兵庫県姫路市太市中

2023年07月04日


西日本のダム湖巡りに戻る
ダム巡り』 観光とは無縁の企業が所有するダム、貯水池なので厳重な立入禁止がなされていた。
桜山貯水池(ウィキペディアから抜粋)
  兵庫県姫路市太市中に建設された貯水池である。通称「桜ダム」。桜山貯水池の名前の由来は、現在は貯水池下にある旧飾磨郡余部村青山より旧揖保郡太市村に抜ける峠道の街路樹として多くの桜の木が植えられていたことから「桜峠」と呼ばれていたことに由来している。
桜山公園(姫路市のHPから)
  公園概要:桜が有名な公園です。広大な芝生広場を中心に、複合遊具や展望広場などの施設があり、ピクニックなどもおすすめです。 芝生広場の周りには1週約700mの散策路があり、散歩やジョギングなども楽しめます。 主な施設:複合遊具、大型遊具、芝生広場、休憩施設、園路、駐車場、トイレ。 駐車場:80台
始めて知った ”桜山ダム”。
  交通費節約で近隣のため池を探していると姫路に ”桜山ダム”なる物がある事を知った。 地図で見る限りでは ”桜山貯水池”を周回出来る道が薄く描かれているが、ネット検索しても周回したとの記録は出てこなっかった。
自宅からは近い所にあった。
  殆どを加古川バイパス、姫路バイパスを通ることになるので、自宅からは40分程で ”桜山公園”に着くことが出来た。 こんな近くにあるダムを知らなかったが、すぐ横の国道29号線は何度も走っている。
桜山貯水池散策
さくらやまちょすいいけさんさく
Road Map :姫路バイパス道を姫路西ICで下りれば北東方向にある。
Route Map:桜山貯水池の周回は立入禁止で周回は出来なかった。
散策距離:7.5km。
散策時間:2時間20分。

桜山ダム
当初、車道と併設された遊歩道に気付かなかった。
桜山公園の駐車場は3個所にあるが、入口に近いこの駐車場以外は
8:30〜17:30の間、出入口が施錠されてしまうので要注意である。
広い円形の芝生広場の奥には早速 ”桜山ダム”が見えていた。
朝方は北西方向を向いている ”桜山ダム”にはお陽さんが当たらず陰気な感じであり、
洪水吐がまったく無いので津波除けのでっかい防波堤にしか見えない。
散策周回路に立っていた ”桜山公園”の案内図。
多くのお年寄りが周回散歩をしていた。
公園の外周路は真ん丸で1周は750mあるらしい。
遊歩道の途中にあった公園展望所。
公園の北側には外周路とは別に整備された遊歩道があった。
優美な竹林道を抜けると遊歩道は突き当りとなり、
左手の階段を上がると車道に出る。
展望所から見た円形芝生広場。
桜山ダムは左側にあるが、ここからは見えていない。
厳重な通行止めは公共の持ち物では無く、
会社所有のダムに由来しているからの様である。
歩道の無い車道を少し歩くと ”桜山ダム”の北側、右岸側に着く。
天端入口には絶対に人は通さないぞ! の
厳重な通行止めがなされていた。
ゲートの鉄格子の隙間にカメラのレンズを突っ込んで 真っ直ぐな ”天端”を撮る。
こちは立入禁止フェンスの網目にレンズを突っ込んで撮ったもの。
同じくフェンス越しに ”桜山貯水池”を撮っておく。
左岸側(南岸)には周回路があるのか?
車道を少し進み同じくフェンス越しに撮った ”桜山ダム”の上流側。
更に車道を進み振り返りフェンス越しに撮った ”桜山ダム”は真っ直ぐな直線で極々シンプルであった。
中央にあるのは取水口であろうか? 吐出口が無いのに取水はどこに流れるのだろう?
ここまで車道を歩いて来て左側、樹林の中に遊歩道が見え隠れ
していたのが気になっていたが、ここで遊歩道に入る道があった。
車道歩きは歩道が無いので危険が一杯である。
貯水池側は絶対に人を入れない背の高いフェンスが続いている。
施設は高台にあり、当初は展望台かと思った。
遊歩道に入ると行き成り大きな建屋に着いた。
後から調べると ”兵庫県立こどもの館”の施設の一郭らしい。
遊歩道?が続いていたので進んで行くが、
どこをどう歩いているのかさっぱり判らなかった。
これは ”県立こども館”の別館で ”工作室”と呼ばれている
建屋らしい。 周辺の施設は今日、火曜日が定休日らしい。
ここが展望台の様だ。 コンクリートの打ち放しの建屋が多いので
調べてみると ”安藤忠雄氏”の設計だった。
展望台からは ”桜山貯水池”、正面には ”桜山ダム”を望むことが出来た。
ズームで ”桜山ダム”を見る。
全ての建屋がコンクリートの打ち放しで、
”安藤忠雄氏”の設計が伺える。
遊歩道を進んで行くと、”こどもの館”の本館裏側に出る。
”こども館”のどこからも展望が良かった。
”こどもの館”の入口に出る。 本来はここから入館するべき施設である。
この施設は天文台もある宿泊型児童館で、
これも ”安藤忠雄氏”の設計らしい。
車道に戻り ”上池”に向かうが、この辺りには歩道があり、
安心して歩くことが出来た。
”上池”の東の端には ”姫路科学館”が建っており、”姫路科学館”の見学は復路で行うことにしたが、今日は定休日であった。
”上池”が見え出した。 ここが ”上池”の東端で、奥に東端が
見えているので小さなため池の様だった。 ”上池”に来たのには
何の意味も無い。
”上池”の東端を見る。 ”上池”に来たのは寄って見たかっただけである。
車道歩きはここで終えて引返す。
ため池である ”上池”の東端に着く。
”上池”沿いに ”姫路科学館”に戻って行く。
”科学館の横が ”上池”の西端となる。
”上池”の西端から東端を見る。 距離にして500m程であった。
本題に戻って ”桜山貯水池”の周回を探す。
周回路の入口を見付けるが厳重な立入禁止がなされていた。
今日は定休日で入館出来ないが、入館料520円で様々な
展示物が楽しめる様である。 館内にはセスナが飛んでいた。
踏み跡しかない周回路は現認出来たが、監視カメラ、警察への
通報とか色々注意書きがあったので、無理な進入は諦めた。
進入禁止フェンスの網目が細かく、カメラのレンズを網目に
差し込むことが出来なかった。 網目越しに写真を撮ると、
網目にピントが合ってしまった。
展望台の上側のテラスに戻って来る。
周回路の起点となる車道の反対側にある ”こどもの館”の
遊歩道に戻り”桜山公園”に引返す。
車道から ”こどもの館”の ”工作室”に入った分岐に戻って来る。
ここから先は始めて歩く遊歩道となる。
展望台の上側のテラスから再度 ”桜山貯水池”を見る。
車道から遊歩道が見えていた様に遊歩道からも車道がよく見えた。
貯水池への展望も車道より数段良かった。
遊歩道は簡易舗装されており、全てが良く整備されていた。
貯水池を挟んで対岸に ”こどもの館”が望めた。
樹木が茂り、車道を歩くより数段涼しかった。
”展望東屋”も整備されていた。
山間の道から車道に戻って行く。
快適だった遊歩道は駐車場で終わってしまった。
これは右手にある別荘地の関係者用の駐車場らしい。
車道に戻る道からは ”桜山ダム”への展望が良かった。
同じ場所から ”桜山貯水池”を見る。 左岸の遊歩道歩きは幻で終わった。
”自然観察の森”への案内があったが、今日は割愛しておく。
ここまで進入禁止を貫いたダム、ダム湖は珍しい!
観光名所になりそうな竹林の遊歩道は風情があった。
車道から ”桜山公園”に戻る遊歩道に入る。
展望所に戻って来て、桜山公園に下りて行く。
時刻は9時になったが、”桜山ダム”にお陽さんが当たる状態にはなっていなかった。
長大ではあるが愛想の無いダムなので、お陽さんが当たっても大差ないか?
ダムの天端から見て見たかったタコの滑り台。
ロープで出来たジャングルジム?
いつか子供の死傷者が出そうな感じがする。
カラフルな遊具。
円形芝生広場を突っ切って駐車地に戻る。
貯水池の周回が出来なかったので
2時間20分で車に戻ってきてしまった。
  桜山ダムは大きく立派なダムであるが、ダムカードの発行対象になって居なかったので最近までダムの存在は知らなかった。