兵庫県朝来市山東町与布土

2022年04日11日


日本のダム湖巡りに戻る
ダム湖巡り』 7年前に与布土ダム湖を周回しているが、今回は土砂崩れで周回出来なかった。
水遍路さんのHPから
  県営の生活貯水池。 小規模生活貯水池とは、島や山奥、半島の先端の方など、いわゆる僻地の生活向上のために多目的ダムとして建設されるもの。 昭和63年に施工された補助金制度によって可能となったダムスタイルだが、法的根拠は何だろう。 補助金は国交省が出しているようだが。 貯水池は小さいのに、不似合いなほどゴージャスな重力式コンクリートダムが築造されることが多く、そのアンバランスさに魅力を感じる。
2回目の与布土ダム
  前回、7年前の2015年12月30日に奥山双竜の滝へ道路工事中で車で行くことが出来ず麓から歩いて行ったのであるが、その時に与布土ダム湖を予定外の周回している。 二度目の今回は道路工事が終わっている与布土ダムを見に行きたかっただけであるが、未だにダム湖周回道路が整備されていないのは残念であった。
今日のダム巡り
  太田ダム(太田池) → 太田の滝 → 与布土ダム(奥山四季採湖)
与布土ダムウォーキング
  始めて ”与布土ダム”に出合ったのは 2015年12月30日に奥山双竜の滝に行く時だった。 周辺の道路はまだ通行止めであったが、年末の正月休みとなっていたので徒歩で通行止めの工事現場を通り抜けて奥山双竜の滝まで行った。 復路では与布土ダム湖の右岸道路を通ったが、道路は途中までで杣道を辿って行ったが、杣道も途中で無くなってしまった。 堰堤の縁を歩いて何とか与布土ダム湖の周回を果たしている。 当時、与布土ダム湖に ”奥山四季採湖”とのお洒落な名前は付いていなかった。
よふどダム
Road Map :R312を立雲峡方向に曲がり、更に与布土温泉方向
            に曲がって真っ直ぐ進むと与布土ダムに突き当たる。
Route Map:県道を最奥の橋まで行って引き返す。
歩行距離:1.8km(最奥から往復)
歩行時間:1時間(最奥の往復)

奥山四季採湖
始めにダム天端の北端の様子をチェックしたが、踏み跡に土砂が乗り、
ダム湖の周回は危険そうだったので、周回は最初に諦めた。
ダムの下までは車が走れる道路と遊歩道とが伸びていたが、
共にダムの下で進入禁止となっていた。
ダム管理所にも駐車場があるが、ダムを下流から眺めたかったので、
トイレのある休憩広場に車を停める。
”与布土ダム”は小さなダム湖に対して立派過ぎるダムであった。
細やかなサクラとダム放水が絵になっていた。
これ以上先には立入禁止で入れない。 ここに展望台を作って欲しい所である。
県道側にあった道標。
”散策路”と称された階段道で県道まで上がる。
県道側から上って来た散策道を振り返り見る。 眼下に駐車場が見えていた。
”与布土ダム”の記念石碑。
県道から見た ”与布土ダム”は絵になる形態をしていた。
ダムの天端から上流側の ”奥山四季採湖”を見る。 右岸道路の終点部も良く判る。
ダム湖を一周出来る散策路を付けて貰いたいものだ。
ダムの天端から下流側を見る。 放水の波紋が綺麗だ。
前回と同様にダム湖を一周する予定なので、難関部分をチェックしておく。
前回はギリギリあった踏み跡に土砂が乗っており、
滑り落ちそうな状態になっていたので、危険回避の為、
今回はダム湖の周回は止めておく。
同じ場所にあった散策地図の ”幽仙峡跡”が気になった。
ダム管理所の横にあったダム湖名は
お洒落と思って付けたのか長過ぎる。
左岸道路の県道を歩き始めて対岸を見ると、右岸道路の終点部がはっきり見えた。
しばらく歩くとダム湖最奥の橋が見えて来た。 ダム湖周回は危険なのであの橋を往復する予定。
'15年の前回は、この辺りの道路は工事中であり、重機で塞がれていた。
散策地図によると鉄橋が放置されている辺りが ”幽仙峡跡”と
なっていたが、今は何がある訳でもなかった。
ダム湖最奥の橋を渡り、念の為に次の橋まで歩いて見る。
これでダム湖を周回するのと同等の距離を歩くことになるだろう。
ダム湖最奥の橋が近付いて来た。 前回はこの道路を
真っ直ぐに進み ”奥山双竜の滝”にまで行っている。
最奥の橋(名無し橋)から見たダム湖側。 正面にダムが見えていた。
同じく最奥の橋から見た上流側の ”与布土川”。
この川の上流部に ”奥山双竜の滝”がある。
右岸道路を少し歩いて見る。
右岸道路は車が通り抜けられないので、落石が一杯だった。
右岸道路に入って最初の無名橋で引返すことにする。
右岸道路から対岸の県道側を見ると、凄い補強工事跡が見られた。
前回は工事中の県道を歩いたのだが、年末の正月休み中だったので通れたのだった。
ダム管理所に戻って来る。
改めて与布土ダムの内側を見る。
これまでダム管理階段道を歩かせてくれたのは
神戸市の ”石井ダム”だけである。
どこのダムでも歩かせて欲しいと思っている管理階段道。
1時間ちょっとの散策で駐車場に戻って来る。 写真を撮り忘れているが、
ダム下からダム上への道路は展望の良いループ橋になっている。
駐車場に立っていた散策地図。
”奥山四季採湖”とは観光目的で付けられた名前だろう。