広島県廿日市市虫所山

2019年03月09日



Road Map :県道295号線を走ると虫所山地区に遊歩道への案内がある。
Route Map:P1からなら27分、P2からなら5分で滝に着く。
日本の滝百選』  P2からの遊歩道なら渡渉することなく、簡単に滝見出来る様である。
はつかいち・宮島の体験観光なびのHPから
 白小瀬川の水源の一つである支流、大虫川が刻んだ深い峡谷。
激しく蛇行した渓谷は全長700mにもおよび、奇岩、巨岩などが点在。
その中に落差20mにもなる「ふぶきの滝」が轟音とともに流れ落ちて
いる。 滝壷に向かって右側には、高さ100mにおよぶ垂直な断崖が
見られ、見事な渓谷美とともに自然の力強さを感じることができる。
また、川の深みがわかるほどの水の美しさには思わず息を呑んでしまう
ほどだ。 広島近郊では、まれな自然景観の残存地として多くの人に愛
されている。
万古峡・ふぶきの滝
  2つのコースがあることは下調べしても判らなかったことだと思う。
下側からのコースは長靴を履いて行ったので問題無かったが、登山靴でも渡渉は出来る水量だった。 ただ、無駄に距離が長いだけで何の見所も無く、上のコースから往復するのが正解だと思う。
比丘尼ヶ渕に向かうが・・・
林道入口を見付けることが出来たが、林道入口にはしっかりした通行止ゲートが設置されており、歩いて行こうかとも思ったが、日暮れも近く、1.4kmは遠過ぎるので今回は見送ることにした。
ふぶきの滝 (落差23m)
ふぶきのたき
P1付近には駐車場が無いが、P2には2台分程の駐車スペースあり。
'19年の広島遠征(3回目)
万古渓
  ”ふぶきの滝”の遊歩道は1ヶ所しかないとの思い込みから、2ヶ所の渡渉がり、滝まで30分掛かるコースを歩いてしまった。
  P2からの遊歩道なら渡渉は無く、滝まで5分で行ける様であった。
滝見散策時間:往復56分
50m程先にあった駐車スペースに車を停め、
15時14分に歩き始める。
県道295号線を走っていると、標識を見付けて遊歩道の入口が判った。
付近には1台分の駐車スペースしか無かったが、既に先行車に取られていた。
遊歩道入口に戻り、おしらせの案内板があったので読んでみる。
渡渉が要らない別ルートがあると書いてあったが、せっかく見付けた遊歩道を切替えることが出来ず、このまま進むことにした。
沢に出て1回目の渡渉となるが、長靴を履いてきたので問題無しだった。
沢に降りるまではササの茂った鬱陶しい道が続く。 倒木も多し。
ここは ”万古渓”の下流部であり、渓谷感はまったくなかった。
遊歩道は ”大虫川”に沿って伸びていた。
渡渉後の遊歩道は下草も無く、歩き易い道が続いた。
高巻きを終えて沢に戻ると ”万古渓”に入って来たと思われる。
穏やかだった道は、この先から渓谷を迂回する高巻きに入る。
左岸からは遊歩道が無くなり、ここで右岸に渡渉する。
右岸にはもう一つの遊歩道であろう、立派な道が整備されていた。
両岸は絶壁となり渓谷感は出て来たが、沢は静かな流れだった。
道標に表示されていた ”孫渕”への予備知識がまったく無く、
どんな渕なのか楽しみが増えた。
うっ! これが ”孫渕”か? ”子渕”、”親渕”は無いのか?
遊歩道は ”孫渕”の横を通る。 小振りな渕であるが、一部に陽が当たり、紺碧の綺麗な沢水だった。
これは甌穴らしく、深さは5mあるらしいが、そうには見えなかった。
陽の当たっている箇所のみをクローズアップしてみる。
更にクローズアップしてみる。
両岸の絶壁が迫って来ると、樹木の奥に白い滝が見えだした。
27分にて落差23mの分岐瀑である ”ふぶきの滝”に着く。
陽が当たっていないのに光り輝く滝姿は ”ふぶきの滝”名がぴったりに思えた。
ゴツゴツした岩肌に沿って流れ落ちる分岐瀑は直瀑には無い激しさを感じる。
滝壺も綺麗な水で深そうに見えた。
復路では往路時よりも陽が当たっていたので、上流側から写真を撮る。
やはり深さ5mには見えなかった。
700m程上部のもう一つの遊歩道入口にも道標があり、すぐに判った。
狭いながらも駐車スペースもあった。
きつい下り階段に見えたが、しっかりとした遊歩道だった。
渡渉が無く5分で滝まで行けることから、こちらが正規の遊歩道に思える。
もう一つの遊歩道入口を確認に行く。
二級峡 深山の滝 妹背の滝 湯舟の滝 錦竜の滝 ふぶきの滝 比丘尼ヶ渕 羅漢大滝
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