広島県世羅郡世羅町小谷
『ダム湖巡り』 周回不能な長大なダム湖であったが2つの橋でショートカットすることが出来た。
八田原ダム管理所のHPから
八田原ダムは、広島県東部を流れる一級河川芦田川の洪水調節、既得取水の安定化等並びに都市用水の確保を目的として建設された多目的ダムです。
芦田川は、その源を広島県三原市大和町に発する流路延長約86km、流域面積約860km2に及ぶ広島県第3位の河川です。 芦田川流域は、昭和以降、過去5回の洪水により大被害を被り、中でも昭和20年9月の枕崎台風では家屋浸水・流失・半壊約2,920戸の甚大な被害を受けました。
一方、流域における年降水量は他の瀬戸内海流入河川と比較すると特に少なく、沿岸部で約1,200mm、山間部で約1,600mm程度で寡雨地帯の瀬戸内海で最も少ないところです。
八田原ダム、芦田湖周回
八田原ダムで出来た ”芦田湖”は長大で周回するには1日掛かってしまうので、2つの
橋を使って小さく周回することにしたが、それでも2時間近く架かってしまた。
八田原ダム、芦田湖共に観光化には力が入っており、その代表が ”夢吊橋”だと思った。
本日の広島県東部のダム巡り
御調ダム⇒野間川ダム⇒山田川ダム⇒三川ダム⇒八田原ダム⇒四川ダム⇒芦田川河口堰
八田原ダム湖周回
八田原ダムで出来た ”芦田湖”の周長は三川ダムで出来た ”神農湖”より遥かに長いが、”芦田湖”には3つの橋があり、橋でショートカットすれば
無理なく周回することが出来た。
はったばらダムこしゅうかい
Road Map :尾道自動車道を尾道北ICで下りてR184を北進して、
県道404号線を北進するとダム湖に到達する。
Route Map:2つの橋を利用してショートカットで周回する。
芦田湖、夢吊橋
本日、頂いた ”八田原ダム”のダムカード。
”八田原ダム”は広島県世羅町の東側にあります。
八田原ダム管理所のHPから借用した ”八田原ダム”の航空写真。
三川ダムで出来た ”神農湖”と八田原ダムで出来た ”芦田湖”の
大きさの違いを比べてみた。
今回2つの橋を利用して芦田湖を周回したGPS軌跡。
ダム堰堤のエレベータでGPS軌跡は一旦途切れている。
左岸側にある駐車場から見た ”八田原ダム”の上流側。
ダムの天端から下流側を見下ろすと、東屋のある展望台が見えた。
ダム左岸側からの遊歩道を下る必要があり、天端の中程まで来ているので、
下流側展望台に行くのは割愛した。
ダムの天端から振り返りダム管理事務所を見る。
お洒落で大きなダム管理事務所であった。
天端の中央付近にエレベータ塔があり、しかも無人で可動していた。
折角なので乗って見ることにしたが、その動きは極々遅かった。
実際にも途中停止のボタンは押しても作動せず、
自動で1階まで下りてしまう。
1階まで下りると、そこはダム堰堤内の地下通路となっており、
長い閉鎖通路で外に出ることが出来た。
エレベーターの1階入口。
ダムの下流側には散策道が伸びており、外部からダム下に来ることが出来る。
ここがダム下流の入口となっており、大きなダム解説板が立っていた。
ダム管理道路?は県道56号線まで続いている様に問題無く車で
ここまで来れる様だった。 下に橋が見えるのでそこまで歩いて
見たかったが、時間と体力の関係で見送っておく。
エレベータで天端に戻ると、隣りの建屋に ”展望台”があった。
八田原ダムは観光に対して致せり尽くせりであった。
展望台から先程エレベータで下りた下流側を見る。
同じく、展望台から芦田湖の ”八田原大橋”側を見る。
同じく、展望台から芦田湖の ”夢吊橋”側を見る。
天端の右岸側に立って目の前の吸水塔と ”夢吊橋”を見る。
右岸端には展望台が作れていたが、上がるのがしんどいので割愛する。
天端の右岸側から左岸側を見る。
一番奥の背の高い施設がエレベータ塔であった。
ここから見ると ”夢吊橋”と吸水塔が一体化している様に見えた。
右岸道路を歩き始めて振り返りダム管理所とダムの一部を見る。
長さ約150mの ”夢吊橋”は赤色が景観に融け込んでいる。
素人の疑問であるが、吊っていないのに ”吊橋”と言うのだろうか?
”夢吊橋”に隣接する ”吸水塔”。
車止めされているのは大賛成である。
”夢吊橋”上からダム管理所と八田原ダム”見る。
同じく ”夢吊橋”上から県道404号線側を見る。
”夢吊橋”を左岸側に渡り、振り返り ”夢吊橋”を見る。
”何やら世界一の吊橋の理由が説明されているが、所謂、上空にワイヤーが張られているのでは無く、
橋床自体にワイヤーが内蔵されている ”吊床版橋”としの全長が世界一らしい。
半島を左周りに進む湖岸道路に入る。
半島の湖岸道路からは終始、目の前に ”八田原ダム”が望めた。
Uターンの予定橋である ”八田原大橋”が見えて来た。
半島湖岸道路を進んで行くと、県道56号線が見える様になって来た。
左に見える ”八田原大橋”を渡ってから歩く予定の県道404線が伸びる半島全景。
半島湖岸道を周回すると県道404号線に出合う。
県道404号線、”指ヶ平1号橋”を渡る。
歩いて来た県道404号線を振り返り見る。
ここからダムはもう見えていない。
県道404号線の ”八田原大橋”が近付いて来た。
今回の散策のUターン橋とした ”八田原大橋”を渡る。
湖面に噴水が高く上がっていたので、写真を撮ろうとすると、
噴水は低くなってしまった。 しばらく待つが、一向に高く
ならないので、シビレを切らして噴水の低い状態で撮影する。
”八田原大橋”上から見た左、県道56号線、中央、八田原ダム、右、県道404号線。
”八田原大橋”から見た芦田湖の上流側。 上流側は奥深くまで続いている。
次のUターン橋である ”井庄原大橋”が遥か遠いのが判る。
この立て看板には感動した。 公園にダムカードの枠だけが立っていた。
写真を撮ると奥に見えるダムと合体してダムカードになるのだ。
このアイデアを立案した人はセンスがあると思った。
県道404号線から左岸道路である県道56号線に入る。
県道56号線の ”新涯トンネル”を抜ける。
トンネルを抜けると湖岸側に ”せせらぎ公園”が広がっていたが、
現在、入口は立入禁止となっていた。
苦谷川に架かる ”苦谷小橋”を渡る。
”苦谷小橋”からは広大な ”せせらぎ公園”が望めた。
県道56号線と別れてダムへの湖岸道路に入って行く。
広い駐車場があったがダム湖への展望はよろしくなかった。
”ダムサイト2ごうはし”を渡る。
橋名は銘板に記載されているそのままを記載した。
”2ごうはし”から見た県道404号線半島部。
石積みされた公園があったが、目的が判らなかった。
ダム管理所が近付いて来た。
左岸道路からダム管理所と八田原ダムを見る。
1時間50分にて芦田湖の周回を終えてダム湖畔の駐車場に戻る。
周回距離:約6.1km
周回時間:1時間50分