兵庫県丹波市山南町上滝

2021年02月20


日本の鍾乳洞に戻る

Road Map :R175を山南町井原で県道77号線に入り、山南上滝まで東進する。
Route Map:川代公園に車を停めて広田の吊橋までを往復する。
日本の鍾乳洞』 丹波竜発掘地見学のHPを鍾乳洞の分類に入れておく。
丹波竜の里公園(ウィキペディアから)
  丹波市の「丹波竜の里計画」に基づき、化石発掘現場周辺整備として完成している駐車場に隣接する形で、2015年(平成27年)3月29日に市立の公園として開園した。 近くで発掘された丹波竜の実物大
モニュメント(体長15m、体高7m)やアスレチック&スライダー などが整備されている。
「元気村かみくげ」]が隣接している。
丹波竜の里公園
  入園料は不要であり、駐車場も無料なので、丹波竜の実物大モニュメントを見るだけでも値打ちがあると思った。 化石発掘体験も見付けた化石は持ち帰り可にして貰えば喜んで体験するのであるが、見付けても取り上げられるでは面白くない。
  観光地図に記載されている ”広田の吊橋”は少し長い吊橋なだけなので、わざわざ行く必要がないと思います。
丹波竜化石工房、ちーたんの館
  2016年に関西で ”恐竜博”が開催されると聞いて入館料1400円を支払って大阪南港まで見に行ったが、展示物が少なく、まったく面白くなかったことを経験している。
  それから比べて ”ちーたん館”の入場料は210円と安く、展示物には期待しなかったが、狭い館内にぎっしりと並べられた展示物の多さには驚かされた。 恐竜に少しでも興味があるのなら ”丹波竜化石工房、ちーたんの館”は見ておくべきだろ思う。
丹波竜の里公園
  丹波竜が発掘されたことはニュース等で発見当初(2006年)から知っていたが、特に興味は湧かなかった。 最近、実物大の丹波竜モニュメントがあることを知り、急に見に行きたくなった。
たんばりゅうのさとこうえん
ちーたんの館
県道77号線をJR下滝駅を過ぎてからしばらく東進すると ”川代公園”への道標が出て来る。
丹波竜化石工房 ”ちーたんの館”
兵庫県丹波市山南町谷川
”元気村かみくげ”に無料の広い駐車場がある。
この一帯が ”丹波竜の里公園であり、遊歩道はここから始まる。
一番会いたかったのが ”丹波竜”のモニュメント。
流石に実物大は迫力があり、見る価値はあった。
大きなお腹をしているが・・・誰も見たことが無い恐竜の姿なので疑ってもしょうがないが・・・
”丹波竜の里公園”には ”丹波竜”以外にも2点の恐竜がさり気無く
置かれており、すべり台も恐竜のモニュメントになっていた。
誰かにいたずらされて前足を骨折し、包帯が巻かれていた。
「イタイよーう 涙) やさしくしてね!」とお洒落な張り紙がしてあった。
”丹波竜の里公園”から遊歩道に入る。
子供に人気がある ”化石発掘調査”におじさんが、どこからか土砂を持ち込んでいた。 化石を発見しても持ち帰れないことを知っているので、ここはパスする。
整備された綺麗な遊歩道には恐竜の足跡が続いていた。
加古川の支流である ”篠山川”は渓流的な荒々しさが出ていた。
ここは ”丹波竜の発見地”ではなく、単なる展望所の様だった。
展望所から見た篠山川の渓流。 地層の傾きがよく判る。
この辺りは禁漁区では無く、化石採掘禁止エリアらしい。
遊歩道沿いに ”丹波竜”の大きな看板が立っていたが、大き過ぎて
全体の写真を撮るには田んぼに入れなければ撮れなかった。
”丹波竜の発見場所”である赤色の恐竜マークが見えて来た。
発掘終了後は地層保護の為にコンクリートで覆ってしまったらしい。
展望台には発掘当時の解説、写真があったが、写真は太陽光に曝されて劣化していた。
コンクリートで覆われた発掘場所。 大きく傾斜した地層が何かを感じさせてくれた。
展望台の後ろには化石を触れるコーナーがあったが、
解説板を読んでいないので、本物か否か判らない。
観光地図によると ”広田の吊橋”は ”JR下滝駅”の直ぐ近くに
ある様だが、そこまでは何の見所も無く、淡々と田んぼ道を歩くだけらしい。
国の登録有形文化財に指定されており、入場無料であったが、
どうせ古い発電設備の展示だけだろうから、入館はしなかった。
”丹波竜発見地”に隣接して ”旧上久下村営上滝発電所記念館”が建っていた。
せっかくだからと観光地図に載っていた ”広田の吊橋”まで行って見るが、
遠いだけで、行く程の価値があるものではなかった。
吊橋から見た ”篠山川”には渓流感が無くなっていた。
この橋を見るのであれば、近くにJR下滝駅があり、
駅の駐車場が1時間無料なので車で来た方が良い。
吊橋を渡って左岸側から見た ”広田の吊橋”
車で ”丹波竜化石工房 ちーたんの館”に移動する。 入館料は大人210円、小中学生100円とべらぼうに安かった。
入館時にはアルコール消毒、検温、住所氏名の記載と徹底的なコロナ対策が行われた。
リアルな恐竜が壁を突き破っていた。
大平金属(株)からの寄贈品らしい。
館内は博物館としては狭かったが、折り重なる様に展示されていたので、充分に堪能出来た。
やはり、”丹波竜”の骨格標本がメインの展示物となっていた。
先程、”丹波竜”の実物大モニュメントを見たばかりなので、つい目が行ってしまう。
ここには骨格標本があったので、長い首で頭を支えているトラスト構造がよく判った。
暇なら読んでみて!
”丹波竜復元進行中”と書かれたパネルには見付かった化石が張ってあったが、
逆にまだこれだけしか見付かっていないんだ。 これでは首の長さに正確性はないのでは!
”サイ”の御先祖様ですか?
掲示板には ”レプリカ”と書かれていたが、レプリカで充分です。
”アルマジロ”の御先祖様ですか?
先程見た ”丹波竜化石発見地”では、このような作業が行われていたらしい。
ビデオ放映を写したもので、画像が悪く、御免なさい。
鳥に進化しようとしている小さな恐竜? とは適当に書いています。
左は ”うんこ”ではなく、”たまご”らしい。
こいつはジェラシックパークに群れで出て来る奴では?
”始祖鳥”の仲間? 解説板を読んでいない。
やはり、首の長さが気になる。 首元にはどれだけの筋力が必要なのか?
片持ちは工学的に不合理な構造である。
前述もしているが、誰も見たことがないので、どんな姿、どんな色合いにしようが作者の勝手である。
水晶を見付けても大喜びするおいらは、こんな仕事をしたかった。
いわゆる、最大の恐竜 ”T・レックス”ですか。
館内を1周して出口に戻って来る。 充実した博物館だったので、又来てみたい。