兵庫県朝来市多々良木

2022年04月17日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』 前回は時間と体力の都合で多々良木ダムの見学だけで終えたので今回はダム湖を一周する。
多々良木貯水池(多々良木ダム) ウィキペデアから抜粋
  関西電力が管理を行う発電専用ダム。 高さ64.5mのロックフィルダムであり、
ダムの上流部をアスファルトで舗装し水を遮るアスファルトフェイシングフィルダム(アスファルト表面遮水壁型ロックフィルダム)という型式である。 水力発電を
目的としており、上部調整池である黒川ダム(市川)との間で揚水発電を行い、最大で193万kwの電力を発生させる。 水力発電所としては、日本最大規模である。 尚、多々良木ダムによって形成される人造湖は多々良木貯水池と呼ばれ、通称はない。
多々良木貯水池一周ウォーキング
  まず、味気の無い ”多々良木貯水池”の名称を ”多々良木ダム湖”に改名して貰いたい。 既に ”多々良木ダム湖”の名称も多く使われている。
  黒川ダム湖一周ウォーキングには4時間15分掛かったが、多々良木ダム湖の一周ウォーキングは2時間47分と意外に短時間で済んだことに驚いた。
多々良木貯水池一周ウォーキング
  2022年03月30日に黒川湖を一周した後に訪れたが、黒川湖のウォーキングで時間を取られた為に、多々良木池を一周する時間が取れずに多々良木ダムの見学だけで終えている。 今回はそれのリベンジとしてやって来た。
たたらぎちょすいいけいっしゅうウォーキング
Road Map :R312、道の駅あさごから東に延びる市道に入る。
Route Map:多々良木貯水池の外周路を左周りに一周する。

多々良木ダム
周回距離:11.3km(予想より短い距離であった。)
周回時間:2時間47分(写真撮影以外の休憩は無し。)
ダム見学者用の知さな駐車場はダム管理所の直ぐ近くにある。
前回、ダム見学だけをした時と同じ、ダム見学者用の小さな
駐車場に車を停めて多々良木貯水池を左周りに歩き始める。
前回と同じく、駐車場に立っていた多々良木ダム湖(多々良木貯水池)の散策地図を掲載する。
南北の方位が逆なので要注意。
7時56分に歩き始めて、まずは多々良木ダムの天端を撮っておく。
天端道路のゲートは予想通りに施錠されていた。 ゲートは時間が来れば開錠されるはず。
ゲートは低いので簡単に乗り越えられる。 自己責任天端に入る。
懐かしの ”行者岳”を正面に見て天端を横断する。
天端の中央付近から下流側のダム下流公園を見る。
ダム下流公園にはダム湖周回後に行く予定。
同じくダム天端の中央付近から多々良木ダム湖(多々良木貯水池)を見る。
まだ朝方で太陽が高く上がっていないので、陰気なダム湖になってしまった。
左岸道路の前方に ”行者岳”が見えているが、
樹木で湖岸はまったく見えなかった。
ダム天端を渡り切り、左岸道路に入る。
この道路は ”行者岳”に登山する時に通ったはずであるが記憶は無い。
懐かしの行者岳登山者用の広い駐車場に着く。 兵庫100山の標高786mの”行者岳”には3回登って
おり3回目の2015年01年25日に多々良木ダム側登っているが、腐り雪で苦労した記憶が残っている。
”行者岳”への登山口と7年前と変わらない雰囲気であった。
ここからの ”行者岳”登山は難コースでした。
展望台が見えて来た。 ここまで左岸道路を歩きながらダム湖の
展望が殆ど得られなかったので展望台に期待したのであるが・・・
展望台はダム堰堤が見える好条件の位置であったが、
周囲の樹木が茂り、展望台なのに展望は殆ど得られなかった。
展望台に立っていた案内図は文字こそ読めたが、
風景画は色褪せて何が描かれているのは判らなくなっていた。
樹林の隙間を探して、この程度の展望しか得られなかった。
展望台としての樹木伐採を期待したい。
展望台からはダムは見えなかった。 見えているのは
樹林の隙間から見えたダム湖最奥の公園地のみ。
八重桜に続いてソメイヨシノも少し残っていた。
湖岸道路歩きで湖岸がまったく見えない状態が続いていたが、
まだ咲き残っていた八重桜が色を添えてくれた。
最初の大きなわんどに流れる沢に架かる橋を渡る。
展望台を過ぎると2つの大きなわんどが続いた。
沢の左岸側に林道が伸びており、沢の上流に ”黒滝”が
あるらしいが、どこまで歩けば行けるのか? 沢の水量が
少ないことから ”黒滝”に行くのは止めておいた。
橋の下流側には古い橋が残っていた。
湖岸が良く見える所を探しながら歩いているが、樹木が途切れる
ことはなかった。 この辺りからはダム堰堤が見えるはずである。
湖岸道路から湖岸が見えるのは、よく見えてこの程度。
湖岸まで下れば見えるはずのダムに期待する。
見えるはずのダム堰堤を見たくて関電の注意看板を無視する。
湖岸への数mを下ると、予想通りにダム堰堤がばっちり見ることが出来た。
少しズームする。 良い感じの構図となった。
光学ズームの範囲(3.2倍)でフルズームしてみる。
これから進んで行く深いわんどの奥を見る。
湖岸道路歩きが進み2つ目の大きなわんどに差掛かる。
橋から沢の上流側を見る。
2つ目の大きなわんどに流れる沢に架かる橋を渡る。
沢の左岸側に林道が伸びていたが、特に何も無い様だった。
橋から沢の下流側を見るが、湖水の水位が低いので
湖水面から大きく離れていた。
湖岸側には樹木が茂り、終始、湖面は見えなかった。
わんどをUターンする様に進んで行くと、
先程歩いた道路が見えていた。
湖面、ダムが見えても樹木の隙間からこの程度。
軌跡的?にダム堰堤がばっちり見える個所があった。
深いわんどの右奥は多々良木川となっている。
深いわんどの対岸に無名山が見えて来た。
”緑ヶ丘キャンプ場”に着き、これで自位置が良く判った。
ダム湖の最奥、多々良木川に大きな公園があるのには驚いた。
予備知識のまった無い園地に差掛かる。
何があるのか知らないので、道標に従って散策してみる。
奥多々良木発電所、ダム管理所には前回、車で行っているので
今回は手前の橋をUターンする予定。
広大な芝生広場にあったストーンサークルが ”学習日時計”の様だ。
わんどを挟んで対岸に無名山、手前の芝生広場に ”学習日時計” 絵になる光景であった。
説明板は色褪せて読めなくなっていたが、
読みたい程の興味は無かった。
小さなサイクルストーンに囲まれた ”学習日時計”。
木橋の遊歩道が出て来たが、橋の下まで水位が
上がれば最高の雰囲気になるのだろう。
道標に従って歩いて見る。
木製遊歩道を歩いて見る。
ダム湖の中に日本庭園風の池が2つあった。
ダム湖の水位が上がれば、この池は水没してしまうのか?
目まぐるしい道標が立っていた。
道路に戻り、Uターンする橋を探して更に進む。
”野外ステージ”は田舎に似合わない立派な施設であった。
左に曲がると左側が野外ステージ、右側は芝生広場の
公園の中の道となる。 多々良木川は渡る橋はこの先にある。
立派なトイレのある地点で左に曲がり、Uターンする。
この道を真っ直ぐ進めば ”奥多々良木発電所”となる。
下流側を見ると左側が桜広場、右側が噴水広場となっていた。
橋の上から多々良木川の上流側を見る。
”あさごエコパーク”には様々なモニュメントがあったが、その中で
目を引いたのが、高電圧碍子で作られたモニュメントであった。
道路から見たので作品名は判らなかった。
橋を渡った駐車場にあった ”あさごエコパーク”の散策地図。
しばらくは湖岸が見えない状態の道が続く。
湖岸から少し離れた右岸道路を進んで行く。
”全面通行止”の看板があったが、何で通行止なのかは書かれていな
かった。 徒歩では通れると思うが、徒歩でも通れなければ、
その個所から引き返すことになってしまう。 それを覚悟で進んでみる。
重要な分岐点に着いた。 真っ直ぐに進めば ”多々良木トンネル”に
入ってしまうので、ここは湖岸沿いの道路である左側の道に入る。
ここまで若干の落石があったが、通行止はこれだろうと
思われる倒木が見えて来た。
湖岸道路ながら湖岸が見えない道路が続く。
相変わらずの樹木越しであるが、所々で湖岸が見えた。
車は絶対に通れない倒木であるが、徒歩では枝も隙間を
通り抜けることが出来た。 これで引返しは免れた。
対岸の左岸道路が見えない。 左岸道路から湖岸が見えなかった証しである。
取水塔に着いた。 左にダム堰堤も見えているが、間にわんどがあるので、距離は遠い。
”取水塔”の横から ”ダム堰堤”を見る。
標高612mの ”黒川ダム湖”から標高225mの ”多々良木ダム湖”に
放流されているそうだ。
展望所からは何の障害まなく、多々良木ダムを見ることが出来た。
散策地図には載っていなかった立派な展望所があった。
展望所からダム堰堤までの直線距離は僅かであるが、大きなわんどを
周る必要があるので歩く距離としては随分と長い。
湖岸道路の半島?を歩くより、トンネルを通る方が
1/4の距離で済むのであるが、今回はあえて湖岸道路を通った。
通行を避けた ”多々良木トンネル”の出口に戻って来た。
前方にダム堰堤が見えて来た。 ダム1周は意外と短い感じがした。
右岸道路は少し高い所を通っていたが、
相変わらずに湖岸は見えなかった。
2時間47分にて駐車地の車に戻る。
樹木に隠れてしまったが、左端に取水塔が見えている。
朝方より陽当たりが良くなっているので、もう一度、ダムの天端に行ってみる。
水が流れていないのが寂しいが、オーバーフロー水路を見る。
何時に開錠されるのかは知らないが、
予想通りに天端のゲートは開錠されていた。
陽当たりが良くなり明るさが増した ”多々良木貯水池”。
車で多々良木ダムの下流部にある ”あさご芸術の森”に移動する。
多々良木ダムの下流部から円山川までの多々良木川全域が公園になっている様であった。
南北の方位が逆ですので要注意。
”あさご芸術の森”の駐車場から見た ”多々良木ダム”の堰堤。
芸術の森とあって理解出来ない作品が立ち並んでいた。 おいらはダムを見たいだけ。
味気の無いロックフィルダムを見る。
ダム管理所の横にある車3台分のダム見学者用駐車場から左周りに歩き始める。