京都府京丹後市丹後町此代(この)
『日本の海岸、湖』 よく整備された海岸遊歩道があり、何の問題もなく散策することが出来た。
丹後探検隊のHPから
犬ヶ岬は丹後半島の西側に面し、大きく切り立った岩山の日本海に突き出た形が、犬が寝ている姿に見えることから、犬ヶ崎と呼ばれるようになりました。
丹後半島では一番北の先端に位置する経ヶ岬が有名で、その陰となり知名度が低いですが、約1kmの
遊歩道も整備され、日本海と荒々しくそそり立つ火山岩が織りなす絶景ポイントとなっています。
また、この切り立った岩山は海中まで続き、潮通しもよく、ヒラマサなどの大型回遊魚の通り道となり、大物が釣れる絶好の釣り場でもあります。 遊歩道から磯場までは比較的近く、足元が良い事もあって、
地元では磯釣りの人気ポイントとして親しまれています。
犬ヶ崎遊歩道への入り口は、国道178号線の犬ヶ崎トンネル入口(経ヶ岬側)のすぐ横にあります。
車はすぐ近くにある「犬ヶ岬園地」の駐車場に停める事が出来ます。
犬ヶ岬園地には国道を挟んで展望台があり、ここから経ヶ岬方向を眺める海岸線には大小の離れ岩が点在し、丹後松島とも呼ばれています。
犬ヶ岬の海岸遊歩道
日本海には沢山の遊歩道があるが、大体が冬の風波で傷んでしまい、通行止めの個所が多いのであるが、犬ヶ岬の遊歩道の様に無傷なのは珍しいと思った。
この後は同じ丹後半島にある経ヶ岬に向かう。
犬ヶ岬・海岸遊歩道
何を血迷ったのか、連日、猛暑日が続いているこの時期に日本海の海岸を歩きたくて出掛けてみた。
朝の涼しい内にと思ったが、涼しい時間帯などは無く、エアコンの利いた車の中だけが天国であった。
いぬがみさき・かいがんゆうほどう
Road Map :京都府の丹後半島を走るR178の犬ヶ岬トンネル東出口の犬ヶ岬園地の駐車場に向かう。
Route Map:犬ヶ岬先端までの海岸遊歩道を往復する。
散策時間:1時間00分(ゆっくり散策時間)
丹後半島
ネットで ”犬ヶ岬”には先端までの遊歩道があり、是非、行ってみたいと思ったのが、今日になった。
R178、犬ヶ岬トンネルを東側に抜けた所に ”犬ヶ岬園地”の駐車場があり、ここに車を停める。
”犬ヶ岬園地”と言えど、駐車場とトイレがあるだけだった。 7時58分に歩き始める。
園地の片隅にあった銘板。
トンネル東出口にあった遊歩道の入口。 判り易い道標あり。
草地の遊歩道から始まり、この先の遊歩道の状態を心配したが・・・
奥に進めば立派な歩き易い遊歩道となった。
海岸が見えるところがあったが、崖っぷちであり、
ここからは海岸に下りられそうになかった。
落石は少なく、これなら自転車でもバイクでも走れそうであった。
海抜65mの駐車場から海抜0mの海岸まで、樹林帯の中を穏やかに下って行く。
海岸線への展望が開けると、絶好の釣りポイントらしく、2人の釣り人が見られた。
注意書きあり。
潮目も見られないし、ベタ凪ぎ過ぎて、これでは釣れないと思う。
更に岬の先端に向かって展望の良い遊歩道が続く。
波浪対策であろうか? コンクリートで簡易舗装された遊歩道となってくる。 崩壊個所はなかった。
遊歩道の終点部にある ”休息舎”と ”こやま”と呼ばれている臭い名前の磯岩が見えて来た。
沖縄の海とウソを付いても騙せる程のコバルトブルーの日本海が望めた。
元々、日本海は海水の綺麗なので定評があるが、今日は一段と綺麗く見えた。
21分にて遊歩道の終点にある ”休息舎”に着く。
”休息舎”には屋根が無く、日除けには成らなかった。
海底の状態まで良く判る透明度であり、30年前なら飛び込んでいただろう。
”こやま”と呼ばれている独立峰?
”休息舎”から ”251m峰”方向を見上げると、削り取られた様な岩壁が見られた。
確かではないが採石場跡の様に見えた。
見飽きない景色であったが、引き返すことにした。
遊歩道の出来の良さが良く判る。 全国の岬に、こんな遊歩道が欲しい。
復路で釣りポイントの海岸に下りて見る。
海岸先端から振り返り遊歩道を見る。
先程の2人組の釣り人は居なくなり、単独の若い釣り人が居た。
釣り初心者に見えたので、昔取った杵柄で、うんちくを垂れてしまった。
気温はまだ30℃程であるが、海岸の岩肌が焼けて岩からの輻射熱が熱かった。
”犬ヶ岬”の遊歩道から ”丹後松島”の絶景が望めるとの振れ込みであったが、
靄が掛かった逆光で、言う程の絶景は見られなかった。 午後からの順光になれば景色は一転するかも知れない。
遊歩道入口近くの草地には、得たいの知れない木に花が咲いていた。
一通りの望海を終えて駐車場に引き返す。
散策1時間丁度で車に戻って来た。
トイレに行って顔を洗い、車のエアコンで体を冷やす。
国道沿いの遊歩道入口に戻る。
国道から ”犬ヶ岬”を見るが、遊歩道は樹林で隠れてしまっているのか、
まったく確認出来なかった。