滋賀県甲賀市土山町青土
『ダム湖巡り』 浮き桟橋でUターンする予定であったが、その浮き桟橋が架かっていなかった。
青土ダム(ウィキペディアから抜粋)
野洲川総合開発事業の一環として作られた、滋賀県で最初の多目的ダムである。
ダム天端は県道9号線となっているほか、ダムサイト周辺には広場や公園、キャンプ場の『青土ダムエコーバレイ』などが整備されている。 ダム管理用の水力発電設備(最大250キロワット)も備える。
常用洪水吐にゲートレス(自然越流方式)が2門とゲート付きが1門あるが、ゲートレスの常用洪水吐が特徴的な形状をしており、完全な円形ではないもののダム穴に近い光景となっている。
青土ダム湖の浮き桟橋
帰宅して再度ネット検索するまでは ”浮き桟橋”の構造がまったく判らなかったが、対岸に渡ることが出来ればダム湖周回が半分になると楽しみにしていた。
他に聞いたことも見たこともない観光施設?なので楽しみだったのに・・・
本日の滋賀県のダム巡り
青土ダム → 野洲川ダム → 蔵王ダム → 日野川ダム
青土ダム湖周回
おおづちダムこ しゅうかい
Road Map :新名神道の甲賀土山ICから県道9号線を北進すると青土ダムに着く。
Route Map:湖岸道路を浮き桟橋でUターンする予定であったが、浮き桟橋がまだ設置
されていなかった。 なので次の橋まで歩くことになる。
”青土ダム”は琵琶湖の南東部に位置する。
管理事務所が休日でダムカードを頂けなかったのでネットから探して来ました。
”青土ダム”のダム下、左岸道路の県道沿いには沢山の公園、駐車場がありサクラの名勝地になっていた。 県道9号線の上流部には ”野洲川ダム”があり、更に上流側には
”雨乞岳”、”御在所山”の登山口がある様だ。
滋賀県が発行している ”青土ダム”の散策地図は判り易く大いに役にたった。
お散策地図の画像をクリックすれば読みやすいサイズに拡大します。
朝の7時30分に ”青土ダム”のダム下公園に着いたので、写真は逆光気味になってしまった。
ダム下公園からは長大なロックフィルダムとダム管理所が一望出来た。
ダムカードの発行は9時からなので、ダム湖を周回
ウォーキングしてからダム管理所に行くことにする。
ダム下公園には多くの駐車場があったが、
堰堤の直ぐ下の駐車場に車を停めて歩き始める。
駐車地に戻り、遊歩道でダムの天端に向かう。
ダム左岸側の吐出路に行ってみるが、日影に
なってしまい綺麗な写真は撮れなかった。
遊歩道から振り返りダム下公園を見る。 遊具は無いが広大な芝生広場が広がっている。
遊歩道を登り切って展望所から ロックフィルダムを見る。
ダム上公園から県道9号線となっている天端に入って行く。
天端からダムの上流側を見る。
”青土ダム湖”の観光には随分と力が入っている様で、
県道9号線に併設された遊歩道も巾広く、休憩ベンチも設けられていた。
左岸
ダム湖側を見ると逆光気味で鮮明でないのと、
左側からは採石所からの砂ぼこりが流れて来ていた。
吐水通路には気持ち水が流れていた。
これが ”青土ダム”名物の ”常用洪水吐”と言う設備らしく、
ダム湖が満水以上にならないと水は流れ込まないらしい。
初めて見る設備でいつまでも見ていたい感じがした。
洪水調節に使われる「常用洪水吐き」と常用洪水吐きの放流量を上回る放流を
行うときに使用する「非常用洪水吐き」の2種類があります。と事だ。
取水塔への桟橋は当然、通行止めとなっていた。
左岸道路に入って最初の休憩東屋とダム展望所。
まだ粘っているサクラも見られた。
これは県道では無く、駐車場内の広い道路である。
付近はサクラの名勝地らしいが1週間遅かった。
取水塔と桟橋を横から見る。
”エコーバレイ”は裏山に色々なレジャー施設が
併設されているので家族連れには人気があるらしい。
立派な建屋は ”青土ダムエコーバレイ”のホテル、レストランで
裏山にはアウトドア施設が併設されている様だ。
サクラ並木の公園を振り返り見る。
”ワカサギ”釣りの桟橋が見えて来た。
公園から振り返り見ると ”青土ダム”の全容が見えた。
対岸を見ると砂ぼこりを上げている ”採石場”が見えた。
復路はあの右岸路を歩きたいのに大丈夫だろうか?
”青土ダム湖”の上流側を見るが、どこでUターン出来るのか判断が付かない。
まだ多くのサクラが咲き残っている様だ。
現在地を示してくれている散策地図が有難い。
数多くある駐車場、公園には自位置を示した散策地図が立っていた。
”横谷橋”から振り返り ”青土ダム”が見えた。
ダムの天端から最奥の橋、Uターン橋に見えていた ”横谷橋”。
右岸道路にUターン出来る橋はまだまだ先であり、もしかしたら
浮き桟橋でUターン出来るかも知れない。と思っている。
ズームアップで ”青土ダム”を見る。
天気は良いのだが空気が淀んでいる。
対岸の右岸道路を見ると、ガードレールのある
立派な道路が通っている様に見えた。
”わかさぎ釣場”入口はお洒落なトイレがある公園になっていた。
千円で1日遊べれば安いものか!
今回、一番の楽しみにしていた ”浮き桟橋”に着いたが、浮き桟橋は撤去されていた。
浮き桟橋なるものがどんな物なのか見たかったし、ここでUターンして右岸路で戻りたかった。
”浮き桟橋”がどんな物なのか知らなかったが、帰宅後にネットで探し回って
見付けたのがこの写真。 これなら遊歩道だし濡れずに渡れるではないか。
近くでバス釣りをしていた若者に ”浮き桟橋”の事を訪ねてみたが、
彼は地元の者ではなく、浮き桟橋のことは知らないとの返答だった。
この川岸公園は子供用のサーキットがあり、カート、バギー、バイクが
レンタルされている様であった。 ここはロードコースの様である。
ここがオフロードコースの様である。
バイクが走っているのを見たかった。
ここはエンデューロコースなのか?、長い直線路が設けられていた。
ここは既にダム湖は終わっており、野洲川が流れていた。
やたら長かった川岸公園はここで終わる。
川岸公園から県道に戻ると目の前にUターン橋があった。
ここから先がサクラで有名な ”鮎河千本桜”の名勝地となる。
青土ダムからまったく見えなかった
”あいが橋”を渡り、左に曲がって右岸路に入って行く。
右岸道路は荒れてはいるがしっかりと舗装されていた。
右岸道路に入ると行き成り車通行止めがされていた。
注意書き看板は倒れていたが、どうせ車両通行止めの
看板だろうから見ずに先に進む。
この先を見ても右岸道路のガードレールが続いているのが見えた。
更に頑丈な通行止めゲートが出て来た。
関係車両となっていたので歩行者は通って良いのだろう。
野洲川から ”青土ダム湖”に変わって来た様だ。
相変わらずに荒れた舗装路が続いていた。
”ワカサギ釣り場”に着いたが、ここまで
”ワカサギ”を釣りに来る者は居ないだろう。
”浮き桟橋”の右岸側に着いた。
”浮き桟橋”が設置してあればここまでの歩きは不要だったのに・・・
対岸がざわついているのでよく見ると、数名の作業員が ”浮き桟橋”を
設置している様だ。 G・Wを目指して ”浮き桟橋”を設置仕出しているのか。
残念ながら訪れる時期が少しはたかったか?
ダムから正面に見えていた ”横谷橋”の対岸に戻って来た。
右岸道路からもダムが見える様になって来た。
通り抜けて看板を見ると車両の通行止めだけで人の通行止めは無かった。
採石所手前にも車両通行止めのゲートが出て来た。
朝は砂煙モウモウだった採石所の横を通る。
砂煙を上げる様な作業は朝方だけだったのかも知れない。
採石所からは左岸道路の県道9号線がよく見えた。
同じく採石所から ”青土ダム”の全景も見える様になった。
整然と詰まれた採石の上をダンプが走り回っていた。
ダム上公園に戻って来る。
朝とは陽当たり条件が変わった ”ダム湖”を撮っておく。
ここからでは角度が違うので ”横谷橋”は見えていなかった。
ダム下公園の駐車場に戻り、”青土ダム湖周回”を終える。
ダムカードはダム管理所に車で貰いに行くが、今日は休み休みだった。
遊歩道を下りてダム下公園に戻る。
”青土ダム湖”の周回GPSデーターが取れたので掲載しておく。
”浮き桟橋”でUターン出来るかどうかで距離が倍ほど変わってしまう。
歩行距離:7.5km。
歩行時間:2時間10分。