兵庫県姫路市夢前町置本

2021年07月11


兵庫エリアの滝に戻る

Road Map :書県道67号線を清水谷地区で清水峠への市道に入りニューサン
            ピア姫路ゆめさきの東端に駐車場がある。
Route Map:車止めゲートを抜けて作業道?を沢に向けて歩く。
             沢に到達すれば対岸に登山道があるので適当な場所で渡渉する。
             滝は枝沢にあるので要注意。
兵庫エリアの滝』  書写山六角坂登山道の滝見を終えた後、同じ書写山系にある書写大滝に寄ってみる。
滝水の増水を狙った書写大滝であったが、
  2年前の ”書写大滝”は大雨後の増水を狙って行っており、期待通りの滝水が充分な滝を見ることが出来たが、今回は梅雨の末期であり、前回以上の滝水を期待して訪れたのであるが、前回より遥かに滝水が少なくてがっかりであった。 書写山は集水面積が少ないので、渇水期には見られる滝にはなっていないと予想される。
確かに渇水期にハイキングした時には滝があるとの認識が無かった。
書写大滝 (落差30m)
  ”書写大滝”へは道が判らずに3回挑戦しているが、3回目の2019年09月12日に大雨の後の ”書写大滝”を含む滝群を見ることが出来ている。
  今回は梅雨時の末期であり、更に増水した滝を見られることを期待して訪れてみたが、前回より滝水が少なくがっかりであった。
集水面積の少ない書写山で充分な量の滝水は期待しない方が良さそうだ。
しょしゃおおたき(仮称)
F5まで:1時間32分
F5から:1時間25分
(復路でも滝見をしたので時間を要した。)
反省点:
  勘違いからF6の最後の滝に着いたつもりが、F5の滝で引返してしまっていた。 F6の滝より、F5の滝の方が記憶が強かったのが原因であろうが、ボケていたのも確かである。
エントリーコースは2ヶ所あるが、今回は2回目に歩いた北側からのコースとした。
このコースは一応、立入禁止の看板が立っているので利用しない方が良いと思う。
”F5”の滝からは渓流瀑が連続しており、どれが ”F6”の滝なのか
判らなくなってくるが、最上部に小さく見えているのが ”F6”の様だ。
落差7mの2段瀑である ”F6”の滝。
ネットではこれが最後の滝となっていた。
ここまで1時間35分。 ”F6”の滝口から更に上流部を眺めてから引き返す。
駐車地の横から林道が始まる。
この東側に ”ニューサンピア姫路ゆめさき”の施設がある。
”ニューサンピア”の西側に林道があり、林道入口の市道沿いに
駐車スペースがある。 表示は何も無いが車を停めて良さそうだ。
50m程歩けば車避けゲートが出て来る。 昔はゲートに鍵が掛かっておらずに
車で中に入れたらしいが、今は南京錠ががっちり掛かっていた。
「私有地に付立入禁止」の看板があるので、この林道は利用しない方が良いかも。
昔はゲートを越えたここに車を停めることが出来たらしいが、
それが地主の癪に障ったのかも知れない。
溜池の横を通る。 この辺りまでは林道と言えそうだ。
樹林が全て モミジかカエデであり、秋には紅葉が楽しめそうな一帯である。
真新しいナビテープが道案内をしてくれた。
本流の渡渉地点はもっと先であるが、早目に渡渉を
終わらせて右岸の登山道(参道)に入っておく。
本流の右岸の道は3回目に通った道であり、確実に ”書写大滝”に行ける。
この道は砂防ダム建設時の林道かも知れない。
対岸には左岸の道が見えており、所々に渡渉マークが出て来ていた。
林道跡には分岐が出て来て、山側の道は直接、砂防堰堤に行ける。
今日は分岐目印の ”石仏”に合いたくて沢沿いの道を選んだ。
林道跡の分岐を山側に進めば、この砂防堰堤の左上に出ることが出来る。
沢沿いの道を選んだので、左岸側(右側)の踏み跡を追って砂防堰堤に
登ることになる。
”書写大滝”からの枝沢に祀られていた ”石仏”に出合うことが出来たが、
”石仏”の細工が何もされていない様に見えた。
砂防堰堤から少し歩くと落差6mの ”F1”の滝に出る。
この滝は登山道からは全容を見ることが出来ず、沢に下りて少し遡上する必要がある。
”F1”から少し上流に落差30mの分岐瀑である ”書写大滝”が流れ落ちている。
今日は梅雨時の増水を期待して来たのであるが、前回より圧倒的に滝水が少なく、
がっかりであった。 もう帰ろうかと思ったが、それは撤回して先に進む。
書写山の滝は集水域が狭いので、これでも普段より滝水は多い方なのだと思う。
書写大滝の動画” 続けて2回再生下さい。 前回の滝水がたっぷりだった時の ”書写大滝
”書写大滝”を高巻きして滝口側に登ると、沢山の宗教施設を見ることになる。
この廃屋は2年前と同じ状態で残っていた。
期待した沢水の量では無くがっかりしたが、気を取り戻して先に進む。
”幻の参道”とも言われている踏み跡を追って行く。
石仏が立ち並ぶ所には広い滑床を挟んで ”三段の滝”が連なる。
これは最上部の滝で、この滝水では滝行は出来ないと思う。
滑り落ちそうで近寄りがたい滑床から、”三段の滝”の下段部と
”書写大滝”の滝口を見るが、”書写大滝”の下流部はまったく見えていない。
”書写大滝”の滝口、上部は復路で見ようと思う。
”三段の滝”周辺に立ち並ぶ ”石仏”。
剛力が担いで上がったのだろうか?
倒木が目立つ様になってきたが、2年前にもこの倒木はあったのだろうか?
両側に沢が流れるゴーロ帯を上流に向けて進んで行く。
落差5mの分岐瀑である ”F3”に着くが、2年前には
無かった倒木で塞がれてしまっていた。
倒木の枝ののれんを潜り、枝が写真に入らない様に近付くと、
滝の全景が撮れなくなってしまった。
高巻きから沢に戻り、再び登山道に復帰する。
更に登山道を進んで行くと、登山道を覆い隠す様に登山道が塞がれていた。
倒木帯を高巻きして先に進む。
登山道も雨水で抉られており、次の大雨では登山道は通れなくなってしまうかも知れない。
小さな2条の滝なので、滝名は付けられていない様である。
長大な渓流瀑である ”F4”は落差の想像が付かない。
緩やかに曲がりながら流れ落ちているので沢に降りてしまうと全容が見えないだろう。
登山道側から見た ”F3”の横顔一部。
小さな滝の上流側が若木の倒木で塞がれてしまっていた。
滝口を渡渉して右岸側を高巻きする。
落差7mの分岐瀑である ”F5”の滝に着く。
”F5”の滝は好みの滝姿であり、何故かこの滝が最後の滝として記憶しており、
これが最後の”F6”と勘違いして、ここから引き返してしまった。 要所ゝにボケが出て来る。
今回、”F5”の滝を最後の滝と勘違いしてしまったので、前回見た ”F6”の添付しておきます。 文面も前回のものを流用しています。
以下、本文に戻り、”F5”の滝からの復路とします。
”三段の滝”に戻り、最下段部に立つが、滑床が滑り易く、
撮りたい所から撮りたい写真が撮れなかった。
復路の途中、若木の倒木帯を上から見る。
滝口から少し下って、下流部を見る。 勇気があれば流れの中に
立てるかも知れないが、それは勇気を通り過ぎていると思う。
”書写大滝”の滝口から下流部を見るが、ここからでは滝の流れは見えなかった。
更に少し下って下流部を見る。 これ以上は無理をしたくない。
側面から ”書写大滝”を見る。
短時間では陽当たりも変わらないであろうが、復路でも再度 ”書写大滝”を撮っておく。
砂防堰堤の右端が近道と判っているが、登って来た左端から下って行く。
往路では本流のもっと下流部で渡渉したが、
復路では枝沢と本流が合流する所で早々に渡渉しておく。
キャンプ場でキャンプするのはバカだとの持論を持っているので、沢もある
こんな所ならキャンプしてみたい。 オートキャンプ場のキャンプはキャンプでは無い。
お世辞にも綺麗とは言えない溜池の林道を帰る。
1時間25分で滝巡りを終えて車に戻る。
先程、すれ違ったハイカーの車だろうが、林道の真ん中に車を停めていた。
こんな非常識なことをするから、林道が立入禁止にされてしまうのだろう。
途中で若いハイカーとすれ違い、車止めゲートに戻る。