新潟県佐渡市

2017年04月23


その他の山に戻る

Road Map :県道463号線の大佐渡スカイラインで白雲荘に向かう。
Route Map:白雲荘の駐車場に車を停めて最短コースを往復するはずだったが・・・
その他の山』  簡単に登れるはずの山だったが、思わぬ伏兵に阻まれる。
佐渡の妙見山
30分の登山道を何の問題も無く往復出来たなら記憶に残らない山になってしまっただろうが、多々なる自分のミスで多々なる困難があったのと人との出会いがあったので、記憶に残る山となりそうだ。
金山観光
大佐渡スカイラインを走り抜けたい思いがあり、走り抜けると入口には一大観光名勝の佐渡金山遺跡がある。周辺は観光バスでごった返していたが、有料の遺跡巡りにはまったく興味無く、無料で見ることが出来る”道遊の割戸”だけを見て通り過ぎる。
今日の温泉
昨日はホテルの温泉に入ったが、高級ホテルではなかったが何か落ち着かなかったので今日は田舎の温泉を探す。そんなに田舎ではなかったが、入浴料500円のはたの温泉”松泉閣”を見付け汗を流す。
ここには食堂がなかったので、今日もコンビニ弁当かと思ったが、通り道にスーパーがあったので、御馳走を食べたくなった。
今日の寝床
佐渡島には道の駅が一つしかなく、今日も道の駅”芸能とトキの里”で車中泊する。この道の駅はへんてこでレストランも物産店も無く、何やらの施設があるだけだった。今日の夕食は地元で獲れた刺身の御馳走のはずだったが・・・
妙見山 (1,055m)
  佐渡島まで来て ”妙見山”を単独で登られるハイカーは少ない様で多くのハイカーは縦走の序でに
通り過ぎているだけである。おいらにしても時間潰しに簡単に往復だけしようと思っただけであったが、簡単な山のはずが、なめて掛かったので思わぬ伏兵に遭遇してしまい、思い出深い山となった。
佐渡島
みょうけんさん
コースタイム:2時間04分(地元ボーダーとの談笑、道路歩きを含む)
登り:1時間00分(標準時間は30分)
下り:50分(標準時間は40分)
舗装道路歩き:14分  
道路自体が観光名勝になっている大佐渡スカイラインの最高地点にある
”白雲荘”は展望所にもなっていた。 ここに車を停めて、妙見山への
最短コースを往復する。
12時35分に白雲荘の駐車場を出発する。
長靴を履いて登るつもりがトレッキングシューズで来てしまった。
しかもストックも忘れており、舐めていたのが油断に繋がってしまった。
ここは南側の登山口、西側にも登山口があり、南側30分、西側40分の表示があり、ここからの登りが一番、楽なはずであったが・・・
しばく登っても残雪は無く、楽勝ペースであったが・・・
振り返り”白雲荘”を見てみると、良い所に建っているのがよく判る。
登山道もはっきりと判り、30分で山頂に着くのは確実と思っていた。
数時間前には金北山から妙見山を眺めていたのだ。
標高を稼ぐと共に残雪が登山道を隠してしまった。
頼りの道標も無く、マーキングテープも見られない。
ブナの木の説明とかはあったが、これらは道標ではない。
雪深い所に迷い込んでしまい、軌道修正の為に左側を藪扱きする。
下草が少ないのでどこでも歩ける。 足元が沈み込むことは無かった
ので、この辺りまではトレッキングシューズで充分だった。
登山道から離れてしまったのか、急斜面に出くわす。トレッキングシューズではキックステップが切れず、樹木に捕まりながら雪斜面を這い上がる。何故か上の方から話し声が聞こえて来た。
彼らから色々な情報を教えてもらいながら山頂に向かう。
尾根まで這い上がると地元のボーダーが2人居た。 月曜日なのに仕事は?
彼らは西側の残雪のまったくない登山道から登って来たらしい。
北西寄りの西側の登山道に何故残雪が無いのか信じられない。
これがガメラレーダーです。” 残雪はここで終わり、後は一人で山頂に向かう。
途中で色々あったので山頂へは標準時間の倍になる1時間を要した。
山頂には半分土に埋もれた小さな祠があっただけだけで、山頂標識は無かった。
山頂は祠への風雪を防ぐ為か石垣で囲われていた。
山頂から見る ”白雲荘”は随分と小さく見える様になった。 考えてみれば ”妙見山”は
”金北山”と標高が殆ど変わらないのだ。舐めて掛かったのを反省しております。
彼らに西側の登山道を教えて貰う。
彼らはおいらが苦労して登った来た雪面を滑走するらしい。
西側の登山道が確認出来た。
彼らが言う様に残雪がまったく無い。
あっと言う間に滑り降りて行ってしまった。 羨ましい!
道間違いなので登り返せば良かったのであるが、目の前に登山道がある様に思え、藪の中に突入したが、これが長い棘のある樹木だった。
ズボンの上からもビシビシと突き刺さった。
ところが、どこでも歩ける広い所に出てしまった。 こんな所までの
詳細は聞いていなかったので、歩き易そうな右側に行ってしまった。
右側にも踏み跡は付いていたが、崖にぶち当たり、軌道修正をする。
登山道と思った地点には登山道は無く、更に藪扱きを続ける。
前方に道路が見えているので方向には間違いなかった。
途中で登山道に出合うことが出来、50分で登山口に出ることが出来た。彼はここに駐車しており、俺の降りて来るのが遅いので心配していたら
しい。 ここからは大佐渡スカイラインを歩いて ”白雲荘”に戻る。
西側の登山道には雪がまったく残っていないのが確認出来た。
下山時に左側の尾根筋に行っていれば問題無く下山出来たのに。
長い様に思えた道路歩きも14分で白雲荘に戻ることが出来た。
2時間4分で波乱万丈の妙見山を終える。 標準時間の倍以上の
時間が掛かってしまった。
金山遺跡の周辺は何もかもが有料で只で見ることが出来た
”道遊の割戸”だけを見ておく。
昨日のホテルあおき屋はガラガラであったので浴槽の写真まで採れたが、松泉閣はジジ、ババで賑わっていた。 宿泊は出来るが食堂がなかった。
あおき屋は熱いお湯で気持ちの良い泉質であったが、ここも湯温が高く
好きなが泉質であったが、妙見山の藪扱きで太ももに刺さったイバラの
傷跡に湯が沁みた。
昨日、入浴したホテルあおき屋は道の駅の直ぐ近くであったが、
高級ではないにしろホテルの雰囲気が嫌だったので、
今日は田舎に温泉を探すが、そう田舎でもなかった。
入浴後の帰り道、スーパーがあったので寄ってみると夕刻なので刺身の盛合せが半額になっていた。 地元の名産も食べてみたいので、これで刺身丼を作ることにした。 レトルト御飯を買って店内でチンして大急ぎで道の駅に向かう。
温かい御飯に刺身を盛り付けたまでは良かったのだが、刺身醤油が無い。以前は車に積んでいたのだが、古くなったので捨ててしまっていたのだ。幸い、ワサビは刺身の盛り合わせに付いていた。刺身醤油はスーパーま
で買いに行けば良いのだが、既にしこたまチューハイを呑んでいるので、飲酒運転なってしまう。美味さ半減の刺身丼でガマンする。
4月22日 龍双ヶ滝 仏御前の滝 阿弥陀ヶ滝 夫婦滝 −− −−
4月23日 赤岩不動滝 岩首養老の滝 ドンデン山 青ネバ渓谷 −− −−
4月24日 金北山 妙見山 −− −− −− −−
4月25日 二つ亀 大野亀 大ザレの滝 泊川滝 関の大滝 竜金岩
'17年佐渡島遠征