標高差:352m
累積標高差:724m

2014年01月18日


宍粟50山に戻る

兵庫県龍野市
宍粟50山』宍粟50名山との表記は大きな間違い。 決して名山ではない!
久し振りの道間違い
  今日は軽く ”南山”を消化して宍粟50山を三山程こなす予定であったが、鼻からの道間違いで時間を取られてしまい、何山消化出来るか判らなくなってしまった。 道間違いに関しては道標が悪いと言いたい所であるが、適当に進んでしまう自分が一番悪いと反省はしている。登山道の多い里山には気を付けないと。
隣りの禅師山に移動する
  コンビニで昼飯を食って、登山口である戸原小学校に移動する。
予定の道路脇は工事中であったので戸原保育園の駐車場に無断駐車させて頂く。
50南 山 (431m)
兵庫の山を沢山登っているが、宍粟50山には地図にも出て来ない聞いたことがない山名が沢山入っている。
これまでは登りたい気がまったく湧かなかったが、行きたい山が無くなって来たので、試しに登ってみる。
Road Map :県道26号線から香島橋を渡り、そのまま真っ直ぐに進み、「上笹古墳まほろばの森」に入る。
Route Map:展望あずまやから山頂に至り、古墳群に下りて来るはずであったが、有らぬ方向に下山してしまう。
登り:1時間15分
下り:1時間52分 道間違いに続き、更に道間違いで遠回りする。
コースタイム:3時間28分 舗装路歩き時間含む。
右回りに周回したく、最初の分岐を ”展望あずまや”方向に
向うが、これが後々の道間違いに繋がってしまう。
”まほろばの森”周辺には駐車場がないので、適当な空き地を見付けて車を停める。 8時34分に歩き始める。 気温4℃、雪が降りそうな曇り空であるが、風が無いので寒くはない。
やたら広い遊歩道が続く。冬枯れのこの季節はいい感じ。
分岐から直ぐに ”獣避けゲート”となるが、
施錠は既に外されていた。
整備された広い遊歩道を緩やかに登って行く。
分岐に着く。どこがどこなのか判らないので、
兎に角 ”展望あずまや”を目指すことにする。
分岐から予定通りに”展望あずまや”に向う。
散策道が入り組んでいるのか、又、分岐があった。
遊歩道らしい整備された階段道が多くなる。
自然道も混じるが大半は階段道であった。
とは言うものの、展望があれば見てしまう。
兵庫の山はまったく同定出来ないので、国見山は当てずっぽうである。
見晴らしの良い道にはなってくるが、
今日は展望を得てと言える見通しではない。
27分にて ”展望あずまや”に着く。
3度、分岐となるが、左方向の ”展望あずまや”が目と鼻の先だった。
”展望あずまや”から揖保川沿いに南側を見る。
同じく ”展望あずまや”から西側を見る。
寒々しい天気に寒々しい風景が広がる。
”展望あずまや”からフラットな道を進むと ”展望の丘”なる表示がある地点に着く。 ”展望の丘”と名乗る程の場所ではなかった。
道中の途中から見た、隣の ”禅師山”この後、登ってみることにする。
結構、荒れた歩き難い道、夏にはススキが茂って更に歩き難いのだろう。
遊歩道的な整備された道から荒れた歩き難い道となり、アップダウンが
多くなってくる。 前方のピークが ”南山”と思ったが、それは違った。
周辺を見回すと、一番高い山はあれなのだが・・・合ってる?
崖っぷちトラバースの登山道らしい道となる。
展望のある道ではあるが、値打ちのない展望が得られるのみ。
小さく下って登り返す。
順調なペースにて1時間15分にて ”南山”(431m)に着く。
ここまでまったくハイカーと会わないマイナーな山だった。
展望は北方面が得られるのみ。直ぐに下山に入る。
山頂へは広い登山道から左に曲がる。
山頂からは俄然、雑木が濃くなる。宇原方向を示す大きな道標があったので、素直に進んで見ると激下りとなり、しかも方向が違う様な気がした。 その内、道は方向を変えるだろうと思い下って行くがいつまでも方向が変わらないので引き返すことにした。 土地勘無しの道間違いであった。
激下りして来た道を激登りして引き返す。
元の道に戻ってからは表示の無い方向に足を踏み入れる。
間違った道とは言え、尾根筋には立派な道が通っており、
道標は無いものの、ピンクのテープが沢山あった。
後で考えると登山道を示すテープと伐採用のテープが
まったく同じ色だったのだ。
コシダが茂る嫌な道になって来たが、長くは続かず助かった。
後で判ったことであるが、この辺りから谷側へ下山するのが正解で
あり、道なりに進んでしまい、この後、えらい目に遭ってしまう。
乾燥した落葉が厚く堆積しており滑り易く歩き難い。
どこに出るのか判らないまま、心細く谷筋を下って行く。
長い尾根歩きにしびれを切らし谷へ降りて行く。
踏み跡は無くなり、谷筋を下って行くが、斜度がきつい。
下山1時間43分にて林道跡に出る。 助かった!これで集落には
出れるだろう。 気は軽くなり林道跡を辿って行く。
斜度が落ち着くと雰囲気が俄然良くなり、新緑の頃に来て見たい
沢に出合う。 依然、登山道はない。
1時間52分にて集落への獣避けゲートに着く。駐車地で確認しておいたゲートとは違う場所である。駐車地からは遥か離れており、駐車地に戻るのに舗装道路歩きで21分も掛かった。
みなみやま