有馬四十八滝

2005年02月05日



神戸市有馬町
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扁妙の滝氷瀑こちらから

兵庫の山』  六甲山系の氷瀑を愛でる。
今週、この冬一番の寒波がやって来たので氷瀑に期待して裏六甲の滝を見に行く。
只、昨日、今日と気温が高くなってしまったのでどこまで氷瀑しているか?

六甲ロープウエイ乗場横の林道を車で行けるはずであったが、砂防ダムの工事中で一般車は通行止めとなっている、ロープウエイ駅の駐車場に車を停めて林道を歩き始める。

20分歩けば林道終点となり湯殿谷への分岐点に出る。
更に15分で白石滝に着くがまったく氷瀑はしていない、手前の広場では沢山の人がお昼としている。
下山してくる人は一様に軽アイゼンを付けているが、アイゼンが必要と思われる箇所はまったくない、上級者コースと言われる谷間は少し凍っているが特に危険とは思われなかった。

百間滝は50%程凍っておりすばらしいアイスフォールになっていた、少し上にある似位滝も50%の出来、気温が5℃と暖かいので融け始めているのか。
尾根越えをして七曲り滝に行くが、こちらは70%程凍っており、今日見た4滝の中では一番綺麗な氷瀑であった。
六甲山系
ありましじゅうはちたき
最初に現われた”白石滝”(落差10m)はまったく氷瀑はしていなかったのでこの後の滝が心配になった。
この箇所で上級者コースに定められていると思うが、ロープがしっかりしており危険な箇所ではない。
ゴルジュ”を抜けるのはスリリングで面白い。二人のハイカーが下って行ったがかなり時間を要していた。
百間滝”(落差30m)は50%ほど氷瀑していた。
左には滝が流れており全面凍結には至っていない。
似位滝”も50%ほどの氷瀑、曇天の為、写真では氷瀑の輝きが現われない。
百間滝の滝口に登り尾根越えをすると”七曲滝”(落差30m)に出る。こちらは見事に氷瀑しており70%の出来。
似位滝”の滝壷へ登って行くハイカー。
七曲滝”の一部拡大。幾本ものツララが重なり合っており見事な景観となっている。
氷瀑する滝は日の当らない場所が多く、バカチョンカメラのせいか腕のせいか見た目程のきれいな写真が撮れない。どの滝も実物は結構迫力があるので自分の目で確認することを勧めます。

砂防ダムの建設工事は18年6月まで続く予定らしいので、それまでは林道を車で上がることは出来ず、ロープウエイ駅の駐車場(600円)に車を停めて林道を歩くことになるが、20分程なので丁度良い足慣らしと思えば良いか。今日はアイゼンを必要としなかったが、氷瀑を見に行くならアイゼンの持参は必見です。