兵庫県神戸市垂水区東舞子町

2017年05月12日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』  明石大橋の主塔に上るツアーの申し込みは先着順らしいが、これが中々取れないとか。
明石海峡大橋ブリッジワールド
  参加料3千円と聞いて、参加意欲を無くしていたが、通常経験出来ないことが体験出来たので、誘ってくれた友達には、少なからず感謝をしている。  
明石大橋ツアー
明石大橋ツアー
  明石大橋には春と秋の年に2回、明石大橋を歩けるツアーがあるらしく、1日に午前、午後の2回、各48名の先着順で、同級生から参加の権利を取れたから行こうとの連絡があった。 参加料が¥3,000と高く、金を払ってまで、明石大橋を歩きたくはないと断ったが、折角、チケットが取れたからと説得されてしまった。
Road Map :JR舞子駅まで電車で行く。
Route Map:説明、注意事項の説明が長くうんざりする。

いつもは海岸から、或いは車で走りながら見ている明石大橋を歩く。

明石海峡大橋 (明石海峡大橋ブリッジワールドのHPから)
  明石海峡大橋は、兵庫県神戸市と淡路島の間の明石海峡に架かる、橋長3,91m、中央支間長1,991mの
世界最大の吊橋です。
明石海峡大橋は、本州と四国を、道路と鉄道で繋ぐ本州四国連絡架橋事業の一環として
建設されたもので、1988年(昭和63年)5月に現地工事に着手し、およそ10年の歳月をかけて1998年(平成10年)
4月に完成しました。

  大阪湾と瀬戸内海を繋ぐ明石海峡は、海峡の幅が約4km、最大水深は約110m、海峡を流れる潮流の速さは最大で毎秒4.5m(約9ノット)に達します。 また明石海峡は古くからの好漁場であるとともに、海上交通安全法によって国際航路に指定されており、1日に1,400隻以上の船舶が航行する、海上交通の要衝となっています。 明石海峡大橋は、こうした厳しい自然条件や社会条件の中で建設されました。 そのため、風速80m/ssの風に、太平洋プレートで発生が予想される大地震や、兵庫県南部地震のような直下型地震にも耐えうるように設計されています。 また、最大潮流速4.5m/sの急潮流が流れる海の上で、水深60mの海底に、最大約12万トンの鉛直力に耐えうる基礎を建設する必要がありました。 さらに、当時の日本において最大規模であった1,000m級の吊橋の約2倍の規模である、中央支間長1,991mの橋の桁を架設する必要があるなど、当時の日本の持っていた技術だけでなく、沢山の新しい技術の開発を行い、それらの新技術も用いて建設されました。

いつもは、ジェットスキー基地のある明石市八木海岸辺りから ”明石大橋”を見ているのであるが、
今日は ”明石大橋”に上って見ることが出来る。 (写真は参考)
この日、”明石海峡大橋ブリッジワールド”の参加者10万人達成者が
我々の参加者から出たイベントが行われていたが、何の記念品を貰ったかは知らないが、行事に時間が取られて腹が立つだけであった。
まずは講習会場に集められ、明石大橋の基本情報、大橋を歩くに際しての注意事項の説明を受ける。 講師が元、橋を建設した関係者であるらしく、随所に苦労話、自慢話が出て来たのがウザかった。
”橋の科学館”にあった ”明石大橋”の模型。
他にも ”しまなみ海道”の橋の模型も展示してあった。
座学の後は ”橋の科学館”に入り、更に大橋の詳細説明が始まる。
黄砂の影響での薄曇りかも知れないが、淡路島までは、何とか見えていた。
”明石大橋”は吊橋であり、その吊橋のワイヤーを固定している巨大アンカーを見る。 地下にはどれくらい大きなアンカーが埋め込まれているのだろう?
階段を上り、道路下の管理道?に入る。
いよいよ、大橋を歩く時間となる。 これ以後はトイレが無い。
主塔の下は潮流で渦を巻き、好漁場となっているのか、
漁船が集まっていた。
残念な天気ではあるが、眼下には垂水の海岸が広がっていた。
グループ毎にシャッターを押してくれる金の掛からないサービスもあった。
エレベータに乗って塔頂の海面上300mにある展望台に上がる。
ここには可愛いさの無いマスコットキャラクターの ”わたるくん”が待っていた。
明石大橋のマスコットキャラクターの ”わたるくん”
当然、この位置から垂水の海岸、須磨の海岸を見るのは初めてだ。
同じく淡路島側の展望は主塔1本分離れている。
主塔の展望台から見た舞子側の展望。
海面上300m以上の高度感があった。