京都市北区大森
Road Map :R162を小野上ノ町で北方向への道に入り、大森キャンプ場を目指す。
Route Map:石碑から踏み跡はあるが不明瞭だった。
『日本の滝』 普段から水量が少なく ”霧ヶ滝”の名が付いたのであろうが、滝としては認めがたい。
霧ヶ滝
経験から ”霧ヶ滝”の滝名が付いている滝には水量が少ない滝が多いが、今日の滝も見事に水量が少なかった。 滝水が流れていてこそ滝であり、滝見が無ければただの崖である。
雨後には見られる滝に化けているかも知れないが、もう一度は無い。
'20年度の京都府の滝巡り
空也の滝 → 毘沙門滝 → 菩提滝 → 霧ヶ滝 → 滝又の滝
霧ヶ滝 (落差20m)
普段から水量の少ない滝であるらしいので、気乗りはしなかったが、京都に行く
チャンスも中々無いので、詰まらない滝だと言うのを確認する感じで行ってみた。
きりがたき
滝までの到達時間:9分
地図に載っている左岸の林道跡からの方が楽かも知れない。
石碑の前は広場になっていたので車を停めて、15時46分に歩き始める。
事前のネット調べでは大森キャンプ場を過ぎて林道に入ったら石碑を探せ。
だったので、石碑を探しながら車で走っていると直ぐに石碑は見付かった。
石碑以外の案内板、道標は何も無かった。
登りがきつくなって来ると、踏み跡も消えてしまった。
滝見道はスギの落葉で隠され、不明瞭ではあるが踏み跡は判った。
ひと登りすると落差20mの直瀑である ”霧ヶ滝”が姿を現した。
滝名通りに滝水が少なく、霧の様に落ちて来ているだけで、滝水は写真にも載り難かった。
”霧ヶ滝”の岩肌にもクロゴケがはびこっており、京都市北部の滝の多くがクロカビの繁茂がある様だ。
復路に入って斜面のきつさに気付いた。
テッポウ水で流されたのか、下流側に堆積していた枯れ木の山。
左岸を見ると地図にある林道が伸びていたので、林道を利用した方が楽に滝に行けたのかも知れない。