広島県廿日市市吉和
Road Map :R186から県道296号線に入り、立岩貯水池に向かう。
Route Map:ハイカー用駐車場から滝見遊歩道を往復する。
よしわナビのHPから
総落差63m(落差49m)の2段滝はうっそうと茂る原生林の中に雄大な姿を見せる。 瀬戸谷は広島県2位の十方山に源流をもち、十方山の南斜面を南流している。
水量もかなりあり、源流は標高1200m以上にみられる頂上近くの平坦面で、瀬戸の滝は標高600mに位置するため、いっきに600mを流れ下っている。
瀬戸の滝
山中の滝なので困難な滝見になると予想していたが、立派な遊歩道が整備されており、楽ちんハイキングとなった。 次回、近くに来る予定があれば陽の当たる時間帯にもう一度訪れたいと思う。
瀬戸の滝 (落差49m)
せとのたき
ハイカー用の駐車場に車を停め、滝見遊歩道を歩く。
数多くの滝見を予定していたが、山間部の日暮れが早いので瀬戸の滝が最後の滝見となってしまった。 瀬戸の滝は遊歩道が良く整備されており、峡谷も滝も素晴らしく、陽射しのある時間帯に来てみたかった。
滝見散策時間:40分
'19年の広島遠征(4回目)
遅い時間になってしまったが、15時37分に遊歩道に入る。
”瀬戸の滝”まで800mなら丁度良いハイキングになりそうだ。
”瀬戸の滝”の遊歩道駐車場は県道296号線沿い、立岩貯水池の横なのですぐに見付けることが出来た。 広い駐車場にはトイレもあり。
”十方山”へのハイカーだと思われる車が3台停まっていた。
遊歩道に入るといきなり補修された橋と水量の多い渓流が見られて雰囲気良し。であった。
歩き易く整備された遊歩道と激しい渓流を見るだけでも満足出来た。
お陽さんは山影となってしまったが、沢水の透明度の高さは見て取れた。
2つ目の鉄骨橋で右岸に渡る。 吊橋と違い揺れることはなかった。
古びた倒木が多いのが残念ではあるが・・・
同じく橋の中央部から見た下流側。
橋の中央部から見た上流側。
おお!大好きな絶景が出てきた。 ここまでと同じトラス構造の鉄橋が3つ連なっている。
渓谷を見るとこの橋が無い時代には、おいそれと ”瀬戸の滝”には行けなかったのだろう。
20分程で大きな滝が見えて来た。 これが ”瀬戸の滝”だろう。
右岸に貧相な無名滝が流れ落ちていた。
写真より遥か上から流れ落ちているので落差は100m以上ありそうだ。
ネットから拾ってきた瀬戸の滝の詳細図。
滝の落差はいい加減なものが多いが、
これは正確に測定されている感じがする。
総落差49mの2段瀑である ”瀬戸の滝” 上段の滝は左岸側に寄らないと見えなかった。
落差19mあると言う上段の滝は一部しか見えなかった。
雰囲気の良い滝壺であるが、流木が痛々しい。
渓谷を楽しみながら復路につく。 陽が射す日中にもう一度来てみたい。
お城、タワー等の人工物は好きになれない性分であるが、池木屋山の
”宮ノ谷渓谷”で見た遊歩道橋以来、渓谷に掛かる橋のファンになっている。
観光地なら何らかの滝名が付いているのだろう。
なんでも無い沢と言えばなんでもないのだが・・・
陽光の下で見たかった深い渕。
16時17分に駐車場に戻って来る。 次の滝の予定は ”二段滝、奥の滝”であるが、
日暮れてしまいそうなので、ここで打ち切りとする。