兵庫県赤穂市坂越
『兵庫100山』 当日の天気予報と相談して望海山に来てみたが、天気予報に裏切られた。
冬季は積雪山を嫌って瀬戸内側の望海山をよく巡っているが、今回は坂越の裏山も展望が良いことを知り、
訪れることにした。 丁度、牡蠣祭りのやっているので食事、又は牡蠣の購入をしたいと思っている。
坂越の望海山
朝の天気予報を信じて時間まで合せて来た望海山であったが、望海出来た感じはなく消化不良となってしまった。
牡蠣祭り
朝に通った相生の ”道の駅”も牡蠣祭りで車の渋滞があったが、坂越の ”海の駅”も凄い人出であった。 牡蠣祭りは土日に来るものではない。
茶臼山 (166m)、宝珠山 (182m)、大谷山 (240m)
ちゃうすやま
Road Map :R250から坂越に入る。
Route Map:ふるさと海岸の無料駐車場に車を停めて大避神社から小島までを縦走する。
登り:1時間05分(大谷山まで)
下り:1時間01分(大谷山から小島登山口まで)
道路歩き:32分(海の駅での食事は中止)
累計:2時間38分
標高差:182m
累積標高差:440m
ほうじゅさん
おおたにやま
当初は県道歩きが嫌なので ”大谷山”から引き返そうと思っていたが、勢いで小島の登山口まで行ってしまった。
海抜0mからのスタートなので ”大谷山”まで行っても標高通りの標高差であるが、小さなピークが多く累積標高差は440mとなった。
ふるさと海岸の公園にある無料駐車場に車を停めて、10時07分に歩き始める。今日の出発時間が遅いのは赤穂市の天気予報が10時頃から良くなる。に従ってのものであるが、晴れ続きとはなってくれなかった。
舗装はされていないが、隣にも更に広い駐車場があった。ここにはトイレ有り。
駐車場からほど近い ”大避神社”の参道?に入る。
”大避神社”(おおさけじんじゃ)はスルーする。
2〜3ヶ所にあった簡易地図。
”縮遠居”(お花見小屋)に着いた時には一瞬、陽が射したが・・・
少し歩くと ”展望広場”に着く。 ここからも坂越湾の大展望が得られたが、
時たましか陽の射さない天気であり、晴れ待ちはせずに先を急ぐ。
”お花見小屋”からの展望。 陽が射してもスポット的であり、坂越湾全体に陽が射してくれない。
”石仏巡礼コース”にはコース名通りに石仏が点々と設置されていた。
出来るだけ道路を歩きたくないので、登山道であろう ”石仏巡礼コース”に入る。
一旦、道路に出るが、その先から再度 ”石仏巡礼コース”に入る。
巡礼はしないが、登山道として緩やかに登って行く。
28分にて ”茶臼山城址”の広場に出る。 この後ろが ”茶臼山”(166m)の様だ。
ここからは坂越湾と西側の千種川、赤穂市街が望めた。
道路から ”石仏巡礼コース”に戻る。
”茶臼山”から見た ”千種川”と赤穂市街。
右には ”雄鷹台山”の一郭が見えている。
どこから見ても同じだが ”茶臼山”から見た ”坂越湾”。 ”生島”が ”ひょっこりひょうたん島”に見えた。
”生島”は「生島樹林」として国の天然記念物に指定され、古来より神域として立入が禁じられているらしい。
”茶臼山”を下って ”宝珠山”への登山道に入る。
”宝珠山”への登山道は予想に反して立派な登山道が通っていた。
”宝珠山周回道”への分岐があったが、真っ直ぐに進む。
展望岩の北側に見えたのはお気に入りの山である ”尼子山”だった。
展望の利かない登山道に展望岩があったので寄り道してみる。
42分にて ”宝珠山”(182m)に着く。
山頂表示は何も無かったが、前後の勾配から ”宝珠山”に間違いないと思う。
”宝珠山”の手前で見えた ”生島”
”高伏山”は ”大谷山”の北隣りの山であるが、
登山道が荒れているらしく、今回は行く予定がない。
”宝珠山”からの下り道から次の目標である ”大谷山”が見えて来た。
登山道にはツバキの花が多く見られた。
林道跡? 防火帯?かと思われる広い登山道が続く。
山頂部はフラットでどこが ”大谷山”の山頂かが判らない。
広いフラットな登山道が長く続き、やっと登りになって来た。
”高伏山”への登山道にも何の道標も無かったが、
関電の看板らしい物で分岐と判った。
1時間05分にて ”大谷山”に着くが、ここにも山頂を示す表示は無かった。
県道歩きが嫌なので ”大谷山”から引き返そうかと思っていたが、
”小島登山口”を見ておきたいので、縦走することにした。
何故にこんなに立派な登山道が続くのか?
相生湾方向の海が見えて来た。 前方には次のピークが見えている。
これは坂越湾の大黒漁港。 ここに ”海の駅”があるはずだ。
鉄塔の立っている ”208mピーク”への穏やかな道。
本日、最大の下り坂。
擬木で階段が整備されていたので、まだ歩き易かった。
立入禁止のロープが続き、イヤな雰囲気になって来る。
3ヶ所程あった立入禁止看板。 看板の後ろには踏み跡があるのが気になった。
樹木が生い茂り海が見える所はほとんどなかった。
気が付けば登山道のササは綺麗に刈りこまれていた。
誰が手入れしてくれているんだろうか。
ネット検索で知っていたのでがっかり感は薄らいでいるが、
相生発電所のフェンスが出て来た。
坂越湾の牡蠣の養殖いかだ。 相生湾と並びこれが莫大な収入に繋がっているんだろう。
万里の長城の如く、次の小さなピークまでフェンスが続いていた。
相生発電所の煙突の向こうには相生湾。
可愛い ”鍋島”を見る。
ハイキング道として良く整備されていた。
やっとフェンスに別れを告げて、小島登山口へ下って行く。
道標のペイントが朽ちており、何が書いてあるのか知っていないと読めない。
古墳への道はロープでクローズされていたが、立入禁止の表示は無かった。
もう少しマシな古墳名を付けられなかったのか?
”みかんのへた山”からの展望は樹木が邪魔して良く無かった。
立入禁止は発掘中の為の様だった。 今日は日曜日なので作業も休みなのだろう。
発掘中と言うより観光用に整備しているのかも知れない。
縦走時の広い道からか細いハイキング道になって来た。
”みかんのへた山”から歩いて来た縦走尾根を振り返り見る。
一般家庭用の庭門を転用した獣避け扉。
登り方向から見える ”宝珠山”への道標。
これもネット情報から知っていたが、民家の細い路地に入って行く。
2時間06分にて県道沿いの ”小島登山口”に出る。
登山口の道標は立っているが、ここは見付け難いだろう。
県道458号線を駐車場まで歩いて戻る。
坂越湾を眺めながら約2.4kmの舗装道路歩きを始める。
牡蠣祭りの会場である ”海の駅”までまだ数百m離れているのに、
駐車場、臨時駐車場に入れなかった車の違法駐車が列をなしていた。
警備員がウロウロしているが、既に運転手が降りているので警備出来ず。
”弘法大師の霊水”があったが飲まずに通り過ぎる。
”海の駅”で昼飯にする予定であったが、雑踏の中に入って行く気がなくなり、
待ち時間も長いだろうから ”海の駅”での昼飯は諦める。
”海の駅”に近付くと焼き牡蠣のいい匂いが漂って来た。
県道歩き32分にて駐車場に戻る。 青空も広がっているのだが、
最後まですっきりとは晴れてくれなかった。
”生島”の前を通る。
余談であるが5年振りに我が子に会えた。
カワサキ H2 スーパーチャジャー過給 1,000cc 231PS。 販売価格税込み 199万円。 大事にしてね。
この辺りが ”208mピーク”となる。 この先にも小さなピークが2ヶ所続く。
なぎさ海岸に1台のバイクが停めてあった。 退職後、5年間、町でこの子を見るのは初めてだ。
オーナーに話しして写真を撮らせて頂く。
この子を誕生させて育て始めたのは10年前になる。 5年間、育てて成人を迎える直前で退職となり、
その後、町で元気な姿を見ることが無かった。 オーナーにアシストクラッチの操作性を聞くと
発売1年目にはアシストクラッチが付いていなかったと言う。 アシストクラッチが付いたのは
2年目の生産車かららしい。 それではクラッチ操作が重かろうと聞いてみると、確かに重いらしい。
何故、初期車から付けなかったのか? バカ会社に思ってしまう。
たくましく育った我が子の話を延々としたかったが、余分なことを言ってしまそうなので早々に切り上げる。