埼玉県秩父郡小鹿野町両神小森

2018年11月02日


日本の滝百選に戻る

Road Map :R140から県道37号線を北進し、道の駅「薬師の滝」手前で両神山
            登山口に通じる県道367号線に入る。
Route Map:滝見者用の駐車場があり、滝壺側に行くには東口が近く、展望台に行くに
            は西口が近い。 周回するのであればどちらかでも同じ。
日本の滝百選』   今日の滝巡りの最後に訪滝したので、陽当りの良い時間を外してしまった。
丸神の滝
 丸神の滝は観光滝なのでいつでも行けるとの思いから、今回の計画は全て難攻不落だと言われている”早戸大滝”に合せていたので丸神の滝への思いは若干おろそかになっていた。
折角の日本の滝百選なので、もっと訪滝時間を考慮すべきだった。結果論で反省しています。
昇竜の滝
 両神山は'02年08月に登っているが、その頃から東側から登ると地主から文句を言われるとの話しがあり西側の崩壊している登山道から登っている。”昇竜の滝”もその地主の土地を通る為、両神山への山登りではなく、滝見だけと挨拶する必要があるらしい。 てな状況で行きたくなく、時間も時間になってしまったので、今回は ”昇竜の滝”行きは取り止めた。
 栃木県の山友が両神山(入山料千円)に今年の9月17日に登っており、その下山時に ”昇竜の滝”を訪れ、写真を送って頂いていたので、これで滝見したことにしておく。 再訪は多分無し。
今日の温泉、寝床
 目的の日本の滝百選の2つを消化出来たので帰宅しても良いのだが、折角、埼玉まで来たのでもう
1日、滝巡りを続けることにした。 丸神の滝の直ぐ近くにある道の駅「両神温泉薬師の湯」で温泉(\600)に浸かり車中泊とする。
'18年、関東の滝巡り
  11月01日:早戸大滝、雷滝
  11月02日:白滝、神庭洞窟、夫婦滝、龍門の滝、清浄の滝蛹沢不動滝、大除沢不動滝
                → 丸神の滝
  11月03日:秩父華厳の滝、上空滝、不動滝、子ノ神の滝 → 不二洞 → 線ヶ滝
〔028〕丸神の (落差76m)
ウィキペディアから
  埼玉県内では唯一日本の滝百選に選ばれた滝である。

落差:76mの3段瀑(1段目12m、2段目14m、3段目50m
  埼玉県民でもこの滝を知っている人は少なく、観光者が少ないため、多くの自然が
残されている。また、もうひとつの特徴として、大量の水が一気に流れ落ちるのでは
なく、小量の水が坂を静かに流れ落ちるため、とても綺麗な滝である。

まるがみのたき

 ”丸神の滝”は日本の滝百選に選ばれている滝であり、陽光に光り輝く滝姿を見たかったのだが、奥秩父の滝巡りで思いの外、遅くなってしまい山蔭で明るさを失った中での滝見となってしまった。 大した山歩きでは無いので、明日、もう一度訪れることも考えたが、実際には今日だけで済ませてしまった。
周回時間:55分
両神山の登山口に向かう県道367号線沿いに滝見者用の駐車場がある。
丸神の滝へのハイカー用駐車場に着いたのは15時前。 「秋の日はつるべ落とし」のことわざ通りに陽が陰って来た。 地形的に山影となり更に日暮れが早まっている様である。 これは完全に作戦ミスである。 14時51分に西口へ歩き始める。
これは駐車場に立っていた簡易散策地図。 周回するのであればどちらから登っても同じなので、展望台に先に向かう為に西口から登ることにする。
県道367号線沿いに流れる沢は水の綺麗な渓流を見せてくれた。
県道を5分程歩くと遊歩道の西口に着いた。 この県道を更に進めば両神山の
登山口と ”昇竜ノ滝”があるが、地主が登山道を有料化している山域なので
心情的には行きたくない。
歩き易い山道を緩やかに登り続けて行く。
西口から直ぐに橋を渡って山道に入って行く。
土日には多くのハイカーが訪れるのか、遊歩道はしっかりと踏み固められていた。
道標もしっかり整備されていた。
登り続けること20分で東屋に着いた。 ここから ”丸神の滝”がばっちり見
えたので、ここが展望所かと思ったが、ここは休息場であり、展望台は更に少し
上にあった。
遊歩道の登り途中から樹林越しではあるが滝が見える様になって来た。
展望台から見た ”丸神の滝”は滝の上部見える様になった。
東屋から見た ”丸神の滝”
遊歩道を滝壺側へ下りて行く途中からも終始、滝の姿を見ることが出来た。
落差76mの3段瀑である ”丸神の滝”の全容。
1段目の落差12mは少ししか見えていなかった。
歩く事35分、滝の下に着いたが滝壺は形成されておらず、直接沢に流れ落ちていた。
滝壺側の滝見広場にあった案内板。
ズームして紅葉とのコラボを見る。
何度も反省するが明るい内に来ていれば綺麗な景観が見られたと思う。
滝の下側からは3段目の落差50m分しか見えないが、これはこれで立派な滝だ。
この光量ではメタボおやじも良い写真は撮れなかっただろう。
橋を渡るとキャンプ場(跡?)に出る。
東口に向かって下って行くと ”丸神の滝”からの水が渓流となっていた。
東口から駐車場まで県道を歩き、55分で ”丸神の滝”散策を終える。
近距離で東口に出る。 この写真は県道側から東口を撮っている。
滝を見るだけならこの東口から滝見広場まで行けば簡単に見ることが出来るが、
3段目の滝しか見ることが出来ない。それでも良いかも知れない。
栃木県の山友が送ってくれた ”昇竜の滝”の写真。
滝見だけなら入山料は不要らしい。