〔099〕開聞岳 (922m)

標高差:722m

2008年04月26日(当時58歳)


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鹿児島県指宿市開聞十町
登り:1時間46分、下り:1時間25分、トータル:3時間11分(休息時間含む)
ウィキペディアから
  開聞岳(かいもんだけ)は、鹿児島県の薩摩半島の南端に位置する標高924mの火山で、日本百名山の一つ。 山麓の北東半分は陸地に、南西半分は海に面しており、見事な円錐形の山容から別名薩摩富士とも言う。 らせん状の登山道が整備され、三時間程度で登山することができる。 標高924mと日本百名山の中では例外的に低い山であるが(基準は1,500m以上とされた)、海抜0メートル付近からの登山となるため、登山の際の標高差は900m以上ある。 独立峰であり、山頂部に近づくにつれて岩が露出するため、頂上からは360度の展望が楽しめる。
Road Map :薩摩半島の南端、鹿児島湾の入口に位置する。 海岸から聳える富士山状の山容は魅力的である。
Route Map:現在、登山道は一本しかなく、螺旋状に一周する登山道を往復することになる。
−−− 駐車場 六合目 仙人洞 山頂
登り 7:06 7:59 8:19 8:52
下り 10:17 9:42 −−− 9:00
リベンジは達成出来たが・・・
  前回、
ガスの中で登ったので、晴れていればどんなに素晴らしい展望なのかと期待した方が悪かったのかも知れないが、本当に百名山を感じる部分が何も無かった。 九州最南端の遠いところにあることが加わって余計に腹立たしい。
人気のある山の様だ

  下山していると団体さんを含め、俄かハイカー風の人がどんどん登って来る。 狭い山頂はどうなるのかと心配してしまう程の人込みである。 手軽に登れる百名山なので人気があるのか?
函館からのハイカーを拉致する
  山頂で少し話しした時に明日は霧島山に行くと言っていたので、下山中に捕まえようと頑張って下ったが追い付かなかった。 下山後、諦めて車で移動し始めると道路を歩いている姿を見付け、霧島山まで送っていくから桜島に寄ろうと無理やり車に乗ってもらう。 北海道の山の話を聞きながら桜島へ向かう。
開聞岳リベンジ
  '02年05月に登った時は六合目より上にはガスが掛かり、雄大な展望を得ることが出来なかった。
行程中に見所は無く、山を1周しながら得られる展望だけが取り得の山と感じたが、是非、晴れた日に
登り直したいと強く思っていた。
'08年度の九州遠征
04/26 04/26 04/27 04/27 04/28 04/29 04/30 04/30
開聞岳 桜島 霧島山 高千穂峰 祖母山 大崩山 由布岳 阿蘇山
前日の移動
  自宅を17時35分に出発、途中、眠たくなると20分程の仮眠を取りながら高速道路を走り通すが、
登山口に着いた時にはすっかり夜が明けてしまい、登山口で仮眠することが出来なかった。 睡眠不足の
まま登山する。
'02年に訪れた時は牧場に車を停めたが、今は牧場は使えず、登山者用の駐車場が整備してあった。愛媛からのハイカーが登山口に近い所にも駐車場があるとのことで、ここには停めず、そちらに移動する。
そこはグランドスキー場の駐車場であり、”登山者は車を停めるな!
と書いてあった。 正規の駐車場は登山口から500m程離れているが、
ここは登山口の直ぐ下、ここに停めることにした。
7時06分に駐車場を出発する。
登山道はうっそうとした樹木で覆われているが
雑木林なのでまだ気分良く歩ける。
グランドスキー場の駐車場から直ぐ上の2合目登山口から歩き始める。
何の見所も無く、展望の利かない登山道を歩き、五合目に着いてしまう。
五合目から少し登ったところからは ”長崎鼻”が見えた。
U字状に深く掘れ込んだ道は昔と変わらず。
直ぐに愛媛からの御夫婦に追い付き喋りながら歩くことに
するが、そのペースは極端に遅く、しばし一緒に歩くが、
痺れを切らして先に行くことにした。
六合目を過ぎる辺りから石がゴロゴロした登山道となり、
登る程に石が大きくなり登山道の雰囲気が良くなってくる。
樹木が生い茂っているのは相変わらずで展望は殆んど無い。
天気は悪くないのだが、黄砂の影響があるのか、
極端な見通しの悪さであり遠景は完全にモノトーン化している。
クリックすれば拡大しますが・・・読みますか?
1時間13分にて ”仙人洞”に着く。 何の変哲も無い岩穴であり、
説明板も信憑性の程は判らない。 行程中、これ以外に何も見所が
無かった。
山頂からは360°の展望が得られるが特筆すべき景観とは思わない。
空気が澄み切っていればもう少し良い展望からも知れないが、この程度の展望の山はどこにでもある。
山を見て良し、登ってがっかり”の山と感じた。 直ぐに下山する。
1時間46分で ”開聞岳”(922m)に着く。
多くのハイカーが下山して行ったが、幸い函館から来られたハイカーが
一人居たのでシャッターを押してもらう。 その人も直ぐに下山してしまった。
霞んではいるが山頂から展望を得ることが出来てリベンジは果たせた。
開聞岳を援護すると昔は六合目から上は展望良く、山腹を1周しな
がら景観を眺められる山だったらしい。その後、樹木が生い茂って
景観が得られなくなり、詰まらない山になってしまったのでは。
開聞岳からの展望を語るには冬の空気の澄み切った時に
再度登る必要がありそうだ。
行程中、唯一のロープ場に掛けられた梯子は
皇太子登山時に設置されたものか?
日本百名山前回はガスで山頂からの展望が得られなかったので、今回でリベンジとする
かいもんだけ
2024年1月20日改定