〔040〕火打山 (2,462m)
2003年10月06日(当時54歳)
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長野県妙高市大字野沢

標高差:1,289m
深田久弥著の「日本百名山」から
  しかし、よく見ると火打は立派な山である。 その悠揚とした姿にすっかり惚れてしまった眼を
隣りへ移すと、妙高や焼のキチンとした纏まりが却って見劣りする。 三つの中では火打が最も高い。 のみならず、緯度的に見て、火打より北に火打より高い山はない
'03年度の上信越の山遠征
10/05 10/06 10/07
高妻山 火打山 妙高山
登り:4時間10分、下り:3時間30分、全行程:8時間10分(休息時間含む)
−−− 駐車場 黒沢橋 富士見平分岐 高谷池ヒュッテ 小天狗の庭 火打山
登り→ 6:20 7:01 8:14 9:03 9:24 10:30
←下り 14:30 −−− −−− −−− −−− 11:00
Road Map :北陸道から上信越道に入り、県道36号線から戸隠キャンプ場へ。
            高妻山登頂後、笹ヶ峰に移動する。
Route Map:笹ヶ原登山口〜富士見平ら〜高谷池ヒュッテ〜火打ち山 往復。
下山
  山頂ではガスが切れてくれないかと30分程待つが、その気配がないの
で下山する。 下りは高谷池ヒュッテから黒沢ヒュッテ側に周って帰りたい気持ちもあったが、体力的にしんどそうなので登って来た道を引き返す。  昨日、早い時間に下山してしまった反省からゆっくり下って行きたかったが、相棒はどんどん飛ばし3時間30分で下山してしまった。
 駐車場に戻ったのは2時30分、これで又、暇を持て余してしまう。
今日の温泉
  入浴料千円のランドマーク妙高温泉はパスして、300円の池の平スポーツハウス内の温泉で汗を流す。 入浴後は燕温泉の入口駐車場へ移動し、
今日も早々に就寝する。
戸隠キャンプ場から笹ヶ峰に移動
昨夜は5時過ぎに笹ヶ峰の駐車場に着く。 駐車場にはまだ車が多く、ライトを点けて下山してくる人もいる。
日が暮れるとすることがないので6時に寝た。
山にはガスが掛かっていた。 遊歩道にもなっている傾斜のゆるい
ブナ林の中に敷かれた木道を40分歩くと ”黒沢出合”に出た。
正面に ”火打山”を見ながらお花の時期なら
さぞかし綺麗と思う庭園風の木道を進む。
序々に尾根道となり雷鳥広場、雷鳥平を過ぎるあたりから階段のきつい登りとなる。
振り返ると ”天狗の庭”が眼下に広がるが ”妙高山”はガスで山頂までは見えない。
標高1,320mの ”笹ヶ峰”にはハイカー用に広い駐車場が用意さていた。山側を見上げると残念ながらガスが掛かっていた。
登山口の休息小屋には火打山、妙高山の ”案内図”有り。
6時20分に出発する。 気温9℃、今日も寒い。
登山口からは遊歩道にもなっている傾斜の
ゆるいブナ林の中を淡々と歩く。
標高を稼いで来ると少しは紅葉らしい雰囲気になってきた。
樹林帯の中を40分程歩くと ”黒沢橋”に出る。
沢水が綺麗で沢音が耳に心地良かった。
”十二曲り”からはジグザグの登山道となり勾配もきつくなってくる。
”十二曲り”からの急登を1時間程頑張れば富士山がまったく見えない
”富士見平”に着く。 ここは火打山、妙高山の分岐になっているが、
今日は ”火打山”に向かう。
”十二曲り”を登り切ってしまうと再び穏やかな道になる。
”火打山”が望める付近まで来ると木道が無くなり、ぬかるみが酷くなってくる。
この付近のぬかるは梅雨時にはもっと酷いとネットに多く書かれていた。
早朝のガスは無くなり、薄曇りながら綺麗に見える ”火打山”と紅葉を見ながら足を進める。
2時間40分で ”高谷池ヒュッテ”に着くと
多くのハイカーが休憩していた。
約3時間で ”天狗の庭”着く。 ここからは ”雷鳥平”から
焼山までの稜線が見えていたが、この後、北からガスが上がってくる。
”天狗の庭”は標高2,110mと表記されているが、
周辺はフラットなので高度感がまったく無い。
お花の時期に再度、訪れてみたいものだ。
雷鳥平”を過ぎると勾配はきつくなってきた。
”雷鳥平”に登り、振り返ると ”天狗の庭”の池塘群と紅葉が広がっていた。
長い長い階段道で流石に息が切れる。
山頂への最後の登り。
山頂付近からは大展望であったが ”天狗の庭”にも
薄いガスが掛かり綺麗な展望ではなかった。
薄いガスが掛かり、お隣さんの ”妙高山”は
残念ながらはっきりとは見えなかった。
10時30分、4時間10分にて ”火打山”(2,462m)に着く。
気温8℃で寒い、朝から気温は上がらなかった。 周辺には雨飾山、
高妻山、妙高山があるのだが、ガスでどの山も見えなかった。
晴れているのは頭の上だけ。
日本百名山』 富士見平からの登山道には泥道が多く難儀した。
ひうちやま
まっ平の湿原の中に池塘が点在していた。
この季節ではお花はまったく見られなかった。
ササ原の中、木道で整備された水平道を進んで行く。
”天狗の庭”と ”雷鳥平”を望む。
”火打山”にはガスが上がって来た。
我々も、ここでお茶休憩とする。
木道は一車線?しかなく、混雑期には渋滞しそうな感じであった。
山頂まではあと少し!
2023年11月12日改定