島根県松江市魚瀬町

1980年08月09日〜12日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』  毎日が雨模様の天気で、つらいキャンプではあった。
細かいことは覚えていない
  職場の釣り仲間と島根の日本海に釣り、潜りで行ったことは覚えているが、何故、
島根まで行ったのか、詳細は覚えていない。 写真を見て小型ボートまで持って行っているのも驚きであった。 当時、おいらが持っていたボートに間違いは無い。
プロのウニ漁師との出会い
  3名程の漁師とその家族の一向であったが、年間を通して、各地の海岸を点々としているらしい。 その都度、各地の漁協と契約して、採集権を得ているらしい。
  彼らはきたい上げられた体をしており、横に潜って彼らのウニ採りを見ていると、3m程の海底に潜り、大きな岩をひっくり返して、岩の裏に付いているウニを採っていたのであった。 つまり、毎日がウェイトトレーニングしているようなものだった。
  彼らの宿舎に呼ばれ、日本酒と刺身の御馳走を戴いていると、潜り漁師にならないかの勧誘してきた。 月20万円を出すとの条件で、倍の給料となるが、いくら潜りが好きとは言え、年中、潜りたくないので、丁重にお断りした。
魚瀬海岸キャンプ
回顧録
  職場の仲間と島根県の海岸でキャンプをしたのは覚えているが、どうして魚瀬の海岸にしたのかの記憶が残っていない。 写真に小さなボートが写っているが、当時、確かに小型ボートと2PSの船外機を持っていたが、小型ボートをセダンのルーフに積んで行ったのかも知れない。
  記憶の少ない中で、はっきり覚えているのが、テントを張った同じ場所にウニ採りのプロ集団がやって来て、ウニ採りをしている横を潜っていると、何故か意気投合して大きなアワビをくれたのだった。
  彼らと漁協との契約はウニ採りだけで、他の魚介類を獲っては行けないのだ。 宿舎に真似から日本酒を御馳走なっている内に、月収20万円を出すからウニ採りをしないかと勧誘を掛けて来た。 いくら給料は良くても冬場まで潜りをする気はない。
Road Map :宍道湖の北側を走るR431から県道266号線に入る。
Route Map:魚瀬の海岸でキャンプする。

どういう経緯で、魚瀬の海岸を選んだか覚えていないが、
釣りにも潜りにも最適な場所であった。
磯が点在する風光明媚な魚瀬の海岸にテントを張る。 毎日、雨模様の天気が続き、寒い8月であった。
小型ボートをどう車に積んで来たのか、どう海岸に下ろしたのか記憶が残っていない。
職釣り名人の彼でも小魚しか釣れず、粗末な食事となる。
釣れたのは小グレに、小ベラのみ。 しかし、プロのウニ採り漁師が居た関係から、公表したくない御馳走を隠している。
プロのウニ採り漁師と一緒に潜っていると、眼を付けられて、大きな磯岩を
1周する潜水で勝負しようとけし掛けて来た。 勝ってもやばいので辞退しておく。
”お前ら何もよう採らない!” と大きなアワビをくれたが、実は6ヶのアワビを
隠していました。
流木を燃やして、海岸掃除しているボランティア?です。
うおせ・かいがん