〔286〕扇ノ山 (1,310m)
2013年06月29日(当時64歳)
鳥取県若桜町諸鹿
標高差:241m
累積標高差:383m
コースタイム:2時間24分(休息時間含む)
登り:1時間12分
下り:1時間07分
ウィキペディアより
南北に連なるなだらかな尾根筋と裾野に広がる広大な高原からなり、遠くから見ると扇のように見えることからこの名がある。 冬から春にかけ、鳥取市からみるこの山の雪景色が扇を広げたように見えることからこの名前がついたと言われる説もある。
兵庫県側の北麓には畑ヶ平高原、霧ヶ滝渓谷、赤滝渓谷、上山高原と高原・渓谷が連なる。 鳥取県側には河合谷高原、広留野高原があり、山腹から発した袋川には雨滝、布引滝、筥滝などの滝がかかっている。
鳥取側の登山口には駐車場が無く、登山口から10m程離れた林道入口
に車を停める。 人気の無いコースなのか他に車は来ていなかった。
登山口からの道を見て一瞬ビビッた。
何!この道の細さは、薮道ではないのか?
登山口の狭い階段を上ると心配した薮道ではなく、
遊歩道的な整備された広い登山道だった。
道標には ”扇ノ山頂上”まで3.2kmと書かれており、
ここが登山口なのは間違いなさそうだ。 7時32分に歩き始める。
雑木で展望はまったく利かない、
広いフラットな道が続く。
この標識を見て初めて自分が
”河合谷登山口”から登ったことを知った。
道はフラットなままであるが、ブナの美林となって来た。
巨木はないがブナの数は圧倒的に多かった。
ブナの林は明るくて下草も少なく雰囲気は良いが、
氷ノ山の様な巨木がないのが寂しい。
29分にて ”大石コース分岐”に着く。 車を停めた所の
林道奥に登山口があるらしいが、車で行けるのかは不明。
いったい、”小ズッコ”(1,159m)ってどこにあったのか?
既に通り過ぎている様だが、ピークも無く、標識も無かった。
更にブナの美林は続くが、いつまでも道は
フラットで、山歩きに来た気がしない。
登り切ると下り斜面になる。 後から考えると登り切った所が
”大ズッコ”(1,273m)だったかも知れない。
標識が無いので全然判らなかった。
やっと登りが出てきたが、大した登りではない。
山頂への登りが始まるが、大した登りではない。
やっと登山らしくなってきた。
56分にて鞍部に下りる。
”霧ヶ滝”からの道がここに通じている様だが、
確認を忘れていた。 ここから山頂に向けて登って行く。
1時間07分にて見覚えるのある展望台に着く。
展望はと言えば自分で好きな景色を書けとばかりに
真っ白なキャンバスが広がっていた。
1時間05分にて ”畑ヶ平”からの分岐に着くが、
ここは2.3kmの距離で楽チンに登れそうだ。
1時間12分にて ”扇ノ山”(1,310m)に着く。
山頂には誰も来ていなかった。 前回登った姫路コースが一番距離が
短いのか、前回は確か1時間で登っている。
山頂への門を潜る。
12年前にここを通っているはずであるが、こんなのあったけ?
扇ノ山のシンボル ”山頂避難小屋”。
1時間で登れる山で避難小屋を利用するのは冬山登山か、
宴会目当てのハイカーだけだろう。
少しは展望があるはずの山頂広場でありが、今日はガスで何も
見えない。 前回も確かガスで何も見えていなかった記憶がある。
雪山では活躍するかも知れない避難小屋であるが、
鳥取では2階の窓まで積雪は無いのかも知れない。
そう言えば1階の小部屋には大きな窓は無かった。
”扇ノ山”の山頂には樹木が茂り展望が少ないので、
”避難小屋”が展望台を兼ねているのかも知れない。
昨日の雨で登山道は滑り易くなっているが、
殆んど問題無しだった。
山頂で5分程、ウロウロして下山する。
楽に登れたので下山も楽チンに下れた。
ブナ林を下り方向から見る代り映えはしなかった。
ブナ林が綺麗くて、沢がまったく無いのは自分好みでない。
一番狭い道だった登山口付近に戻って来る。
下山時に3組のハイカーとすれ違ったが、登山口周辺には
車は見当たらなかった。 みんな何処に車を停めているのか。
下山1時間07分にて ”扇ノ山”を終える。
兵庫100山二順目
”扇ノ山”には再び登りたいと思ったことはないが、鳥取県の山なのに兵庫100山に
選定されており、 ”兵庫100山”の2順目を決めた以上、登らなくては得なくなってしまった。
気持ちは日本三百名山として登っているのだが、何か三百名山の名に相応しくはない。
その他の兵庫の山もそんな感じで2順目に向う。
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今日の山歩き
時間切れ中止
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