兵庫県多可町八千代区大屋

2021年05月03日


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近畿エリアの滝』   昨日の降雨は少なかったが、少しは増水した滝見が出来のではと期待して出掛けてみる。
市川町観光協会のHPから
  笠をかぶせたような形からその名がついたといわれる標高939mの笠形山は、関西100名山。
晴れた日には遠く明石海峡大橋や四国まで望むことができます。 山中には彫刻が素晴らしい笠形神社や笠形寺のコウヤマキ(県天然記念物)、仙人滝、大スギなど名所がたくさん。
四季に応じて楽しめる登山コースがあり、リピーターも多く訪れます。
笠形山 龍ヶ滝コースの滝群
  仕事をリタイヤ後は毎日が日曜日なので、G・Wのことをすっかり忘れていたが、駐車場に着くのがもう10分遅ければ駐車場に車を停められないところだった。
  笠形山には4ヶ所に登山道があり、これまで6回程、山頂に立っているので、今回は滝見だけで済ますことにしたが、期待した滝水は普段より多かったが、もう少し欲しい所であった。
笠形山の滝群
  関西100名山に登録されている ”笠形山”には何度も登っており、多くの滝が見られる”龍が滝コース”は渓谷を歩く登山道であり、一番好きな登山道である。
  龍ヶ滝コースの渓谷名を知りたくて、色々とネット検索したが見付からなかった。
HPにタイトルに ”笠形山の滝群”では無く ”何々渓谷の滝群”としたい思いである。
かさがたやまのたきぐん
赤 瀧
蛇腹瀧
二龍ヶ瀧
勝負滝
龍ヶ瀧
Road Map :県道143号線の大屋地区から自然公園センターの道に入り道標に従う。
Route Map:離合出来ない細い林道の終点が登山口であり、車6台分の駐車場がある。

登山口駐車場が満車の場合、1km以上離れた自然公園センターに
車を停める必要がある。
今日は滝見だけなので、ゆっくりと家を出たので、9時過ぎに登山口駐車場に着いた。
今日がG・W中の休日なのに気付いていなかった。 6台分しかない無い駐車場は
幸い2台分が空いていたが、次々と車はやって来て、直ぐに満車になってしまった。
今日の主な目的は ”二龍ヶ滝”であるが、駐車場
から見えており、これまでまったく気付かなかった。
まずは駐車場近くの ”赤腹瀧”を林道から覗き込む。
細長い滝は樹木で覆われて殆ど見えなかった。
林道を40m程戻って ”赤瀧”の下流側の沢に下りて、沢登りで少し遡上する。
落差5m程の斜瀑である ”赤瀧”は林道から何度か見ているが、
正面から見るのは初めてだ。 わざわざ見に行く程の滝ではなかった。
支沢の踏み跡には案内板が落ちていた。
駐車場に戻り、登山道では無く、左側の支沢に入って行く。
昔は遊歩道が整備されていた様であるが、
倒木と踏み跡の崩壊で遡上するのに難儀する。
支沢入口には2m程の綺麗な落込みが見られた。
遠目では、上段に三段の滝、下段に二段の滝が確認出来たが
共に、樹木、倒木で滝姿が判るだけの範囲であった。
倒木を潜り落差不明の二段瀑である下段の ”二龍ヶ瀧”に着くが、上段の滝は
まったく見えなくなってしまった。 上段の滝を見るには大きく迂回して高巻きする
必要がありそうなので、「無理はしない!」の方針で早々に諦めた。
二龍ヶ瀧 下段の滝の動画
登山口付近の渓流を見る。 この渓流、渓谷の名前が知りたい。
老夫婦のハイカーが先行してしまった。
駐車場に戻り、笠形山の登山道に入る。
足の遅い奥さんは後ろを気にせずに写真を撮り始めた。
直ぐに追い付くが、年寄りの悪い習性で道を譲ろうとしない。
ペースを落として付いて行くことにした。
”勝負滝”に着き、おいらは滝壺へ下り、
老夫婦は登山道を進んだので、ここで別れる。
渡渉には不慣れなのか、後ろから見ていて奥さんの行動に笑ってしまった。
後ろを付いて来て良かったの瞬間であった。
落差8mの段瀑である ”勝負滝”は落差では語れない綺麗な滝姿が好みである。
勝負滝の動画
案内板には ”二つの谷が合流”と書いてあるが、
二つの谷を確認出来たことがない。
登山道から ”勝負滝”を見下ろすと、三段瀑に見えた。
滝口から ”勝負滝”を見下ろす。
”勝負滝”から少し歩くと ”龍ヶ瀧”が見えて来た。
落差15mの直瀑である ”龍ヶ瀧”はレースのカーテンの様な優美な姿だった。
龍ヶ瀧の動画
”龍ヶ瀧”を側面から見るのは「無理はしない!」のポリシーから、
この程度に留めておく。
”龍ヶ瀧”で引返す予定であったが、もう少し歩いてみる。
”龍ヶ瀧”の高巻きの道はきつく、おねえさんハイカーが休み休み登っていた。
それ程の登山道では無いのだが・・・
同じく ”馬の足跡”がある地点から下流側を見る。
先は ”龍ヶ瀧”の滝口であるが、見には行かなかった。
茶番劇な ”馬の足跡”がある沢に下りて、上流側を見る。
笠形山に登る予定はないので、歩く事1時間6分、
舗装林道のガードレールが見えて来たので、ここで引返す。
沢に下りて遊んでいたのに、体力不足の女性ハイカーは
まだ渡渉地点をウロウロしていた。 難儀する程の渡渉ではないと思うのだが。
滝見をしないで真っ直ぐに下山すると20分で駐車場に戻ることが出来た。
駐車場には定数を越える車が停められており、1km以上離れた
”自然公園センター”から歩かれたハイカーも多く居た。