鹿児島県奄美市笠利町用
『日本の海岸、湖』 ダイビングに対しては先生が居らず、今回も経験して少し賢くなった。
今年2回目の奄美大島
春に訪れた時に味をしめ、再度、盆休みに訪れてみて、知識不足からの防水ライトでないとダイビングを楽しんだ。 昼間は隠れている生き物は夜になると活動しだすことを体験した。
例えば、昼は泥の中に隠れているゴカイが夜には泳ぎ廻っているのだ。ブダイは夜になると自分で粘性の袋の中に入って、触っても目を覚まさない程にぐっすりと眠っている。
ダツはライトに突っ込んで来るので要注意。
奄美大島ナイトダイビング
今年の春の奄美大島でのダイビングで学んだことは ”イセエビ”は夜行性であり、昼間は岩の割れ目の奥深くに潜んでおり、姿を見せないことである。
反面、夜になると行動を始め、岩の上をのそのそと歩いていることが判った。 ”イセエビ”を獲るにはナイトダイビングするしかないのだ。
奄美大島は全島、釣りの好適地であり、ダイビングの好適地であるが、奄美大島の最北端の笠利崎周辺でキャンプをすることに決めた。
2人共、ナイトダイビングに用意したのは防水ライトであった。 所が防水ライトは防水性があっても、水中での水圧が掛かると、徐々に海水が進入して、海水で漏電してしまうのだった。
急ぎ、名瀬の町まで行って水中ライトを購入して用海岸に戻る。
Road Map :名瀬港からR58を北進し、県道602号線で更に北進を
続け、笠利崎灯台を目指す。
Route Map:笠利崎灯台より少し手前の砂浜にテントを張る。
最初のダイビングポイントは最北端の笠利崎の少し手前の用海岸とした。
長い砂浜が続く ”用海岸”の北端はリーフまでの距離が近く、
リーフの外に出るにのに楽が出来る。
隣りには大阪からの高校生がテントを張っていたが、素潜りの
実力は低そうにみえた。 ここは負けられないところである。
実際にはコバルトブルーの絶景の海岸だったが、フイルムカメラで撮って、
長年保管していた印画紙からスキャンした写真は、見事に変色しておりレタッチのしようもない。
お互いダイビング初心者であり、何を見ても珍しく面白い。
”ウチワエビ”の味は ”イセエビ”と同格であり、美味しかった。
昼間のサンゴ礁。
昼間のサンゴ礁。
防水ライトに海水が入りながらも、獲って来た獲物。
最後には防水ライトに入った海水でショートしてライトは
消えてしまったが、新月で真っ暗の海を無事、戻って来た。
8月13日 名瀬市街から比較的近い芦花部の海岸に移動する。
Road Map :名瀬市街からR58を経由して県道81号線で峠声をする。
Route Map:芦花部地区の海岸に行く。
今年の春に何の意味も無く訪れている 芦花部地区に再度、行ってみる。
春に来た時には、ここのリーフで ”イセエビ”を見付けることが出来たがリーフの岩穴からヒゲだけが出ており、イセエビ本体に触れることが出来なかった。
ここで ”イセエビ”を獲るなら夜に潜らなければならないと知ったのだった。
今年
今年の春に芦花部の海岸に来て、漁具小屋を借りて宿泊したが、その時、漁師に ”イセエビ”を見た場所を聞かれて、教えたのであるが、
漁師は教えた場所に刺し網を入れやがった。 それでもプロの漁師か?
今夜も刺し網漁をするのか?
写真の保存状態が悪く、かなり痛んでしまっている。
記録も記憶も残っていないが、この日は昼だけ潜って
夜は潜っていないと思う。
奄美大島は常夏とは言え、春はウェットスーツが要るが、夏では無くてもOKである。
写真がまともな時にスキャンしとくべきだった。
今となっては誰なのか、判らなくなってしまっている。
まあ! 誰の写真でも興味は無いけど・・・