポツンと停められている自車が見えた。
ダムの下流側にはまったく駐車場が無い。
道路に入ると前方に ”糀屋ダム”が望める。
ダムの下流側に入る道路に入る。
堰堤長306mのロックフィルダムである ”糀屋ダム”。
大きなダムであるが、質素であり見る価値は少ない。