奈良県上北山村白川

2020年07月02日


近畿エリアの滝に戻る

Road Map :R169を池原貯水池を周回するR425に入り、肥後橋を渡り、少し先の
            右側にプレハブの廃屋がある。 その前に車3台分の駐車スペースがある。
Route Map:廃屋のプレハブの横から滝見道が始まる。
地域別・日本の滝』  ”千尋の滝”は水量があり、段瀑と斜瀑が組合さった好みの滝姿であった。
ツキ谷の滝
 R425の橋の下から池原貯水池に向けて岩盤を流れ落ちる豪快な滝であったが、橋の上から滝見しただけで、崖を下って滝壺へ行く事はしなかった。
 対岸R425からも見られる様であるが、そのことには気が付かなかった。
千尋の滝
  滝見道の入口には廃屋が建っているいるだけで、道標、案内板等の表示はまったく無く、滝見道の入口はネットで調べておかないと判るはずが無い。
  上北山村の観光課は 千尋の滝を広宣に使いたいのか、使いたくないのか理解出来ない。

千尋の滝 (落差85m)
せんひろのたき
ツキ谷の滝(落差40m)
散策時間:滝までの往復43分 (滝に行くだけなら片道約20分)
”ツキ谷の滝”は国道の橋の下に流れ落ちているので見逃す恐れがある。
事前情報通りの白いプラハブの廃屋を見付ける。 R425沿いに滝見道入口があるとの
知識だけでは、ここの滝見道入口を見るけることは不可能に近い。
まずはR425の橋の下から流れ落ちる落差40mの斜瀑である ”ツキ谷の滝”を見ておく。
左側から崖下りをすれば、滝壺まで下りることは可能らしいが、もう、危ないことはしたくない
ので、ここも割愛しておく。 対岸の道路からも見ることが出来るらしいが、それは忘れていた。
禁漁区の看板はあったが、滝への案内も落書きもまったく無かった。
奈良県では有名な滝らしいので、この待遇は何なのだ!
滝見道はちょっとした岩登りから始まる。
滝見道は渓流沿いに伸びていたので、どこからでも沢に下りることが出来た。
滝見道に入ってから ”千尋滝 これより約300m 徒歩20分”の案内板が立っていた。こんな所に案内板を立てても本末転倒では?
木製梯子、階段は結構年期が入っていたが、まだ大丈夫の様であった。
落葉の堆積が多かったが、滝見道は明瞭であった。
ちょっと沢に下りて見る。
沢に下りた地点から下流側を見るが、何の変哲も無かった。
同じ地点から上流側を見ると、先が開けており、滝が近い感じがした。
約18分で落差85mの段瀑であり分岐瀑である ”千尋の滝”に着く。
今日見た梅雨期の状態では、日本の滝百選に充分入れる綺麗で迫力がある滝だった。
滝飛沫が凄くて、これ以上近付くのには傘が必要であった。
風上側に周って滝壺を撮るが、風上側でも滝飛沫が降り注いで来た。
絶対に滝見道の入口に大きな案内板を立てるべき素晴らしい滝であった。
滝から下流側を見るが、平凡な渓流であり、見所は無かった。
滝見道を引返す。
15分で駐車地に戻り、”千尋の滝”を終える。 良い滝を見せて貰った。
この木製橋が無ければ、高巻きか沢歩きが必要となる良い所に架けられていた。
ツキ谷の滝、千尋の滝
  ”ツキ谷の滝”を橋の上から見た限りでは落差が40mもあるとは気付かずに軽視していたが、そんなに大きな滝ならば滝壺へ崖下りをしておけば良かったと後悔している。
  ”千尋の滝”を見た時の感激は久し振りに大きかった。 好きな形態でもあり、滝姿だったので何故、もっと脚光を浴びないのが不思議であった。 日本の滝百選に百一選として追加してもおかしくない優美な滝だった。 今日は幸いにもヤマヒルと遭遇していない。
恐怖の大型ダンプカー
  国道425号線は綺麗に舗装された道路であるが、湖岸に沿った道路であるので、カーブが多く、所々が狭くなっている。 そこに道を完全にふさぐ程の大型ダンプカーが走って来る。
ブラインドカーブで対向するとぶつかりそうになり、小型車のこちらがバックすることになる。
  どこかで工事作業が行われているようで日曜日なら大型ダンプカーの通行も無くなると思う。
次に国道425号線を走る時には土木仕事が休みだと思われる日曜日にしたいと思う。
'20年度の上北山村周辺の滝巡り
  行者滝水簾の滝、無双洞くらがり又谷の滝 → ツキ谷の滝、千尋の滝 → 深瀬滝
千尋の滝動画-1
千尋の滝動画-2
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