鹿児島県天城町松原

1973年04月26日〜5月08日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』 島内観光もしたが、昼と夜のスキンダイビングを堪能した。
ウィキペディアから
 
徳之島(とくのしま)は、南西諸島の奄美群島に属する離島の1つであり、島内には鹿児島県大島郡徳之島町、伊仙町、天城町の3町がある。 県内では奄美群島は奄美大島を中心とする、奄美地方という地区に含まれる。 面積はおよそ248km2 、周囲はおよそ80km。
日本では北方領土の色丹島よりやや小さく、14番目の面積を持つ。 ニウエと面積がほぼ同じである。人口約2万7千人の島である。
合計特殊出生率の高さでは、国内第1位から第3位を島内の3町が占めている。 ただし人口そのものは減少している。 主要な産業はサトウキビ、ジャガイモ、ショウガ、果樹などの農業、キハダマグロ、ソデイカ、カツオ、イセエビ類などの近海漁業、黒糖を原料とした菓子、黒糖焼酎製造など。
徳之島スキンダイビング
  この頃は富士山直登、六甲全縦走を経験して、山登りはしんどいだけでまったく面白く無いと痛感していた時期である。 逆に素潜りに夢中になった時期であり、年に2回は奄美、又は沖縄に通い出した。 会社での会議中はいつも息堪えのトレーニングをしていた。 最高記録としては4分15秒だった。
HP形式にしてみたが・・・
  何分にも47年前の旅行であり、記憶も薄れ、思い違いもあろうが、荒筋には間違いが無いと思っている。 他の旅行もアップする予定なので、それを通じて前後関係がはっきりして行くと思う。 今後、精度を高めて行きたい。
徳之島スキンダイビング
  会社のG・Wを利用して友達の田舎がある徳之島松原に行く。 目的はスキンダイビングであるが、海釣りと、島内1周観光地巡り、鍾乳洞見学も行う予定。
  友達の田舎なので、宿泊費も食事費も無料であったが、夕食のおかずは海から調達した。
Road Map :神戸港から貨客船で、奄美大島名瀬港を経由して、徳之島亀徳港に至る。
Route Map:レンタカーで亀徳港から松原地区へ移動する。

亀徳港に入港し、レンタカーで松原地区に移動する。
真ん中のおじいさん(60歳)は自称、タコ取り名人らしく、
ポイントまで案内してくれたが、この日はタコは居ず、スカだった。
昼間では何も採れないと判っているが、夜の為に海底をチェックしておく。
”ミノカサゴ”は人が近付いても逃げないが、
背びれに毒があるので、要注意である。
足ヒレを付けたまま浅瀬を歩くんじゃない!
サンマの缶詰とメリケン粉を練り込んだ餌で、河口で釣った小魚。
ボラ、チヌ、イサギの小魚はフライにして貰った。
”キンメダイ”と言いたいが、名前が判らない
小魚は煮付けにして貰った。
のろまな ”ハリセンボン”は簡単に突くことが出来た。
このフグは毒が無いので、煮付けにして貰った。
昼間の獲物としては立派なサイズの ”ハタ”をゲット。
これは刺身にして貰った。
長期線になると思い、缶コーラー持参で泳いで
いたが、4時間も海上に浮かんでいた。
夜中の海で、このサイズの ”大ウナギ”に出合った時は、一瞬、
こちらが逃げようかと思ったが、気を取り直して突いてみた。
1発目は頭の後ろの急所に命中したが、皮を破り、逃げてしまった。
追い掛けて2発目で仕留める。
”大ウナギ”はかば焼きにしてくれた。
立て網を借りて、追い込み漁の真似っこをする。
追い込み漁で30cmの ”チヌ”2匹と小魚が沢山採れた。
毎日の魚料理に嫌気が差して来た。
河口で夜釣りした ”モンツキ”3匹、釣り餌は夕食の刺身の残りを使った。
5月3日 潜りに飽きて来たので、徳之島1周の観光ドライブをする。
島の北端にある ”金見崎展望台”
”金見崎展望台”から見た ”東シナ海”はバカチョンカメラの
せいで散々な景色にしか写っていない。
島の南西部にある、広大な芝原がある ”犬田布岬”
”犬田布岬”にあったオブジェの錨を動かそうとするバカ2人。
”犬田布岬”からの海岸美。 現カメラで写真を撮り直したい思いである。
隆起サンゴが広がる ”ムシロ瀬”
”ムシロ瀬”にて。
1匹でも魚を突きたくて、やる気だけは満々。
素潜りが苦手な者は小魚釣りに興じる。
水中メガネをしている方が、顔がキリっとしている。
昼間は暇潰し程度に泳いでおく。
リーフの外側の落ち込みが、大物魚、イセエビの
ポイントとなる。
奄美、沖縄に行って、海に潜らない奴が居るが、
俺には信じられない程に損している。
泳ぎのヘタな ”ハコフグ”は簡単に突けるが、皮膚の下に骨があり、モリが抜けなくなるので、突かない方が得策である。
透明度が高い分、魚は良く見えるが、魚からもこちらが良く見えている。
昨夜は雨が降り、目の前にカミナリが落ちる悪天候であったが、
閃光が落ちた光の中に2匹の ”テングハギ”が浮かび上がった。
1匹を突いても、もう1匹は逃げることなく、これも突いてしまった。後から思うに2匹は夫婦だったのかも知れない。
大きい方の ”テングハギ”で50cm、手応えあるサイズだった。
釣り組が釣った25cmの ”モンツキ”2匹。
おいらが突いた32cmの ”カワハギ”