岡山県真庭市蒜山下和
Road Map :R482の中和小学校から県道65、445号線に入って間も無く。
Route Map:無料駐車場から遊歩道を往復する。
『日本の滝百選』 楽しみにしていた渓谷沿いの遊歩道が意外と短かった。
蒜山観光協会のHPから
山水画を思わせる巨岩に囲まれた山乗渓谷。特に全長400mの遊歩道を歩いた先にそびえる上流の落差20mの不動滝は、天然の涼&癒し効果満点のイオンミストを感じることのできる見どころの一つ。周辺のブナ林では、オオルリやミソサザイ・アカショウビンなど
の野鳥、渓流にはヤマメなど川魚が生息し、近くには珍しいワサビ田も。
7月中旬〜8月中旬の期間には、遊歩道入口の「涼水亭」にて自然の醍醐味を体感必至の「そうめん流し」も楽しめます。
山乗渓谷(不動滝)
渓谷沿いの鉄橋の遊歩道は期待通りであったが、もっと長い距離を歩きたかった。
地蔵滝の落差は15mとも20mとも、諸説ありどこの滝の落差もいい加減なものだ。見られない所が見たくなる。であり、滝口の流れがどうなっているのか見れなかったのが心残りであった。
今日の岡山県散策
津黒山 → 山乗渓谷 → 龍頭の滝
山乗渓谷
地蔵滝に陽が当たる時間があるのかは判らないが、昼前後の方が陽の当たる可能性は高いだろうと、朝の内は ”津黒山”に登って時間を調整する。
9時30分頃に滝見となるが、結果、滝には陽が当っておらず、もっと遅い時間が良かったのか、深い峡谷なので1日中、陽が当たらないのかも知れなかった。
やまのりけいこく
不動滝(落差20m)
散策時間:46分
深い渓谷でGPSの電波が乱反射してしまったので軌跡は手書きとした。
駐車場にあった超簡易地図。途中で道が分かれているのだけが判った。
山乗渓谷の無料駐車場にはG・Wなのに誰も来ていなかった。
9時18分に歩き始めるが、時間的には少し早過ぎたか。
遊歩道の入口にあったモニュメント。
”山乗千手観音”の前を通る。
まずは沢に下りて様子を見てみる。
山乗渓谷の始まり部であり、中々の渓谷美を見せてくれた。奥に遊歩道の橋が見えていた。
直進側の遊歩道は津黒高原スキー場まで続いている様である。
遊歩道の分岐となり、まずは ”不動滝”を目指す。
左の石段道へは後ほど滝口探しに行くことになる。
期待を裏切らない渓谷の鉄橋が始まる。 ここまで深い渓谷となるとGPSの電波は正確には捕捉出来ない。
今日は観光客が1人も居らず、落ち着いて散策出来た。
デカイ落石が小さな滝を作っており、良い感じの渓谷が続く。
この辺りでは沢遊びが出来そうであったが、沢に下りる道は無かった。
ふと、崖を見上げると今にも落ちてきそうな岩が見えた。 見るんじゃなかった!
思った以上に早く鉄橋の遊歩道が終わり、落差20mの2筋の分岐瀑である ”山乗不動滝”に出る。
色々な角度から滝見をしてみたが滝口からの流れがよく見えなかった。
右側の滝。 上部で左側の滝とどう分かれているのかが気になるところだ。
左側の滝。
滝壺から下流側を見ると見事なゴルジュを形成していた。
簡単に滝見することが出来た鉄製橋の遊歩道に感謝である。
往路で見た平べったい岩を横から眺める。
右の岩の下辺りが滝壺だと思うが、周辺は垂直の崖であり近寄れない。
滝口を見たく分岐に戻ってから石段の遊歩道に入る。
更に遊歩道を進んで行くと小さな無名滝が見られた。
程なく、遊歩道は通行止となってしまった。 乗り越えて進むのは簡単であるが、
上流側は見ても緩やかな流れしか見えなかったの、ここで引き返すことにした。
藪漕ぎをして沢に下りてみたが小さな滝があるだけだった。
滝口を見ずに終えるのは後ろ髪を引かれてしまうので、滝口を見られそうな場所を探してみることした。
ついに滝口を見付けることが出来たが、滝口は大きな倒木で塞がれ見えない状態になっていた。
しかも、ここは垂直の崖の上であり、沢に下りることは不可能だった。
滝口の上に来ることが出来たが、ここから滝口が見える所まで行くのが大冒険であった。 まだ死にたくはないが、死ぬ気で行くしかないか。
もう一度、滝口の見える所を探しに行きたいが、諦めた方が良いとの虫の知らせがあったので、この程度で引き返すことにした。
腕を目一杯伸ばして撮った写真であるが、残念ながら滝口は写っていなかった。
滝口を見ることを諦めたので、せめて渓谷だけでも覗いてみる。
下に遊歩道が見えている。 この垂直の崖っぷちにも遊歩道を作って欲しい。
質素で綺麗な花だが、家で育てようと思ったことは無い。
”シャガ”は野原で育っているのが一番だと思っている。
駐車所に戻る途中で千手観音の裏にあった ”シャガ”の群生地を見に行く。