岡山県倉敷市児島田の口
Road Map :R430を田の口地区で県道266号線に入って直ぐに散髪屋さがあるので
右折して市道に入る。
Route Map:市道沿いに稲荷神社の駐車場?があるので、そこから30m程先の民家の
階段道に入る。 登山口近くにお地蔵さんがあり、これが目印になる。
『岡山100山』 山歩きが目的ではなく、展望台として望海をしたかっただけである。
望海の岩滝山
児島湾に面する ”岩滝山”は低山ながら ”瀬戸大橋”までも望める展望の山らしいので、
冬の間に登ってみたいとは思っていた。 以前、登山口が近い県道266号線を田の口まで
走ったことがあるが、周辺は住宅街であり、登山口を探すのを見送ったことがある。
今回は徹底的登山口を探す気持ちで来たが、登山口を示す表示はまったく無く、地元の
奥さんに聞いてみると、子供の頃は何度も登った。 家の裏手からも藪扱きで登ることが出来る。
と長い自慢話しが始まり、肝心の登山口は適当に教えて下さったので、初っ端からの道間違い
で藪扱きで登ることになってしまった。 車を停めた所に登山口があったのだった。
望海の岩滝山
ちゃんと参道、登山道を歩いていれば、山頂までは1時間もあれば往復出来る低山であったが、山頂の展望岩からは、癒される絶景であった。
難なのは、如何に登山口を見付けるかに掛かっており、登山口さえ見付けてしまえば、散歩程度で展望岩に立つことが出来るだろう。
'20年の岡山望海山遠征
牛窓・前島ドライブ → 岩滝山 → 宮田山
岩滝山 (167m)
いわたきさん
登り:55分(道間違い、藪扱き登り時間)
下り:25分(正規の登山道、参道利用)
コースタイム:1時間28分(登山口探し、休憩時間含む)
標高差:142m
登山口は住宅街の中にあるので、地元民に道を聞き廻る方が良い。
登山道跡にも見えるし、違う様にも見えるし、
兎に角、目途が付くまで進んでみる。
地元の奥さんに 「カーブミラーを右に曲がって・・・」と教えて
貰った通りに進んで行くと、大きな墓地に入ってしまった。
下草が生えていないので、倒木さえなければどこでも歩けた。
荒れ放題の斜面になって来た。
もはや、ここには登山道はない感じとなって来た。
登山道風の所に出たが、結局、最後は崖登りとなる。
ところが、密になった樹林に行く手を阻まれる。 ここはUターンである。
薮扱きしながら急斜面を這い上がると、鳥居の見える参道に出た。
地元の奥さんが言っていた登山道は荒廃している。 は大ウソで、
立派な歩き易い参道が通っていた。
詳しくは判らないが、箱の中が ”稲荷大明神”で、積み
重なる岩が ”獅子岩”らしい。 ここは展望地になっていた。
展望地から眼下に ”児島湾”、”児島の市街”を見る。 肉眼では左上に ”瀬戸大橋”も見えていた。
標高の一番高い地点に差し掛かったので ”三角点”を探してみるが、
それらしい物は見当たらなかった。
歩き易い登山道が山頂に向けて穏やかに登って行く。
標高が少し低い地点であり ”市標”と彫り込まれていたので、
三角点ではなさそうだ。
緩やかに下って行き、前方が開けた地点で登山道の終点となる。
今日は残念な見通しであるが、瀬戸内側が大きく開け、噂通りの大展望地であった。
小さな標識には ”岩滝山”と書かれているだけであった。
国道から見えていた ”展望岩”があり、簡単に岩の上に立つことが出来た。
別の場所の ”展望岩”にも簡単に上ることが出来た。 見通しの悪さが悔やまれる。
”獅子岩”からと同じ展望であるが、少し高い位置から見ることが出来た。
今年の8月に登ったばかりの ”王子ヶ岳”を見る。
肉眼では ”廃墟リゾートホテル”もしっかりと見えていた。
遠景で見通しの悪い中なので、ばっちりとは言えないが、”瀬戸大橋”も見えていた。
”獅子岩”に戻り、参道(登山道)に入って行く。
薮扱きで這い上がったのは、この鳥居の少し先だった。
”展望岩”で写真を撮って、早々に引き返す。
引返し時にも ”三角点”を探してみたが、見付からなかった。
三角点は無いのかも知れない。
登り方向から見て、これが一つ目の ”鳥居”である。
参道を下って行くと、もう一つの ”鳥居”が出て来た。
道標は無かったが、ショートカットらしい道があった。
苦労しそうなので、この分岐道は見送る。
登り時の藪扱きとは雲泥の差の歩き易い参道が続く。
送電鉄塔からは何故か、簡易舗装された道に変わった。
これは中部電力の管理道なのだろうか?
送電鉄塔が立つ、開けた場所に出た。
市道に出たのはこんな所だった。 ここは登り時に登山口かも知れないと入り
掛けたが、奥に民家の門が見えたので、ここでは無いと思った地点であった。
表示が何も無いので、通常、ここが登山口だとは誰も気付かないだろう。
”稲荷神社”の墓地から見た ”岩滝山”と”展望岩”
市道に祀られていた ”お地蔵さん”を登山口の目安にせよ。
とネットで見た覚えがあるが、これは見落としていた。
偶然ではあるが、登山口の直ぐ近くに車を停めていたのであった。
ここの駐車場にハイカーが車を停めても良いのか定かでない。
ここに来るには、県道266号線沿いの散髪屋さんが目印に出来る。