37分で落差21mの段爆である ”不動の滝”に着く。
滝巾が広く、水量が多くて中々雄大な滝であった。
この沢の水は透明度が高く沢底に泥溜まりもなく綺麗だった。
奈良県宇陀郡御杖村
登山口
御杖村から三峰山登山口までは100m毎に道標があり迷うことなく登山口に着ける。
青少年旅行村には登山者用の広い駐車場がある。 トイレは有るのか無いのか確認を忘れた。
登山道を少し登った地点から見た ”不動の滝”の横顔。
”山上”の意味がよく判らない。 山頂のことか?
杉の植林帯は間伐を沢山してあるが、
間伐後の樹木はほったらかしであった。
花はほとんど咲いていなかった、たまに見かけるのが
”トリカブト”の花。
展望の利かない植林帯の道は風が通ることもなく蒸し暑く、
退屈で体力面より精神面に負担が掛かる。
淡々と重労働するだけの登山道は何の見所も無く続く。
途中、シカが2頭、駆け抜けて行ったが写真には撮れなかった。
標高差:680m
登山口の広い駐車場、この上にも駐車場がある。 直ぐに左に折れて
林道に入るのだが、林道入口には登山者はここに車を停めるようにの
注意書きがあった。 登山口を15時13分に出発する。
19分歩けば ”登尾ルート”の分岐点に着く。
”登尾ルート”は下山時に使う予定。
車が充分走れる舗装された林道を歩き、21分で登山口に着く。
”避難小屋”の中は中央で焚き火が出来る様になっており、
寒い冬には随分と重宝すると思う。
1時間13分で ”避難小屋”に着く。
”登尾コース”とはここで合流する。
”避難小屋”から少し進むと古い ”避難小屋”があった。
ここも中で焚き火が出来る様になっていた。
雑感
”不動の滝”は雄大で、登山道も歩き易く良く整備されているのであるが、
”不動の滝”以外は山頂まで何の見所もなく退屈な山と感じた。 植林帯の山を歩いていると高山帯の山を歩きたくなってくる。
今日のトータル標高差は
3山の標高差を合せると 1,651mとなる。 標高差だけで言えばアルプスの一山は登れたことになる。
'06年度の紀伊半島の山歩き
竜門岳 → 高見山 → 三峰山
歩き易い登山道を進むと鳥居が出てきて、
この先が ”不動の滝”となる。
”避難小屋”からは、ここまでの急登と打って変わって
穏やかな幅の広い登山道となる。
分岐点からは尾根筋の道となり、わずかではあるが
風が吹き抜ける様になり汗を掻いた体には心地良い。
1時間29分にて ”新道峠”への分岐点に着く。
ここから山頂までは450mの表示有り。
1時間36分を要して ”三峰山”(1,235m)山頂に着く。
展望は北面が利くのみ。
尾根道途中に木曽の ”御嶽山”のビューポイントが
あった。 今日は当然見えないし、見える晴天時でも
遥か遠くに小さく見えているだけだろう。
山頂にあった鳥瞰図。 これがあると山座同定が楽になり助かった。
山頂からの北面の展望。 見覚えのある山が並んでいた。
兜岳、鎧岳は古光山の左側にあるが、ここからは見えない。
それにしても今日の展望は最悪だ。
下山35分で早くも林道に出たと思ったら、全然知らない林道に
出てしまった。 道を間違えたのか?
出来るだけ小走りで下り、”避難小屋”から ”登尾コース”に入る。
ここも穏やかな道が続くので小走りで下山する。 登尾コースも良い道であるが、展望無く、見所も一切無いので退屈極まりない道であった。
地図を確認すると道はあっていた。 途中で違う林道に出ることに
なっていた。 ここには立派な避難小屋とトイレがあった。
単なる税金の無駄使い?
林道からもう一度登山道に入ると、急斜面が続き、沢音が聞こえ出す
と登り時に確認した ”分岐”の橋が見え出した。 後は林道を駐車場
まで帰るのみ。下山は55分、計2時間43分で ”三峰山”を終える。
みうねやま
トータル:2時間43分(休息時間含む)
三峰山 |
避難小屋 |
林道 |
駐車場 |
15:00 |
15:12 |
15:35 |
15:55 |
下り時間:55分
登り時間:1時間36分
駐車場 |
登尾分岐 |
登山口 |
不動の滝 |
避難小屋 |
三峰山 |
13:12 |
13:19 |
13:33 |
13:37 |
14:25 |
14:48 |
不動の滝(落差21m)
2024年7月6日改定