兵庫県県淡路市北淡町野島常盤

2021年11月02


日本の鍾乳洞に戻る

Road Map :神戸淡路鳴門自動車道を淡路ICで下りて、あわじ花さじきへの
             県道157号線に入ると野島常盤地区にある。
Route Map:野島鍾乳洞はカーナビにも出て来るが、脇道なので判り難い。
日本の鍾乳洞』 立入禁止は聞いていたが、入口が狭くなり入洞は出来なかった。
野島鍾乳洞・兵庫県唯一の鍾乳洞
  淡路島北部、野島断層にほど近いところに兵庫県で唯一の鍾乳洞、野島鍾乳洞があります。 入り口は大変狭く中にはいることができません。 内部は、高さ平均1m、最も高いところで5m、全長は約120m、勾配は1/10です。
  野島鍾乳洞は第三期中新世中期(約2千万年前)の神戸層群下部の岩屋類層中にある
カキの貝殻の密集してできた含礫砂質石灰岩中に生じたもので、洞窟内には小型の鍾乳石など石灰洞特有の現象がみとめられています。 野島鍾乳洞は全長が約120mで
未調査部分も残されています。 鍾乳洞の上端入り口は小型のドリーネを形成し石灰岩地帯特有の地形が見られます。 ※ドリーネとは、カルスト地域にみられる溶食によって生じた漏斗状の閉鎖している凹地形のこと。
兵庫県で唯一の鍾乳洞
  玄武洞とか火山石の名勝地は沢山ある兵庫県に鍾乳洞が1ヶ所しかないことに不思議な感じがした。 古くから立入禁止にはなっているらしいので、淡路島に行く序でがあれば入口だけでも見たいと思っていたが、淡路島に行っても忘れてしまい通り過ぎるだけになってしまった。
'21年の淡路島観光
  洲本城淡路城 → 野島鍾乳洞 → 松帆台場
野島鍾乳洞
  淡路島に小さな鍾乳洞があると知った時には既に立入禁止となっていた。
それでも入口だけでも見たいと思い、淡路島に行く時に序でに見てもみようと思っていたが、何度もその序でを忘れてしまい、やっと今日の訪問となった。
のじましょうにゅうどう
県指定文化財
道路淡路緑景観キャンパスに向かう市道から脇道に入る必要があるが、案内板、
道標がないのでカーナビに出て来る ”野島鍾乳洞”を頼りに探す必要がある。
”浄化施設”の管理道を下って行くと ”野島鍾乳洞”がある。
横の小さな川は ”野島鍾乳洞”の ”ドリーネ”に流れ込んでいた。
車1台がやっと通れる村道からは ”水道水浄化施設”が望めた。
この建屋の向こう側に ”野島鍾乳洞”の入口があった。
2002年10月の森脇さんの ”野島鍾乳洞探検記”によると、
道路脇には写真の案内板が立っていたらしい。
同HPによると、鍾乳洞入口に人が入れる程の
隙間があった様である。
管理道の終点に案内板があり、その横に鍾乳洞の入口が見られた。
30年前に立てられた解説板はまだ何とか読めるが、かなり劣化してしまっていた。
ネットにも徐々に入口が狭まっているとの情報があったが、今日見た状態では入れそうに
なかったので、服を汚してしまうだけになりそうなので、入洞のチャレンジは止めにした。
鍾乳洞は奥行120mと書かれているが、
立った状態で進めるのかは不明である。
同じく森脇さんのHPによると、19年前には
入口に人が何とか通れる隙間があったらしい。