兵庫県洲本市小路谷

2021年11月02日


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日本のお城』 天守閣には上れなかったが、駐車場無料、入城料無料のリーズナブルなお城だった。
洲本城(ウィキペディアから抜粋)
  現在ある模擬天守は、1928年(昭和3年)に御大典(昭和天皇の即位式)を記念して、鉄筋コンクリート製で築造されたもので、江戸時代の天守を復元したものではないが模擬天守としては日本最古のもので、展望台に特化した建物である。 「由良引け」以降に築かれ、明治まで続いた「下の城」とは史跡としては全く別の時代のものと考えられ、「上の城」と分類されている。 上下の城を繋ぐことで防御力を高めた「登り石垣」という全国でも数例しかない珍しい遺構が良好な状態で保存されていることが評価され、2017年(平成29年)4月6日、続日本100名城に選定された。
意外に良かった洲本城
  存在は昔から知っていたが、洲本城への予備知識はまったっくなく、大したお城ではないだろうと思っていたが、駐車料、入城料共に無料でリーズナブルであり、中々見応えのある城跡だった。 素晴らし展望のオマケ付だったので、価値ある散策が出来たと思う。
'21年の淡路島観光
  洲本城 → 淡路城野島鍾乳洞松帆台場
〔164〕洲本城
  淡路島には海釣り、素潜り、キャンプ、山歩き、滝巡りで数え切れないほど行っているが、当時、お城にはまったく興味が無く、城跡を歩きたいとは思ったことがない。
  最近、ウォーキングとしてのお城巡りを始めたが、歴史の知識が無く、城郭にも興味が無い状態で行き始めたが、日本百名城、続日本百名城の全城制覇は当然無理と思っています。
すもとじょう
Road Map :淡路島 洲本市街の南東方向の三熊山に城跡が広がっている。
Route Map:三熊公園の無料駐車場から城郭を適当に散策する。

続日本100名城
今回は ”本丸”に一番近い B馬屋の駐車場に車を停めることが出来た。 天守台から日月池までの散策をする。
今日は平日であり、一番 ”本丸”に近い ”馬屋”の駐車場に車を停めることが出来たが、
”馬屋”の駐車場は狭く、土日祭日には駐車場は満車になると思われる。
200m下方にはトイレ付の広い駐車場がある。
”馬屋”(月見台)は広い展望広場となっており、南方向に ”柏原山”、”紀伊水道”を望むことが出来た。
”馬屋”の展望所から見た ”紀淡海峡”(紀伊水道)と ”成ヶ島”と ”友ヶ島”
天気は良いのであるが、湿度が高いのか見通しが悪かった。
1人なら城郭全てを歩くのであるが、歩きが苦手な相棒の関係で、赤線に代表される必要最小限だけを散策した。
予想以上に立派な石垣が続いている様に見えた。
まずは ”大手門跡”に入って行く。
城郭らしい曲がりくねった城通が続く。
この石垣の上に ”南の丸隅櫓”があったのか?
”南の丸隅櫓跡”には ”櫓”の姿は無かった。
右上の建屋は ”トイレ”である。
正面が ”本丸”となる。 石垣崩れが多く、立入禁止ががあちこちに出て来る。
今は伐採されているが、本丸の石垣には大きな樹木が茂っていた様である。
”本丸”への広い石段道を登って行く。
通路としては狭い感じはしないのだが・・・
”本丸虎口”の意味が判らない。
狭い口、狭い道のことらしい。
”本丸”に上がると、周囲は城壁で囲まれていた。 この城壁には立入禁止となっていた。
広い ”本丸”から見た ”天守台”の ”天守閣”は規模が小さくミニチュアの様に見えた。
”天守台”は左右から上れるのであるが、左側は石崩れで立入禁止となっていた。
”天守台”の石垣は雑に積まれ頼りなく見えた。
右側から ”天守台”に上ると、そこは ”洲本八景”の展望所になっていた。
”洲本八景”にはどこどこが含まれているのか知りたくなった。
真下から見た ”天守閣”
”天守台”から北方面に広がる ”洲本八景”の大展望。
眼下には洲本市街と ”大浜海岸”、肉眼では遠く解体中の ”大観音像”も見えていた。
中央にあった階段が撤去されており、今は ”天守閣”には上れなくなっていた。是非、階段を再設置して欲しい。
”天守台”から見た ”天守閣”の側面。
”溺手口”の通行止め部から見た ”天守閣”
”本丸”を下りて、”溺手口”側に廻ってみるが、
石垣崩れで途中から通行止めとなっていた。
引返して ”日月の池”の周囲を散策する。 水が汚いのが残念であった。
覗いて見ると水位は高い位置にあった。 井戸底の水深を知りたい所である。
”日月の池”の横にあった ”日月の井戸”を見る。
日本庭園とは言い難い ”日月の池”を再度見て、”洲本城”の散策を終える。