京都府京丹後市網野町塩江
『日本の海岸、湖』 小学5〜6年生から始めた素潜りの趣味は、いよいよ定年を迎えようとしていた。
山歩きに転向します。
体力さえあれば登れてしまう山登りには何の能も技も必要が無い。 と、常々思っており、
御褒美は天気の良い日に得られる景観だけと思っている。
塩江海岸
楽しかった素潜り人生
自慢話しとなるが、小学生高学年の頃、地元、西宮港で1潜りで2匹の ”ガザミ”捕まえられるのはおいらだけと自負していた。 当時の瀬戸内海は工業廃水、生活排水に規制が無く、汚い排水が海へ垂れ流しで、透明度は極めて悪かったが、それが魚介類の生育には良かった様で、今では高級ガニとなってしまった
”ガザミ”も沢山採れた。
話しを戻して、おいらが潜りをやめ始めると、仲間が独自に素潜りポイントを探し出し、良い所を見付けたと、おいらを誘い出しに来た。
ならばと出掛けたのが、仲間はまだまだ弟子の域を抜けていなかった。
Road Map :丹後半島の西側付け根である県道665号線を塩江へ走る。
Route Map:県道から軽く山越えして、海岸に下りる。
海岸の場所はメモ書きが残っていたが、山越えの道は不明。
しおえかいがん
丹後半島
相棒が見付けて来たこの場所は小さな磯岩が点在していて理想的であった。
海岸に着けば一番最初にやることは、流木を集めて焚火をしておくこと
である。 流木はどこの海岸にもあるので炭を持って行く必要はない。
おいらはビールの当番を担当して、昼飯は若者に託す。
水が綺麗だけで感激していた。 日本海は大体、この位綺麗です。
笑かそうとした格好では無く、真剣に潜ろうとした格好だから笑ってしまった。
頑張ってちょうだいー
フィンとシュノーケルが使える様になっただけ、進歩はしていた。
ビールで勢いを付けて、みんなより後から海に入り、先に出る。
これで、山歩き、特に日本百名山制覇に転向します。
引退前であるが、1回の潜りで、この3人分よりは沢山採っている。