兵庫県神戸市北区道場生野

2023年09月25日


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ダム湖巡り』 今回は湖岸道を歩くつもりであったが、”大岩岳”に登ってしまった。
大岩岳(ウィキペディアから抜粋)
  大岩岳(おおいわだけ)は、兵庫県神戸市北区三田市宝塚市の境にある標高384

JR西日本福知山線の道場駅を起点・終点とする約10 kmの登山ルートが一般的。
途中に千刈池、千刈ダムがあり、山頂からは北に羽束山と大船山、西に有馬富士が望める。
体力低下は隠せなかった。
  山歩きを継続していればまだしも、10年近くも山歩きをサボっていて、突然山歩きをしても、体力の衰えは隠せないものだ。 兵庫県の低山は百名山へのトレーニングで登っていたので、1日で2〜3山を登っていたものだが、もうそれは遠い昔の話しとなってしまった。 今はケガをしない様にゆっくり歩くことを悟る。
〔073〕大岩岳(384m)
山歩きを引退して10年近く経つが・・・
  ダム巡りを通じて少しは低山を歩いたりしているが、最近、左足に痛風が発病してまったく歩けなくなったのを機会にリハビリウォーキングをしようと思い立ち、それが今回のダム巡りを兼ねた久し振りの ”大岩岳”に登ってみようとのことになった。
おおいわだけ
Road Map :JR道場駅に向かう道入り、東側に進むと千苅ダムの駐車場がある。
Route Map:登山道が判らないまま登って行くと1回目と同じ登山道を歩いていた。
登り:2時間丁度(2007年時には同じコースを1時間05分で登っている。)
下り:1時間36分
往復:3時間51分
(山頂での15分の休憩時間含む)

千苅ダム
過去の大岩岳登頂
 2007.01.14
 2011.02.19
 
2014.12.19
”千苅貯水場”前の広い駐車場に車を停めるのはこれで3回目となる。
いつもの様に ”千苅貯水場”の施設の外周にある
管理道で波豆川のダム側へ進んで行く。
管理道を5分程歩けば雄大な ”千苅ダム”が見えて来る。
登山口へは ”波豆川”に架かる橋を左岸に渡って
Uターンすることになる。
橋の上から見た 千苅ダム”の全景。 今日は少しだけダム湖の水が流れていた。
橋を左岸側に渡ると ”大岩岳”の案内板があった。
左岸に流れ落ちるダム放水路の滝。 滝名は無い様だ。
思わぬ登山口となる。 こんな所に来たことがないと直感したが、
登っている内に来たことあるかも知れないと少し思い出した。
管理道をダム側へ歩いて来たのと逆方向に下流側へ進む。
登り切ると涸れ沢に出た。
登山道は踏み跡程度に判る範囲であった。
石畳から自然道に状態が変わって行く。
渡渉と言っても沢水は殆ど無い。
沢水が少しある程度の沢に沿って進んで行く。
本道とは別に ”貯水池”に向かう
踏み跡があったので寄り道してみる。
左手には ”貯水池”があるのだが、
樹木でまったく ”貯水池”が見えていない。
見る場所を変えて見ても ”湖面”と対岸が見えるだけであった。
踏み跡を辿り土手の上に出ると ”貯水池”が望むことが
出来たが、樹木に遮られ、”貯水池”はおろか、
”千苅ダム”もまったく見えなかった。
登山道は緩やかに下り始めた。
湖岸に出られればラッキーなのだが・・・
登山道に戻る。 左の土手の向こうには
”貯水池”への展望が広がっているはずである。
トラバース気味の道が続く。
危険個所は無いが、荒れた道になってくる。
ここで水の殆ど無い沢を渡渉する。
緩やかに下り続け沢に出た。
日当たりが良い個所には ”ササ”、”コシダ”が
茂るのはお決まりである。
濃い樹林帯の中を緩やかに登って行く。
分岐に着く。 簡易道標は 右側の ”大岩岳”方向しか差していないが、左側の道は湖岸道に出られると思う。 湖岸道を歩くのが今日の目標で
あったが、まずは ”大岩岳”に登ることにした。
この排水管を跨ぐ細い登山道はどこかで見た
記憶があるが、それがどこなのか思い出せない。
”大岩岳”はまだここからは見えていない様である。
登り始めてピークが見えて来たので、奥のピークが ”岩岩岳”と
思ってしまった。 これには16年前に初めて来た時も騙されている。
小さな鞍部に下り、登り返して行く。
緩やかに登って行く。
これを登れば山頂と信じていたが、単なる無名ピークだった。
これを経て16年前も勘違いしていたことを思い出す。
急峻な登りになって来たので山頂は近いと勘違いしている。
”アカマツ”が多く、”マツタケ”が
採れそうな雰囲気ではあるが・・・
ピークからピークへの穏やかな尾根筋を進む。
樹木が茂り展望は得られていない。
樹木が無ければ大パノラマの尾根筋だと思うのだが・・・
尾根筋の水平道が続く。
ピークから緩やかに下って行く。
2つ目のだましピークに着く。 騙されているのは勝手に勘違いして
いるだけである。 樹木さえ無ければ大展望のピークであるのに・・・
手前に鞍部があるのだが、樹木が茂り鞍部はまったく見えなかった。
今度こそ、間違いなく ”大岩岳”を見ていると思う。
程なく鞍部に着き、ここから ”大岩岳”に向けて登り返して行く。
”鞍部”に向けて下って行く。
この大岩を乗り越えれば山頂に出る感じがした。
山頂方向から話し声が聞こえて来た。
これまでと違って ”大岩岳”への登りは少し急峻となってくる。
駐車場から2時間丁度で ”大岩岳”(384m)山頂に着く。
休憩はしなかったが16年前の若い時には1時間5分で登っているので歳を取ったものだ。
同年代?の2人のハイカーと久し振りに山談義をする。
これは16年前に登った時の ”大岩岳”の山頂風景。
樹木の茂り方がまったく違うのがよく判る。
違うコースからも登っているので、
これで ”大岩岳”の山頂に立つのは4回目となる。
ベテランハイカーが山頂標識の立っている所が一番展望が良いと教え
てくれたが、樹木が茂り ”千苅貯水池”は殆ど見えなくなっていた。
遠景の ”有馬富士”、”羽束山”、”大船山”は同じ様に見えていたが、
足元の樹木が茂り、”千苅貯水池”への展望が得られなくなっていた。
樹木で岩眼下にある ”千苅貯水池”が見えなくなってしまっていた。
今日出会ったハイカーは山関係の仕事をしているらしく、近々、展望を
邪魔する樹木を伐採するとおっしゃっていた。 これは楽しみである。
これは17年前の同方向を見た写真。
天気が悪かったが ”千苅貯水池”はばっちり見えていた。
お二人さんは ”丸山湿原”側に下りると言うので
途中までは付いて行くことにした。
お歳は聞いていないが山歩きは現役なのだろう。
下山の足取りは軽やかで、写真を撮っていると離されてしまう。
お気に入りの山を聞いて来たので ”高御位山”を推奨しておいた。
”丸山湿原”と”千苅ダム”との分岐点でお二人とお別れする。
もっとゆっくりと山談義をしたかった。
分岐から北方向に進んで行くので、あれ!と思ったが道は合っていた。
突然、だだ広い砂原に出る。 この場所は何?
コシダが茂る嫌な道が50m程続いた。
岩砂原から一歩踏み込めば樹林帯に戻る。
突然、登り時の登山道に出くわした。 道標、ナビテープの類は無く、
こんな分岐を判るはずがない。 しかもここは展望地への分岐にも
なっていた。 展望地の踏み跡に再チャレンジしてみる。
涸れた沢沿いに登山道が伸びていた。
昔は展望台だったのか知れないが、現在は樹木が茂り、
千苅貯水池は殆ど見えない。 千苅ダムはまったく見えない。
展望地?への踏み跡は前半、しっかり付いていたが、高台からの先は
踏み跡のほとんどない薮道となっており、藪扱きは嫌なので引返した。
元の登山道に戻り、ダム方向へ戻って行く。
本道に戻って少し下って行くと、又もや湖岸方向への脇道があった。
中に入ってみると湖岸道には間違いなかったが、同じく樹木で
展望は得られなかった。
渡渉地点から沢沿いに下って行く。
最初の渡渉地点に戻ってくる。
16年前にもここを通っているかも知れないが、記憶も写真も
無いので定かでは無い。 多分、ここを通っているのだろう。
フェンスより手前の敷石で整備された沢を見る。
登山口に戻る。 朝は ”千苅ダム”に少し水が流れて
いたのだが、すっかり水は無くなっていた。
ダムの右岸側の放流水も何の為なのか判らない。
千苅ダム”の構造はまったく知らないが、
この滝はダムの放流水であることは確かである。
ダム管理道を戻る。
橋を渡りダム管理道を駐車場に戻って行く。
3時間51分を要して千苅ダム、大岩山のリハビリウォーキングを
終える。 これで年相応の体力に低下していることがよく判った。
ダム管理道の途中に公衆トイレがあるのは昔から知っているが、
利用したことが無いので、内部の状況は判らない。
意図してではないが、”大岩岳”への登りコースは 16年前に初めて登った
コースと同じとなってしまった。 が、記憶は殆ど残っていなかった。