京都府綾部市故屋岡町
Road Map :京都縦貫道、京丹波わちICから府道1号線を走り、故屋岡町にはいる。
Route Map:駐車地から八反の滝へ行き、引き返して、弁天の滝、裏八反の滝見をする。
『日本の滝』 故屋岡地区の滝見情報が少なく、今回も道に迷う。
故屋岡周辺の滝の情報が少な過ぎる
土地勘が無いのでネットからの情報で行動するしかないのだが、この地区の滝への情報が少な過ぎる感じがして、いい加減なウソ情報も多くあった。
人には強くは言えず、前回の弁天の滝もウソ情報を載せてしまっていたので、今回の経験で判る範囲修正しておきます。
今回の京都府、福井県の滝見
八反の滝、弁天の滝 → 新鞍の大滝、夫婦滝 → 鮎止の滝、野鹿の滝
八反の滝 (落差25m)
弁天の滝、八反の滝、裏八反の滝リベンジ
前回、弁天の滝を訪れたのは '19年06月であったが、この周辺の滝が資料が少なく、訪れた時間も遅かったので、弁天の滝だけを滝見して帰ったが、弁天の滝でなかったことが、後に判明する。 今回のリベンジに対してネットから参考資料を探したが、相変わらず参考となる様な資料は無かった。
道標もナビテープもまったくない山域であり、滝に着いても、何の滝なのかも確認出来なかった。 今回は道間違いから1時間以上をロスしてしまった。
はったんのたき
駐車地〜八反の滝:約2.8km、45分。
駐車地〜弁天の滝:3分。
駐車地〜裏八反の滝:見付けられなかった。
前回は林道入口に車を停めて、車止めまで歩いたが、今回は車止めまで林道を走った。
今日は先に ”八反の滝”を見ておきたいので、車止めから直ぐに左の林道に入る。
前回は林道に落ちている落石が心配で林道入口から車止めまで歩いたが、
今回は時間に余裕がないので、車で上って来た。 7時57分に歩き始める。
小さな無名滝の滝口を見る。
左の林道に入り少し歩くと 落差3m程の小さな無名滝があった。
滝口に続く上流側の流れ。
ミズゴケの絨毯道はややジュクジュクしていた。
林道は巾広くしっかりした造りになっており、要所要所に砂防堰堤が出て来る。
枝沢から流れ落ちる小さな無名滝。
林道は終始、沢に沿って伸びていた。
退屈な林道歩きの暇潰しに、流れに変化があれば撮っておく。
これは落差4m程の無名滝であり、少しは見れる滝であった。
数え落しがなければ、これが5ヶ目の砂防堰堤となる。
中々 ”八反滝”が出て来ないので、見逃したのかも知れないと心配になってくる。
途中、無名滝への寄り道があったが、駐車場を出発して1時間02分で ”八反滝”が見えて来た。
林道の終点が ”八反滝”となっていたので、道の間違い様がなかった。
落差20mの3段瀑である ”八反の滝”は好みの形態の滝姿であるが、水量が少な過ぎる。雨降りのあくる日に来たのであるが、この辺りは余り降らなかったのか。
これだけ崩壊の無い林道は珍しい感じだった。
長い長い林道を引き返す。
復路は寄り道をしなかったので46分で車止めに戻ることが出来た。
S字状の滝であり、樹木が邪魔をしているので、全容が判らない。
前回も見たが、橋の下に複雑に流れ落ちる ”橋下の滝”(仮称)見る。
3段瀑の内、これが上段の滝だと思うが、詳細がよく判らない。
分岐から数分歩けば、落差20m、3段瀑である ”弁天の滝”を林道から見ることが出来た。 ネットには残置ロープがある。と書かれていたが、
ロープは見当たらなかったので、復路で再度寄ることにする。
こちらの林道も落石はあるもののしっかりしていた。 ”裏八反の滝”を探しながら歩く。
林道が分岐となった。 本能的に沢沿いの水平な林道を選ぶ。
ネットにあったある地図では、この辺りに ”裏八反の滝”があることになっていた。
林道は更に分岐しており、左も右も沢沿いの林道となっていた。
何の根拠もないが沢水の少し多い、右側の林道に入ってみる。
右側の林道先は崩壊しており、何故か電撃柵が設けられ、立入禁止の看板が立っていた。
電撃線は1本だけでスイッチボックスもあったが、揉めるのは嫌なので引返す。
何を守りたいのかよく判らない。
この林道が ”裏八反の滝”への道なのか判らないまま、進んでみる。
ここまで何の道標もナビテープもまったく無かった。
分岐まで引き返して、Bの林道に入って行くが、林道は雨水でひどくやられていた。
砂防堰堤が出て来て、林道は消滅してしまう。 やばい踏み跡を辿って堰堤を越えることにしたが、”裏八反の滝”は既に通り過ぎてしまっていることを薄々感じだしている。
小規模な崖崩れがあったが、林道は通ることが出来た。
しかし、ここから先は小木の茂る中を通って行く。
砂防堰堤の上流側に出ると、砂溜まりとなっており、古い流木が堆積していた。
この先からは沢歩きになりそうだが、登山口でどこまで行けるやら。
又、流木がたっぷりと溜まった砂防堰堤が出て来たので、登山靴でこれ以上の
無理をしたくないので、10時32分にここで引返すことにした。
水量の少ない小さな沢であるが、登山靴ではよく滑る。
上りの林道から、往復して来た最初の林道を見る。
最初の林道分岐に戻り、この先へ歩いても滝なんぞはないだろと思いながら、
林道を緩やかに上って行く。
この時点で ”裏八反の滝”を見過ごして通り過ぎていたなら、
この林道歩きの行動はバカみたいなことである。
上り林道は大きくUターンしながら、どんどんとの上って行く様だ。
通って来た林道を振り返り見る。 この勾配でも疲れる。
しかし、立派な林道が残っているものだ。
更に次の谷では、進むのを諦めた砂防堰堤も見えた。 あの堰堤が最後の堰堤だった様で、あのまま沢歩きを続けていとけば良かったと反省もするが、登山靴では
無理があっただろうとも思う。 そして、ここからは左対面に謎の滝が見えた。
眼下に先程辿り着いた砂防堰堤が見えた。 古い流木の様子もよく判った。
写真は大きくズームしているので近くに見えるが、実際には遠く離れた山肌に流れ落ちているていた100mは超えている長大な謎の滝であった。
チビッ子メダカの数数えと同じ手法で滝と思われる個所に番号を振ってみると13段程の滝が連なっていることが判った。
もし、沢歩きを続けていれば、この滝の滝壺に着いて、滝の上部はまったく見ることが出来なかったかも知れない。
これだけの滝が無名滝と言うことはなかろうと、帰宅後、ネットでこの滝の事を検索してみたが、何もヒットしなかった。
H〜Iの更にズームアップ写真。
L〜滝壺のズームアップ写真。 沢歩きを続けていれば、
この滝壺に到達して、上部を見上げていたのだろう。
気が付けば動画を撮るのを忘れてしまっていた。
林道では対岸の ”謎の滝”に近付く手段がなさそうなので、引返すことにした。
ちょっとした勾配の林道であるが、下り側は楽チンである。
結局、”裏八反の滝”を見ることが出来なかったが、この林道分岐までにあると思う。
つまり、1時間もの間、道間違いで歩き廻っていたことになる。
なんやかんやで3時間30分、歩き廻って車止めゲートに帰って来る。
復路で ”弁天の滝”の滝壺に降りる予定であったが、はやり残置ロープが見付からない。 ロープ無しで崖下に降りるのは、ちょっと危険なので今回は止めておくことにする。
但し、次回があるかどうかは判らない。
久し振りの運動で本当に疲れた。 早く車に乗って運転しながら休憩したい。
前回、弁財天にはお参りしているので、今回は割愛しておく。
八反の滝
弁天の滝
裏八反の滝
長大な不明滝
動画は画像をクリック。