兵庫県加東市上三草
レジャー用品を作っている会社の特権だった
開発関係者は普段からJSに乗っているので、あえて感激するものでは無かったが、家族に取っては親父の仕事をすると共に、クローズされたゲレンデでないと乗る事出来ない、JSに体験試乗出来ることは、貴重な体験が出来たと思う。
昭和池ジェットスキー
ジェットスキー開発関係者の慰労会
ジェットスキー開発の為に会社が所有しているジェットスキーを借り受けて、ジェットスキーの聖地、昭和池にて試乗会をしようとの話しになった。
ジェットスキーに乗るには小型船舶免許証が必要であるが、昭和池を閉め切ってしまい、家族にも体験試乗出来るチャンスを与えてくれた。
ジェットスキーには立ち乗りタイプのシングル艇とランナーバウトタイプの2〜3乗りがあるが、立ち乗りタイプはバイクに相当するものであり、初心者が行き成り立って乗るのは難しい。
反面、ランナーバウトタイプは
オートマチックの四輪車であり誰でも直ぐに乗ることが出来るが、両艇共に
ブレーキが無いので、多少の練習が必要である。
ジェットスキーの名称は全て頭にJSが付いており、それに続く数値が排気量を現しており、船外機と共に馬力(出力)表示はしない。
Road Map :R372、通称デカンショ街道の上三草地区に昭和池への
道標がある。 三草山のハイキングコースの入口でもある。
Route Map:今回は管理棟までの道路を施錠した。
昭和池はジェットスキー専用のゲレンデあり、モーターボート、
釣り、遊泳等は安全の為に禁止されている。
JS開発関係者の試乗会
昭和池は兵庫100山に選ばれている三草山(424m)を源流とする農業用ため池であり、流入する川はない。
通常はジェットスキー用の専用ゲレンデとして有料開放されているが、今日は子供達にも体験させる為に貸切り使用となった。
本来は農業用ため池なので、夏の渇水期には農業用に水が抜かれてしまう。
今日は水面が大夫下がってしまい、水面面積は狭くなってしまっていた。
管理小屋の椅子を外に並べれば、農業用ため池とは思えない風情が出る。
”ルールブック”と呼ばれている口うるさい連中。
ベテラン連中での燃料補給と舟艇のチェックが始まる。
この時点では主流である立ち乗りシングル艇の ”JS750”
ベテランライダーが操るとカッコ良い。
立ち乗りシングル艇を2人乗り用に改修された ”X−2”のみ船名に
排気量表示がされていないのはベールの ”JS650”と被ってしまうからと思われる。 乗り込みこんなんな癖が強く、マニアに人気の機種である。
”X−2”のカテゴリーは2人乗りであるが、小さなランナバウトなので、
水上で2人乗り込むには、2人共にベテランでないと不可能に近い。 つまり癖が強いのだ。
ジェットスキーはモータボートと同じくブレーキが無いことであり、
更に、ジェットスキーが難しいのはハンドルを切っても曲がらないこ
とである。 操縦方法は割愛しておきますので、勝手に調べて!
”JS750”は浮力もあり安定しているので、体重の軽い
小さな子供にはランナーバウト的になり、楽しく遊べる。
パパとしては子供と仲良くなれる1日なのだろう。
スロットルレバーには安全の為の速度リミッタが付けられている。
ジェットスキーの最大市場であるアメリカで立ち乗りシングル艇が売れないのはこれである。
ジェットスキーは家族で遊べる3人乗りでないと、奥さんの許可が出ないのである。
”X−2”はマニアに人気があるだけに、コーナリングが楽しい。
51歳になったおっさんも黙って見ていない。
山歩きで鍛えた大腿筋を見て欲しい。
誰でも乗れるランナーバウトタイプは面白くなく、おいらはの好みは
乗りこなしの難しい立ち乗りシングル艇となる。
3人乗りのランナーバウトタイプである ”JS−1100”を操る。
息子は初めて乗る ”JS−110”におっかなびっくりであったが、
周回する毎に様になって来た。
後半、スピードを出してターン出来る様になって来たが、
スプレーの大きさは、まだ親父には勝てていない。