兵庫県姫路市豊富町神谷
『日本の海岸、湖』 厳重に通行止がされている様で一周出来るかどうか判らなかったが行ってみた。
神谷ダム(兵庫県のダム便覧から抜粋)
上水道用水の揚水式貯留ダム: 市川の流量が多く余裕がある時
にポンプで揚水して貯水池に貯留しておき、渇水時には逆に貯留水
を浄水場まで導水して利用するという揚水式貯留ダム。
ダム建設工事に併せて貯留水の上げ下げに使用する揚導水トンネルも建設。 いわゆる河道外貯留施設。このような方式は珍しいのでは。 上水道用水の他、神谷川の既得かんがいなどの流量も供給。
神谷ダム湖周回
ダム湖を1周出来るのか?、1周して良い物か判らなかったが、無事、1周することが出来た。 周回道は10km以上あると期待したが、10knを切っていたのが残念であった。
藤ノ木山橋でショートカットしなければ10kmに達していたのかも知れない。
何故、立入禁止に
過去にどんな崖崩れがあったのかは知らないが、崖崩れは修復され行政?に通行止されている所以外は何の障害もない道なので、観光事業の一環として開放するべきと思う。
特にサイクリストに開放して、湖岸周回レースでもすれば良いのでは・・・
神谷ダム湖一周ウォーキング
別段、ダム湖が好きな訳では無いが、権現ダム湖、平荘湖を歩いて一周してから、次はどこに行こうかと検索して神谷ダム湖にを選んだだけである。
神谷ダム湖をネット検索すると、立入禁止、通行止のワードが沢山出て来て、歩いてでも一周出来ない可能性があったが、その時は藤ノ木山にでも登ろうとの覚悟で行ってみる。
こたにだむこ
Road Map :県道81号線の山下町地区で藤ノ木山自然公園に
向かう。
Route Map:藤の木山トンネルを抜けて神谷ダム湖の周回路を
を左周りに一周する。
総歩行時間:2時間48分
ダム湖周回:2時間15分(歩行距離9.2km)
小さなダム湖であるが、わんどが入り組んでおり、
GPSでの外周路一周の実測距離は9.2kmであった。
対岸にダムの堰堤が見えて来た。 直線距離では900m程であるが、
ダム湖を周回してなら6km程を歩く必要がありそうだ。
”藤ノ木山自然公園”のやたら広い駐車場には過去3回、
山歩きで来ており様子は大体覚えていた。
今日は公園の駐車場に車を停めて、藤ノ木山トンネルへの林道に入って行く。
数分で ”藤ノ木山トンネル”への林道入口に着くが、
林道入口はがっちりと通行止がなされていた。
林道の途中にある ”野外センター”を抜けて行く。
トンネル内が真っ暗なのを想定してヘッデンを持って来ていたが、
トンネルは短く、充分、光が届いていた。
駐車場から11分程で ”藤木の山”の入口に着く。
トンネルを抜けると立派なダム湖周回の散策地図が立っていて現在位置が
明記されていたので、現在位置の把握の役に立ちそうだ。 登山道も明記
されているので有難いが、他の場所にもこの散策地図が立っているのか?
湖岸道路を左周りする予定であるが、トンネルを抜けて直ぐに
ゴール近くになる ”藤ノ木山橋”が見えていた。
湖岸道路を左周りに少し進んだ所から、再び ”藤ノ木山橋”を見る。
湖岸道路は綺麗な舗装路が伸びていた。 なんで通行止めなのか?
観光促進用に開放するば良いのでは・・・
わんどの奥に向かって進んで行く。 対岸にはこの後歩く予定の湖岸道路が見えている。
四角い形のわんどだったので、自位置が判って歩いている。
対面の ”神谷ダム”をズームで見る。 薄曇りと逆光で綺麗な写真は撮れなかった。
わんどの場所に寄っては ダムの堰堤は見えなくなってしまう。
ここからは少し堰堤が見えていた。
歩き進むに従い、自分が何処を歩いているのか判らなくなって来る。
ダム湖を眺めながらの歩きであるが、登山口が
あるかも知れないと山側もチェックしながら歩いた。
まだまだ奥深いわんどが続く。
この山には登山道が通っているはずであるが、中々、登山口が出て来ない。
わんど奥に2つ目の散策地図が立っていた。 地図は同じ物で ”現在位置”を
変えているだけであるが、この ”現在位置”が役に立つ。 ここには登山口が
ある様に書かれているが、登山口は見付からなかった。
崖っぷちに沿っている湖岸道路には若干の小さな落石があった。
落葉期なので、葉っぱの落ちた樹木を通して景観を見ることが出来た。
再び ”藤ノ木山橋”が見える位置になった。
直線距離的には近いが、周回道路ではまだまだ遠い。
”取水ゲート室”も近くに見える様になったが、まだ奥深いわんどが残っている。
奥深いわんどに進んで行く。
”取水ゲート室”が近くなって来た。
わんどの一番奥からUターンする様にダム堰堤に進んで行く。
道路側から見た ”取水ゲート室”は立派な建屋であったが、機能は判らない。
”取水ゲート室”に立っていた散策地図は要らなかったかも知れない。
”ダム管理所”は別荘に見える立派過ぎる建屋であった。
”神谷ダム”の堰堤に入る。 ここまで無事歩けたことに
安堵するが、この先に通行禁止のやばい所がありそうだ。
段々、天気が悪くなって来た。 堰堤から見る ”神谷ダム湖”の展望も台無しである。
左半分の湖岸道路を歩いてきたことになる。 残りは後1/3である。
ダム堰堤を渡り切ると、厳重な車止めがされていた。
確か、ここまで車で来れないはずであるが・・・
湖岸道路の東側を戻っていると、散策地図に記載されている
”落石の恐れあり”であろう崖が見えて来た。
”落石の恐れあり”の崖はバッチリ落石対策がされていたが、歩行者も進入出来ないゲートが設けられていた。 ここを通らなければ2/3の
距離を引き返す必要がある。 当然、ゲートを突破する。
通行止め区間には落石がまったく無く、綺麗な状態だった。 出口?にも
ゲートが設けられており、こちら側の突破は少々困難だった。
天気は少し回復して来たが、期待した晴天下にはなってくれなかった。
”藤ノ木山橋”は深いわんどをショートカットする橋で、
わんどを歩くのが本来であるが・・・
意外と早く ”藤ノ木山橋”に着いて、自分でびっくりした。
”藤ノ木山橋”からわんどを見ると、相当、遠回りになりそうなので、
ここでインチキして橋でショートカットすることにした。
登山道の手摺りはしっかりしていたが、路面には落葉が堆積して荒廃している様に見えた。 登ってみたい気になったが、今日は止めておく。
橋から少し歩くと ”簡易地図”が立っており、登山口があった。
”現在位置”の記載以外は同じ地図である。
トンネルを向けてしばらく下ると、往路では気付かなかった
登山口があった。 2018年6月10日には歩いている記録が残っていた。
2時間15分、9.2kmの周回を終えて
”藤ノ木山トンネル”に戻って来る。
駐車場には車が増えていたが、ハイカーかどうかは判らない。
林道に戻る。
”わんど”と呼ぶのが正しいのかは判らないが、入り江でも
おかしいので、ここではわんどと呼ぶことにした。
”藤ノ木山自然公園”の駐車場に立っていた散策地図。
南北が逆で、要注意であるが、駐車場からでは逆の方が判り易い。