兵庫県明石市明石公園

2021年10月12日


日本のお城に戻る
日本のお城』 好きではなかったお城巡りに急に目覚めてしまった。 まずは地元から・・・
明石城址 (ウィキペディアから)
 JR明石駅北側に位置し、駅ホームより間近に望める。縄張りは連郭梯郭混合式の平山城である。
丘陵舌端に築かれ、本丸付近は柿本人麻呂を祀った人丸塚があったと言われており、この地は嘉吉の
乱で激戦地となった。 明石の地は、山陽道が通り、北には丹波国、但馬国への道が分かれ、淡路島、
四国のルートがあり、古来より交通の要衝であった。 徳川幕府が西国の外様大名の抑えの城として、
姫路城についで着目した。現在中堀の内側は兵庫県立明石公園として整備され、日本さくら名所100選
に指定されている。 櫓や石垣は1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災で被害を受けたが全面修復された。
明石城址散策
  2つの櫓は綺麗に再建されていたが、天守閣を含め、他の遺構がまったく再建されていないのが、日本100名城としては寂しい感じであった。
明石公園散歩
  桜の花見で有名な公園であり、夜桜で2回来たことがあるが、夜だったので、酔っぱらったことしか覚えていなかった。
日本庭園散策
  大型重機が入って工事していたので、その影響を受けているのか日本庭園の池水が汚れていたのが残念であった。 桜の花時にも再訪してみるか。
明石城址
  47年勤めた会社が西明石にあり、職場の夜桜宴会で2回訪れたことがあるが、共に夜だったので
夜桜を楽しんだだけで、お城址としては見たことがない。 近隣過ぎて、これまでお城址としては訪れたことが無く、逆にそれが不思議な感じがした。
あかしじょうあと
Road Map :JR明石駅の北側、明石公園内にある。
Route Map:入場料は無料。 駐車料金は30分まで無料、5時間までは500円。

日本100名城
JR明石駅のホームから見た ”明石城址”。 この光景は電車に乗りながら、過去何度も見ている。
正面入り口から入城する。 通路では10月23日〜11月14日に行われる ”大菊花展”の
準備が進められていた。 同じ来るなら、”大菊花展”の時にすれば良かった。
園内数ヶ所に簡易地図が提示されていたが、園内が広くて頭に入らない。
お城址を巡ってから、公園内を適当に歩くことにする。
天守閣が再建されていない ”明石城”ではこの景色、
右 ”巽櫓”(たつみやぐら)と左 ”坤櫓”(ひつじさるやぐら)を見ればお城見は終わってしまう。
天守閣の再建が無くても、この2つの ”櫓”で ”明石城址”が日本100名城に登録されているのは立派である。
まずは右側の ”巽櫓”(たつみやぐら)に行ってみる。
”櫓”とは言え、小さなお城の ”天守閣”程度のスケールがあった。
上り階段を振り返って見ると、明石を代表する ”明石大橋”が見えていた。 絶景である。
”巽櫓”の見事な石垣を見る。 ”櫓”に入れるのは公開日が決まっているらしい。
”巽櫓”付近から明石の市街を見る。 遠くに ”淡路島”、眼下に ”日本庭園”が見えていた。
同じく、眼下の左 ”日本庭園”、右 ”西芝生広場”を見る。
西側の ”坤櫓”(ひつじさるやぐら)を見る。 こんな漢字は読める訳がない。
ここも内部には入れなかった。
”天守台”から見た ”坤櫓”。
”明石城址”の散策を終えて、”明石城公園”に入って行く。
この平地が ”本丸跡”らしく、何の遺構も残っていなかった。
”桜堀”の溜池?
〔明石城公園〕
平日の曇り空で、まったく華やかさの無かった ”剛ノ池”。
沢山のスワンは全て停泊していた。 スワンの稼働は土日祭日しか見られないのか?
なんちゅう顔をしとんじゃえ!
”剛ノ池”の外周路にあった休息所。 お散歩ジジーの溜まり場になっていた。
”千畳芝”の広大な広場は、”大菊花展”の会場になると思われるテントが沢山張られていた。
これが ”大菊花展”ならば、その規模に驚く。
雨こそ降っていないが、どんよりと曇って陰気な感じとなった ”剛ノ池”。
一番奥に小さな滝があったが、ここんところの
雨不足で滝水は流れていなかった。
”剛ノ池”周囲の散策路から離れて、林の中の遊歩道に入って見る。
この上で外周路に戻る。散歩するには持って来いの遊歩道であった。
樹林帯の中、よく整備された遊歩道が続く。
外周路には綺麗な大きな橋が架かっていた。
”剛ノ池”の外周路を1周して城郭下に戻って来る。
園内を ”グレート・デン”1歳が散歩していたので、写真を撮らせていた頂く。
大きな体格であるが、穏和な性格で「優しい巨人」と呼ばれているらしい。
手を舐められたが、噛まれはしなかった。
犬だけではスケールが判らないので、お姉さんにも写真に入って
頂いたが、お姉さんもスケール負けをしていなかった。
〔日本庭園散歩〕
城郭前に戻り、残しておいた ”日本庭園”を散策する。
工事中の為か? ”ひぐらし池”は池水が汚く、日本庭園の感じはしなかった。
”乙女池”の南側半分を見る。
”乙女池”は日本庭園風に仕立てられていたが、
池水の汚さでがっかりであった。
真ん中に小島があり、石橋が通る ”乙女池”の略全景。
”藤見池”はスイレン池となっており、水も汚れてはいなかった。
”藤見池”の小島には手入れされた松の木が茂っていた。
これで、お城巡り、明石公園散歩、日本庭園散策を終える。
季節外れ?の ”スイレン”の花が綺麗に咲いていた。