2010年03年06日 サツキ盆栽を始めたのは３３年前になる。その当時、盆栽をやっているとは誰にも言えず、仲間無しで一人で黙々とやっ
ていた。その内、成長の遅い盆栽に飽きが来たが、挿し木から育てた盆栽を捨てる気にはなれず、細々とメンテだけは続
けて来た。最近、枯れる盆栽が多くなってきて、３０年以上育ててきた盆栽をもう一度見直そうと思い立った。
今から１８年前、サツキ盆栽を始めて１５年後の状態。春の植替えを終えて時の写真であるが、別の棚にも十数鉢があり、腰痛で一機に全て植え替えることが出来なかったのを記憶している。
樹齢３３年以上の我が家に現存しているサツキ盆栽
品種名”金釆”。挿し木後に付けた幹の曲は巧くいっているが、小枝の手入れが悪く、枝が暴れている。
品種名”金釆”。樹齢３３年の風格はまったく無し。金釆は枝が細く伸びる性質があるので盆栽にまとめ難い。
品種名”金釆”。初期に色々挿し木したが、うまく根付くのが”金釆”だったので我が家に残っているのは”金釆”ばかり。
品種名”金釆”。幹を捻った樹形にしたが、この樹形をどう呼ぶのか知らない。完全に手入れ不足。
品種名”八咫鏡”(やかたのかがみ）。苗を買ってきたものであるが、ほとんど成長していない様な気がする。よって、剪定をした記憶もあまりない。
又々、品種名”金釆”の根上り樹形。確か根上り状態にするのに５年程は掛かっていると思う。
品種名は不明。この樹も成長が遅く、剪定する程伸びないので樹形を作ることが出来ない。
これも品種名は不明。双幹仕立てにしようとして失敗した樹形。蕾は沢山付いている。
品種名”大杯”。庭に植えられていたものを掘り上げて新木仕立てにしたもの。株立ち樹形を狙ったがまったく様にならない。
品種名”金釆”。我が家で盆栽と人に言えるのはこれのみ。石付きで根上り、花も良く咲いてくれる。昔はこの手のサイズがあったのだが全て枯れてしまった。
御臨終寸前と最近、御臨終のサツキ盆栽
青葉が少し残っているが幾日も持たないであろう石付き根上りさつき盆栽。樹形的には結構気に入っていたのだが・・・
気が付くと枯れていた根上りさつき盆栽。ここまで根上りにするのに苦労した記憶が戻ってきた。
これも上のさつきと同じく、気が付けば枯れていた。最近、手入れをしていないせいであろうが、枯れて減っていっても良いかなーの思いがあったのも原因ではある。
