兵庫県朝来市和田山町竹ノ内

2021年03月29


近畿エリアの滝に戻る

Road Map和田山市街から県道104号線に入り、糸井橋から県道10号線で糸井渓谷に向かう。
Route Map:西床尾山登山口から分岐点を経て ”らいでんの滝”までを往復する。
近畿エリアの滝』  滝見を終えて帰宅するまでまったく気付かなかったが、過去にだいでんの滝を見ているのだった。
羅漢の谷、だいぜんの滝
  今日、滝見してうんぬんではなく、帰宅してからHPを作成しようと始めると、参考として2015年03月に ”東床ノ尾山”に登った時の記録をみると、
なんと、残雪の中、”だいぜんの滝”、”口滝”を下っていたのだった。
当時、滝名は判らなかったし、残雪の崖下りに生きて帰るだけで必死だったので、滝見どころではなかったのである。 下りで怖い思いをしたとの記憶が残っているだけで、滝見をした記憶はまったく残っていなかった。
羅漢の谷小滝群
だいぜんの滝
(落差10m)
  ”羅漢の谷”は当時、そんな名前は付いていいなかったと思うが、'01年11月には登りで、
'15年3月には、残雪の中、”だいぜんの滝”と ”口滝”を木立を頼りに下っていたのだ。
  これを知ったのは本HPを作成している途中であり、多分、知らずに迷い込んでしまったと思うが、残雪の中、登山靴で良くぞ無事降り切ったと思う。
往路:だいぜんの滝まで1時間04分。
復路:だいぜんの滝から1時間01分。
登山道には倒木が多数あり。 分岐点から ”だいぜんの滝”までは道は無い。
直ぐ手前の ”不動滝”を滝見してから西床尾山登山口に移動する。
過去2回、この登山道で ”西床尾山”に登っているので微かに記憶している。
案内板のボックスには簡易地図が入っており、頂くことが出来る。
”羅漢の谷”とは初めて聞く谷名と思うが、
どうせなら ”羅漢渓谷”として欲しかった。
”羅漢の谷”の入口、登山口の直ぐ横に流れ落ちる最初の滝。
登山道に入って最初に見る滝。 全ての滝には滝名が付いていない。
登山道に入ってしばらくは良く整備された歩き易い道と思ったが・・・
沢歩きをすることはなかったが、沢を覗き込みながら登山道を進んで行く。
綺麗な渓流の奥には大きな杉の木が倒れていた。
倒木で道を塞がれていたが、倒木の下をくぐり抜けることが出来た。
この後、度々倒木で道を塞がれる。
殆どの渓流は登山道から見ることが出来た。
渓流の上流部には杉の木の倒木が見えている。
落差は2mも無いが、滝名を付けた方が場所の特定も出来て良いとは思うのだが・・・
”飛龍”?の流れ。
小滝と小さな滝壺。
古い倒木が痛々しい。
広い滝壺を有する小滝。
枝沢からの流れで、登山道が完全に浸食されていた。
”小滝”
”小滝”
”小滝”
ここに ”精錬所跡”の案内板が転がっていたが、文字は殆ど読めない状態に
朽ちており、対岸には施設があった様な石積みが見られたが、建屋的な痕跡は
見られなかった。
荒れて来た登山道。
この辺りで道迷いするハイカーが多かったのか、
親切な案内板があったが、具体的な渡渉個所は
示されていなかった。
適当な場所で渡渉して右岸に渡る。
右岸側を少し歩き、適当に渡渉して左岸に戻る。
今日の水量では、どこでも適当に渡渉出来そうだ。
登山道に転がっていた簡易地図はバキバキに割れていた。
ネット上から拾って来た割れる前の簡易地図。
地図によると、ここから ”だいぜんの滝”の分岐は近い様だ。
登山口から45分にて ”だいぜんの滝”の
分岐点に着く。 滝までは約10分、未整備と
書かれいるが、要は道は無いと言うことらしい。
簡易地図では ”らいでんの滝”となっているので
滝名を統一しておいて欲しい。
”だいぜんの滝”は枝沢なので、水量は更に少なくなっている様だ。
この流石のデブリを上流に向かって沢登りして行く。
ガレ場を這い上がって行くと、上流に白い滝が見えていた。
分岐から約10分で落差約7mの分岐瀑である ”口滝”に着く。
元々、無名滝であったが、それでは不便なのでタキラーが適当に付けた滝名なので正式名称ではない。
”口滝”を越えて行かないと ”らいでんの滝”には行けない。
周囲を見渡すと助け船のトラロープが落葉に半分埋もれていた。
”口滝”の滝口に上がり、滝下を見ようとしたが、
滝口の端までは行けずに、この辺りが限界だった。
右岸から伸びていたトラロープは短過ぎると思ったが、
下三分の一が落葉に埋まっていた。 写真では穏やかな斜面に
見えるが、実際は垂直に近い感じであった。
上流側を見ると ”だいぜんの滝”が見えていた。 更に沢登りを続けて行く。
分岐点から19分にて落差10mの分岐瀑である ”だいぜんの滝”に着く。
好みの形態の滝ではあったが、水量が少ないのが残念であった。
ネット情報によると ”だいぜんの滝”の上流部に落差40mの滝があるらしいが、
今日の水量では危険を冒してまでの行く気を無くし、今日は ”らいでんの滝”で終えて引き返す。
”口滝”に向かって、沢下りをする。
黒い岩は物凄く滑るので要注意であった。
更に ”口滝”に向けて沢下りを続ける。
”口の滝”をトラロープで下り、少し下ると登山道の分岐点が見えてたので、
これでひと安心である。 後は淡々と登山道を下るだけとなる。
”だいぜんの滝”から1時間ちょっとで登山口に無事戻ることが出来た。
沢、滝の水量狙いで来たのに、思った程の水量が得られなかったのが残念であった。
”だいぜんの滝”の動画。
続けて2回再生頂くと
滑らかな動画が見られます。
2015年3月に見た ”口滝” 当時、滝名は無かったが、今と同じトラロープが張られていた。しかし、ロープには気付かずに ”口滝”を下っている。
写真をクリックで拡大します。
2015年3月に東床ノ尾山からの下り途中に ”らいでんの滝”に行く手を阻まれた。 滝を迂回して立ち木に捕まりながら命懸けで崖を下っている。当時滝名は付いていなかったと思う。
写真をクリックすれば拡大します。