〔014〕百里ヶ岳 (931m)

2009年09月26日(当時60歳)


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滋賀県高島市朽木小入谷
福井新聞の豆知識より
  小浜市と京都府の境にある嶺南第2の高峰。登山道は鯖街道でもあった。 頂上から百里四方が見渡せるというのが名の由来だが、実際には展望はそれほどよくない。
Road Map :滋賀県西部を走るR367から県道783号線に入り、小入谷の集落に至る。ここから林道へ。
Route Map:小入谷からの林道をおにゅう峠まで上り詰め、少し下の登山口から山頂を往復する。
−−標高差:55m
累積標高差:511m
百里ヶ岳を登り終えて
  下りの方が時間が掛かっていることでも判る様に登山口からの標高差はたった
55mであるが、登り下りが多く、累積標高差は511mもあった。
ガスが出るとシカが活発になるのか、シカの鳴き声が多く、姿も良く見掛けた。
今日は関西百名山の3山を消化出来た
 天気の良い時にもう一度登りたい気持ちはあるが、多分、2度と来ないだろう。
関西百名山』 濃いガスに包まれてしまい、山頂からの展望が良かったのか悪かったのか判らなかった。
登り:55分、下り:58分
−−− おにゅう峠下登山口 根来坂峠 白石山 県境尾根出合 百里ヶ岳
登り→ 15:01 15:11 15:17 15:34 15:56
←下り 16:58 16:48 16:42 16:23 16:00
小入谷の集落から始まる林道は判り難く、大倉谷林道の方に
”百里ヶ岳登山口”の表示があり迷い込んでしまうが、大倉谷林道は
悪路で車では走れ無く間違いである。 林道を”おにゅう峠”まで
上るが峠には登山口が無く、少し戻った地点が登山口だった。
写真は登山口から上って来た林道を見る。
登山口から ”三国岳”方向を見ている展望であるが、
どれが ”三国岳”かは判らなかった。
登山口から871mピークまで登り、その後、下って行く。
周辺はブナ林で、今日はブナ林を見る一日となってしまった。
登山口には車3台程の狭い駐車スペースがあるだけ、登山口との
表示も無い。 ”おにゅう峠”には広い駐車場があった。
少し下って鯖街道が通っていた ”根来坂峠”に着く。
”根来坂峠”には犬小屋の様な地蔵堂や石塔があり、
歴史の道を感じさせてくれた。
下り終えると穏やかな道となり、33分で百里新道への
分岐となる ”県境尾根出合”に着く。
百里新道で小入谷までは3.6kmと書かれていた。
16分程で ”白石山”(860m)と書かれたピークに着く。
ここからは勿体無いほど大きく下って行く。
55分にて ”百里ヶ岳”(931m)に着く。 少し晴れそうに
なってはきたが、周辺はガスで何も見えない。 晴れていても
展望は余り良く無い様だ。 当然、直ぐに下山する。
その後も薄いガスの中、登り下りを繰り返し、
山頂への最後の登りをこなす。
登山道の殆どがブナ林で展望は無いが、1ヶ所だけ展望所があった。
ガスで見え難いのと土地勘が無いので同定は出来ていない。
山頂からの下山路、今日は天気が悪く、ブナ林一色の一日だった。
美味しそうな ”ナメコ”が沢山生えていたが、
キノコには手を出さないの鉄則を守る。
幻想的ではあるが、今日は3山共に、こんな景色を見続けている。
ゆりがたけ
2024年8月23日改定
下山後、 ”百里ヶ岳”を振り返り見る。
左端から山頂まで穏やかな尾根筋が続いているのが良く判る。