兵庫県宍粟市波賀町日ノ原

2022年04月06日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』大きいと思っていた音水湖は単純な形だったの周回距離は短かった。
音水湖・引原ダム
  兵庫県宍粟市のにある、50年以上の歴史を持つ「引原(ひきはら)ダム」の人工湖が「音水湖」です。 時間とともにすっかり自然に溶け込み天然の湖のようで、
豊かな緑に囲まれた湖畔の遊歩道や公園は、訪れる人の憩いの場となっています。国内でも珍しい1000m級の常設カヌーコースがあるので有名です。 また、湖畔は春には桜、秋には紅葉で彩られ、お花見ピクニックやモミジ狩りハイキングなどを楽しむには絶好のスポットです。
国道29号線、音水湖
  鳥取に行くのに、兵庫100山、宍粟50山に登るのに音水湖の左岸道路である国道29号線は数え切れないほどに通っているが、音水湖を歩いて一周したいとは夢にも思ったことがない。
今日のダム巡り
  引原ダム(音水湖) → 草木ダム(草木川)
音水湖一周ウォーキング
  音水湖の標高が470m程あるので、遅くまで残雪があるかも知れないと、春も遅めに行く事にした。 桜の開花を期待したが、標高でまだ開花はしていなかった。
おんずいこ
Road Map :国道29号線を北進すれば音水湖の左岸道路を走ることになる。
Route Map:ダムサイトの駐車場から右回りに音水湖を周回する。
周回距離:約8.5km(別途下流公園往復1km)
周回時間:2時間42分(別途下流公園往復37分)

引原ダム
ダムサイトの駐車場に車を停めて音水湖の周回道路を右回りに周回する。
8時40分に歩き始める。
引原ダムサイトには車6台分の駐車場があった。
雪解けの水が流れ込んでいるのか、音水湖の水位は高目に見えた。
ダムの天端は車も走れる様になっていた。
車で音水湖を周回出来る様であるが、右岸道路は落石が多い様である。
ダム天端から国道29号線に架かるカラウコ大橋を見ると
橋脚が1本しかない独特のものだった。
複雑な構造をしており、何が何なのか判らなかった。
引原ダムの下流側を見る。
道標によると直ぐ近くに ”展望公園”がある様だ。
ダムを渡り切ると右側は右岸道路となっており、
左側は遊歩道であるが通行止めとなっていた。
階段道を登り切ったところは展望台になっていた。 道は反対がへの
下りに続いていたが、どこに向かう道か判らなかったので、ここで
引返すことにした。
”展望公園”は見上げる階段を登る必要があった。
階段路の入口はロープで封鎖されていたが、立入禁止の看板は無かった。階段道は見える範囲では済まず、更に続いていた。
階段路の下り途中から見た ”カラウコ大橋”と眼下のダム記念碑。
展望台から見た ”引原ダム”。
同じく階段路の途中から見た ”音水湖”の北方向であるが、
”音水湖”の全ては見えていない。
右岸道路に戻り、しばらく歩くと ”カヌーハウス”の建屋が見えていた。
湖面には雨で流れて来たのか、樹木のゴミが一杯浮いていた。
右岸道路の湖側には護岸補強の為に植えられたのか、竹が沢山茂っていた。
対岸の国道29号線 ”新三久安大橋”が正面に見える様になって来た。
音水湖では有名なカヌー施設が見え始めた。
カヌー施設は近付いて来たが、カヌーを漕いでいる人はまったく見られなかった。
右岸道路は崖が近いので、多少の落石があったが、
落石を避けて走れば大丈夫な範囲であろう。
これは対岸の ”小原橋”なのだろうか?
”親水広場”の入口に立っていた散策地図であるが、
地図が居る程の広さでは無かった。
”親水広場”に着く。
”親水広場”からは次の ”さざなみ公園”が既に見えていた。
”親水広場”は遊歩道を少し歩けば出口となってしまう。
直ぐに ”さざなみ公園”となる。 用途の判らないパラボラがベンチになっていた。
遊具はないが、広々とした芝生が広がっていた。
夏にはここに水が溜められ、チビッ子が水遊びをするのだろう。
振り返り見た ”さざなみ公園”は音水湖と良くマッチングしていた。
標高による気温の関係か? サクラの開花が無いのが残念だった。
”さざなみ公園”の北側入口を見る。
立派なトイレもあった。
Uターンする橋は小さな無名橋であった。
音水湖の北の端、Uターンする地点となった。
同じく無名橋から引原川の下流側を見る。 この先が音水湖となる。
無名橋から引原川の上流側を見ると、古い橋が残っていたが、
通行禁止となっていた。
丁度、バス停があったので撮っておく。
左岸道路となる国道29号線に出る。
国道29号線から先程まで歩いていた右岸道路を見る。
国道29号線に大規模な崖崩れがあり、交互通行となっていた。
右岸道路側の ”親水広場”を見る。 暖かくなれば賑わいそうな所だ。
国道29号線から音水湖の南側を見る。
国道には歩道は無かったが、比較的広い歩行エリアが取ってあった。
再度、バス停を撮る。
大きな駐車場の入口は車止めされていたが、カヌー競技の時に使われる駐車場の様であった。
折角のサクラの木であるが、まだ蕾も見られなかった。
飛び出ている部分が駐車場と展望地であった。
歩行エリアは白ペイントでしっかり確保されていた。
湖岸側に飛び出ている迂回路があったので入ってみる。
凸部分は駐車場と展望地になっており、散策地図が立っていた。
機能は判らないがカヌー施設が展開されていた。
正面の山は宍粟50山の ”日ノ原山”(789m)である。
駐車場に立っていた散策地図は詳しく書かれていて参考になる。
この地図には ”湖上遊歩道”も載っていた。
カヌー競技の為なのか施設は充実していた。
橋の底板が抜けていないか注意して橋を渡る。
これが ”湖上遊歩道”とは知らず、古い橋の残骸だと思い入ってみる。
折角の湖上展望地なのに、何故、ここまで荒れているのか?
読み難い色合いであったが ”温水湖一号橋”と書かれていた。
倒木もあったが、下を潜り抜けることが出来た。
一号橋を通り抜けてから振り返り、ハサリ橋と共に振り返り見る。
これが遊歩道なのは、後から簡易地図を見て知ることになる。
遊歩道の出口に立っていた散策地図。
”引原トンネル”を通り抜ける。
トンネルを歩いている間はGPS電波が途切れてしまう。
”からうこ大橋”から引原ダムの展望は最高であった。
引原ダムから見えていた支柱が1本の吊橋である ”からうこ大橋”。
”からうこ大橋”から見た ”引原ダム”。
国道から見た ”引原ダム”。
浮遊するゴミが残念であるが ”音水湖”を見る。
ダム管理所で教えて貰った下流公園の遊歩道に入る。
遊歩道はダム管理所の横にあった。
駐車場に戻り、音水湖周回を2時間05分で終える。
湖の形状が単純なので、周回距離が短かった。
ダム管理所に行ってダムカードを頂く。
ダム管理所からの遊歩道を知らなかったので、
当初は音水渓谷からの林道を歩く予定であった。
最後まで立派な階段道が整備されていた。
”下流公園”への遊歩道はダム高66mを一気に下ることになる。
下りは良いとしても登りが・・・
下り途中から ”引原ダム”を見る。
ダムの真下から ”引原ダム”を見る。
”下流公園”も散策したが、話が長くなるので割愛しておく。