兵庫県加古郡稲美町六分一

2021年08月05日


日本の海岸、湖に戻る
公園、庭園、お城』  自宅近隣の散歩コースである天満大池公園を散策する。
天満大池公園
  自宅から歩いて行っても25分の距離にある ”天満大池公園”は短過ぎて、これまで何も感じないが、改めて見ると中々良い公園であった。 兵庫県は日本でも溜池が一番多い県らしく、稲美町の航空写真を見た時に半分近くが溜池なのに驚いたことがある。車で走っている内は溜池の多さにには気付かない物だ。 天満大池は兵庫県で2番目に大きなため池らしい。  
天満大池公園
天満大池公園 ウィキペディアから抜粋。
  稲美町にある天満大池を整備した公園である。農業用ため池としての機能も残している。 天満池は2010年(平成22年)3月25日に農林水産省のため池百選に選定された。 天満大池の原形となった岡大池の築造は飛鳥時代後期である白鳳3年(675年)頃と推測され、兵庫県下で最も古いため池であるとされている。
Road Map :県道384号線と県道84号線が交差する所に天満大池がある。
Route Map:樹林の公園内に沢山の散歩道と天満大池の外周に遊歩道がある。

公園内には沢山の散歩道と、3つの池の外周には遊歩道が整備されている。
てんまおおいけこうえん
稲美町立
  天満大池公園は稲美町に住み始めての頃からよく利用している公園で入園料も駐車場も無料である。 自宅から徒歩で20分の距離にあり、子供が小さい頃はBTRの練習場に、歳を取ってからは散歩コースとしてよく利用している。
散策時間:今回の赤線コースで約1時間。
天満大池公園の北側入口にある駐車場。 無料駐車場なのでいつも多くの車が停まっている。
ここ以外にも2ヶ所に駐車場がある。
天満大池公園の東側に隣接して貸農園である ”にじいろ農園”が隣接している。
”にじいろ農園”の南側にも無料駐車場がある。
北側入口から入って直ぐの所に遊具広場がある。
遊具広場から見た円形の運動広場は大池に大きく飛び出している。
外周には樹林帯に覆われた遊歩道が通っている。
稲美町の溜池では特定外来種には指定されていない様であるが ”アカミミガメ”しか見なくなってしまった。 これがハスを食べてしまうので、ハス畑が無くなってしまった。
大池から田畑に水を供給している水路には遊歩道的な橋が架けられている。
”BBQサイト”は現在コロナ禍で使用禁止となっているが、
普段であれば役場に申請すれば無料で借りられる様である。
円形の運動広場の外周には遊歩道が通っている。
円形広場の外周の遊歩道の外側にも更に細い遊歩道が設置されており、
若い時にはここで毎週の様に息子と ”BTR”の練習を行った。
親父40歳、息子11歳、毎週のBTRの特訓が続いた。
BTR:バイシクルトライアル、MTB:マウンテンバイクの略。
この頃の天満大池公園の樹木はまだ大きく育っていなかった。
息子のBTRの特訓のつもりであったが、
いつしか親父の方が夢中になっていた。
今日の気温は34℃であるが、樹林での日影の中は大池からの風が抜けて涼しかった。
サクラの木もあるが、大半は大木に育っている ”ラクショウ”(落羽松)であり、根元には気根が出ていた。
たわわに実っていた ”ラクショウ”の果実。
風光明媚な景観であるが、残念ながらこれは溜池でしかない。
大池の中央に小さな島があるが、この島には名前が付いていない様だ。
遠目でよく判らないが、小島に茂っているのは ”ラクショウ”の様であり、
”ラクショウ”の木に ”ノウゼンカズラ”が這い上り花が咲いていた。
夏らしいのではあるが、セミの鳴き声がうるさ過ぎる。
早朝にはウォーキングするお年寄りが多いが、くそ暑い真昼間には人は殆ど歩いていない。
南側の遊具施設は老朽化の為に使用禁止となっていた。
どこから見ても ”小島”がアクセントになっている。
木陰のベンチで寛ぐ中年女性。 これがビーチならもっと絵になるのであるが・・・
保護の為に囲われた ”アサザ”畑には花が殆ど咲いていなかった。
コンクリートで舟形に作られた ”アサザ”の水槽。
ネットから綺麗に咲いている ”アサザ”の写真を頂いて来る。
岸から離れた所に2〜3の花が咲いていたが、
3倍ズームではこの程度の写真しか撮れなかった。
天満大池公園の南側入口にある無料駐車場。 ここから大池の外周路が始まる。
大池の外周路から見た ”天満大池公園”は ”ラクショウ”の巨木で覆われている。
冬に飛来する ”コウノトリ”の餌場があるらしいが、ここのことだろうか?
夏のシーズンには水鳥は殆ど居なかった。 これが水鳥の餌場?
太陽光発電パネルで駆動している小さな噴水があった。
天満大池の南側には大河原山池があり、その間に真っ直ぐな遊歩道が通っている。
”大河原山池”は面積の半分程が太陽光発電パネルで覆われている。
天満大池の対岸から見た ”天満大池公園”の全景であるが、両端は入り切っていない。
デザイン料は無料かも知れない単純な記念碑。
”大河原山池”の外周には遊歩道が設けられている。
数ヶ所に立っていた ”アサザ”の説明板。 ”アサザ”の自生池は天満大池と
茨城の ”霞ヶ浦”にしかないと言うのは本当なのだろうか?
南側の天満大池を1周して公園の北入口近くに戻って来た。
道端に咲いていた綺麗くはない見たことの無い花。
昔々は天満大池は一つの大きな溜池だったらしいが、
現在は県道384号線で分断されており、橋で2つの橋が繋がっている。
金の無駄使いの記念碑。
県道の橋で2分された天満大池であるが、北半分も南半分の池にも
別個の名前は付けておらず、北側半分は道路を増設する工事が進んでいた。
天満大池に隣接するお洒落なレストラン。 ここで食事をしたことがない。
工事中の天満大池の上池には、将来、遊歩道になるのではの準備が見られた。
遊歩道になるなら散歩コースが長くなりそうだ。
JAの経営である ”にじいろふぁーみん”は地元の生産者が野菜・果物・花等を持ち込み販売している。
天満大池公園の駐車場が満車の場合、”ふぁーみん”の駐車場を使うことが出来る。
天満大池公園に隣接しているJAが経営している貸農園の ”にじいろ農園”
設備は整っているが、レンタル料は一区画約10坪で年2400円とクソ高い。
暇潰しにはなるが上手く作らないと元は取れないだろう。
貸農園の空地には中輪の ”ヒマワリ”が見事に咲いていた。