兵庫県神崎郡神河町南小田

2022年04月11日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』 立入禁止の湖岸道路歩きは歩き易いが後味が悪い。
ダム便覧2020のHPから
  揚水発電の上部ダム。第一から第五までの5つのロックフィルダムでダム湖を形成。 5つは珍しい。 明治時代に造られた太田池を5倍に拡張して造られた。
  太田ダムと総称。 下部ダムは長谷ダムで、大河内発電所で高低差394mを利用して最大128万kwの発電。 純揚水式発電。
太田池の5つのロックフィルダムを見学する
  5つのダムで出来た上部調整池を誰が太田池と名付けたのか?
これだけ広い貯水池ならせめて ”太田湖”の名にして欲しかった。
七今日のダム巡り、滝巡り
  太田ダム(太田池) → 太田の滝与布土ダム(奥山四季彩湖)
太田ダム池一周ウォーキング
  今年の3月3日に太田ダム池を周回する予定であったが、長谷ダムから太田ダムへ行く道が、冬季通行止めであり除雪もされていなかったので長谷ダム湖だけを周回することになった。 その後も太田ダムに行こうとしたが、4月15日まで通行解除にならないとのことで合計3回、太田ダム池に行けなかったが、ネットで通行止めが解除されたことを知り、天気と相談して行ってみた。
おおたダムいけ
Road Map :県道39号線を長谷ダム湖を経由して林道で太田ダム公園に入る。
Route Map:第二ダム下の駐車場に車を停めて左周りにダム池を周回する。
周回距離:5.8km(2ヶ所の寄り道あり)
周回時間:1時間55分(2ヶ所の寄り道あり)

太田第一ダム
太田第二ダム
太田第三ダム
太田第四ダム
太田第五ダム
当初は国土地理の地図にも描かれているハイキング道?を歩く
予定であったがハイキング道の入口が見付からなかった。
太田池を一周するウォーキングなので、湖岸道路のどこから出発しても良いのであるが、
ウォーキング後は”太田滝”にも行きたいので、太田第一ダムから出発することにする。
太田池周回ハイキング道を探しに太田滝への遊歩道に入る。
2018年4月26日に ”太田滝”に行った時と同じ
第一ダムの下に車を停めて、7時53分に歩き始める。
正式名称は判らないが、第一ダムと第二ダムの間にある
排水溝に向けて下って行く。
予備知識があった訳ではないが地図の感じから、
太田滝への道から分かれて排水溝沿いに下ってみる。
ハイキング道があるのなら、この辺りのはずであるが、
踏み跡等のそれらしき物は見付からなかった。
道標等はまったくないので、取合えず排水溝を左岸に渡ってみる。
ハイキング道が見付からないのであれば、
次の手段としてダムの天端に登ってしまうことである。
ひと登りしても次の堰堤が出て来た。
ダムの傾斜の緩い所を選んで登ってみる。
ふた登りしても更に堰堤の登りは続いていた。
火山弾シェルターの様な施設があった。
第二ダムの天端に登り、太田池の西半分の景観を見る。
同じく第二ダムの天端から太田池の中央部を見る。
同じく第二ダムの天端から太田池の東半分を見る。
第二ダムの天端から立入禁止のゲートを見る。
ハイキング道を探す気力は既に無くなっている。
第二ダムを渡り切って振り返り第二ダムの天端道路を見る。
湖岸道路を少し進んだ所から振り返り第二ダムの全域を見る。
長い天端には驚いた。
次に出て来た石積みにはダムとしての名前は付けられていなかった。
太田池には2つの島ががあり、これは大きな方の無名小島。
半島?の先端に向かっている様な遊歩道があったので入ってみる。
国土院の地図にも道が記載されていた。
展望地があると期待して遊歩道に入ったが、
誉められる展望地は無かった。
遊歩道は何も書かれていない四角いコンクリートの
塊で終わってしまった。 これは何物? 用途は?。
薮山を歩いていてもらちが開かないので湖岸沿いに下ってみる。
踏み跡があったので更に進んでみるが、
踏み跡も薄くなり、やがて消えてしまった。
湖岸に下りてみると大きなダム施設が見えていた。
湖岸沿いの踏み跡を追ってみる。
これは太田池から長谷ダム湖へ水を流す取水口の様であった。
湖岸を歩き道に戻って行く。
どうどうと建っている取水口の塔には見入ってしまう。
太田池が ”上部調整池”であり、長谷ダム湖が ”下部調整池”と呼ばれており、
2つの調整池の標高差395mを利用して発電しているらしい。
この板状のバルブで取水口をシャットダウン出来るのか?
第三ダムの天端全景。
”太田第三ダム”の石碑。
同じく第三ダムの天端道路を見る。
第三ダムの天端からみた対岸の第二ダムと無名小島、第一ダム。
第三ダムの西端が三叉路となり、湖岸側の道を
選んでしまったが、これは失敗であった。
この大きな穴は何? ダムから溢れた水の排水口なのか?
下まで下りるのが邪魔臭いので見には行かなかった。
左側の道は小さな山に登ってしまい、
ここにも訳の判らない四角柱が立っていた。
三叉路の右側の道が正解で、左側の道は山の中に入ってしまう。
小さな山からは展望が良く、第四ダムの全容が見えていた。
第四ダムの天端道路。
”太田第四ダム”の石碑。
第四ダムの天端から標高1,056mの ”夜鷹山”を見る。
”夜鷹山”に登ったのは '2004年04月であり記憶は遠のいているが、
この時 ”夜鷹山”山頂から ”太田池”を見ていたのであった。
ここにも巨大排水口があった。 本当の正体は?である。
第四ダムから対岸を見る。
第四ダムの橋にゲート風の物が見えて来た。 果たして上手く脱出出来るのか?
車の進入禁止だけでは無く、関係者以外の立入を禁止します。
と、あるので、誰でも判る通りに、入ってはいけないのだ。
背の低いゲートだったので、軽く乗り越えられた。 ゲートの
向こうにはハイキング道が現認されたが道標は立っていなかった。
ここからの道路は車で駐車地まで走っているので、様子は大体判る。
湖岸沿いに真っ直ぐな道路が伸びているが、
茂る樹木で湖岸はまったく見えなかった。
次の三叉路は左に曲がる。
道路沿いから湖岸の景色は殆ど見えなかった。
”展望広場”用の駐車場に着く。 公園までは車進入禁止となっていた。
昔は車で入れたような記憶があるが・・・
公園は第五ダムも隣接しており、ダム観光も出来る。
”展望公園”の全景。 右は第五ダムの天端に続いていた。
”太田ダム”の石碑。
公園の広場にはウッドデッキの展望台があり、奥にはフジ棚がある。
天端の道路はゲートで封鎖されているが、第五ダムであり、
奥に見えているのが第一ダムである。
公園の入口にある駐車場の裏は展望台となっており、
第五ダムの堰堤が見えていた。
道路側から見た第五ダムの堰堤。 これで五つのダムを見学したことになる。
太田ダムで出来た太田池の外周路を一周して、
1時間55分にて出発地点の第一ダムに戻って来る。
第一ダム前の駐車地に戻り、長靴に履き替えて、太田滝へ滝見に行く。